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【解決事例データ/相続】相続財産として自宅不動産・県外の広大な土地・預貯金等のほか300点以上の美術品があった事案

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・次男(60代)

相続発生から6年経過しても解決に至らず、弁護士に依頼することにしました。

背 景

母親が亡くなったことによる相続の事案です。

相続人は子2名。遺産は、自宅不動産、県外にある広大な土地、預貯金、有価証券の他、絵画や骨とう品等の美術品がリスト化したものだけでも優に300点を超えました。

交渉・調停を経たものの解決に至らず、その後共有物分割訴訟に至り来所されました。当事務所に来所いただいた時点で相続発生から既に6年が経過していました。

主 張

当初はとにかく当事者間の感情の対立が強く、何を話すにも感情が先立ち、話が一つも前に進まない状態でした。

法定相続分に基づいて分割すること自体に争いはなかったことから、裁判所、相手方弁護士と三者で協力し、争点を細かく整理し、1つ1つ解決を図っていきました。

解決策

裁判所にも、共有物分割訴訟でありながら、多岐にわたる争点を含めた和解に向けてご協力いただきました。結局4年の歳月がかかりましたが、コロナの影響もあって裁判官が最後まで交代しなかったことも功を奏し、無事和解が成立しました。

双方が非常に感情的になってしまっていたことから、まず間違いなく当事者では解決ができない事案でありましたが、代理人として感情の部分と法律の部分を切り分け、一歩一歩は小さかったとしても解決に向けて確実に歩みを進めていけたことは間違いないと考えています。

結 果

訴訟期日を調停期日のように扱いながら、単に訴訟対応をするだけではなく相続にまつわる多岐にわたる争点を一挙に解決できたことが喜んでいただけました。

訴訟対応だけであれば、不動産の評価を争うだけでしたが、その他にも、土地の換価作業や、美術品の分割、その他相続発生から長期間経過した中での経費の精算等を併せて解決できました。特に県外の土地は広大であったことからこれを2筆に分筆して売却するなど苦労しました。

当初は、不動産を換価するにしても、美術品をリスト化するにしても、どちらが動くかというところから徹底抗戦の状態であり、糸口をつかむことも至難でしたが、少しずつ解決に向けて事案が動いていくうちに、双方当事者が感情を抑え、前向きに行動してくれるようになり、訴訟終盤にかけて解決へのスピードも上がっていきました。

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  • 性別:女性
  • 依頼者情報:Aさん・姪(30代)

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【解決事例データ/相続】相続放棄を条件とする他の相続人の生前贈与を、弁護士が特別受益と認めさせ不動産の単独相続を実現。

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・長男(60代)

両親の遺産を単独相続したい…

父Aさんが亡くなり、その後すぐに母Bさんも亡くなりました。姉Cさん(長女)はすでに他界していたので、相続人は依頼人のXさん(長男)、姉Y(次女)さん、Cさんの相続人であるDさん及びEさんでした。しかし、Dさん及びEさんは自らの相続分をⅩさんに譲渡したので、相続人はXさんとYさんのみになりました。 また、Yさんは相続権の放棄を条件に両親(以下、被相続人Aさん、Bさん)から生前贈与を受けていました。 そこで、Xさんとしては残りの相続財産である土地及び建物を穏便に単独相続をしたいと考え、ご相談にいらっしゃいました。

相続問題は弁護士に依頼することでトラブルなくスピーディーに解決できます。

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