農家だった父が亡くなり、弟夫婦と主張が対立した事案です。
弟夫妻が被相続人と同居し、農作業を行っていました。依頼者は、15年くらい前まで農業を手伝っていましたが、結婚を機に、自宅から離れました。
もう1人のきょうだいも含め、3人の間で遺産分割協議をしましたが、合意に至りませんでした。
当初、お電話での相談のみでしたが、遺産分割調停が申し立てられたことから当事務所にご依頼いただきました。
解決事例
当事者同士の協議では埒が明かず、調停を起こされてしまった。
農家だった父が亡くなり、弟夫婦と主張が対立した事案です。
弟夫妻が被相続人と同居し、農作業を行っていました。依頼者は、15年くらい前まで農業を手伝っていましたが、結婚を機に、自宅から離れました。
もう1人のきょうだいも含め、3人の間で遺産分割協議をしましたが、合意に至りませんでした。
当初、お電話での相談のみでしたが、遺産分割調停が申し立てられたことから当事務所にご依頼いただきました。
調停において、相続財産が開示されたものの(土地、建物、預貯金)、依頼者としては不動産が他にあると認識していました。
当方で調査した結果、被相続人の妻(故人)が、当該不動産を保有していたものの、生前に弟に贈与していたことが判明。
弟夫妻は耕作による寄与分を主張しましたが、依頼者は10年前までは耕作は依頼者が行っていたとの認識で寄与分についても対立しました。
期日を重ねる中で、不動産の評価額に不満は残るものの、早急な解決と、自宅の土地の取得、自宅隣地の畑の確保、最低限の現金を獲得することで調停は成立しました。
これまでのトラブルなどから、当事者同士では感情が先走って冷静な主張、協議ができないところ、弁護士が介入したことで、相手の主張の中から遺産分割に関する部分を切り分けて、整理し、冷静にご判断いただけました。
不動産に関する疑念も調査の結果払しょくできました。
早期解決と最低限の獲得目標を両立し、実現できました。
異母兄弟から突然「遺産分割協議書に署名捺印してほしい」という連絡がきたが、どうしたらよいかわからない。
相続発生から6年経過しても解決に至らず、弁護士に依頼することにしました。
推定相続人排除の申し立てを起こされ、どうしたらよいかわからない。
相続人には面識のない人もいて、そのうちひとりは協力的でなく困っている。
祖父母が亡くなったが、相続手続が未了。叔母との遺産分割協議をまとめて行いたい。