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【解決事例データ/相続】相続人も多く、1人が遺産分割協議に反対していたため調停で解決を目指した事案

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・次男(70代)

20年以上前に亡くなった父の相続について、遺産分割協議をしたが相続人の1人が反対してまとまらない。

背 景

20年以上前に亡くなった依頼者の父の相続に関する事案です。

依頼者の兄弟姉妹は、依頼者以外全員死亡しており、その子供たちとの協議になっていました。

被相続人が死亡した後も、長期間にわたり相手方の1名が遺産である不動産を賃貸し、収益を上げていたことから、取得時効の成立の可能性もある事案でした。事情を聴取・整理した結果、最近まで賃料の一部を依頼者にも渡していた証拠があったため、成立はしないであろうとの結論に達しました。

主 張

依頼者の意向としては、不動産を処分して、金銭を法定相続分で分けたいということ。

また、お墓を移して自分で面倒を見たいとのことのことでした。

解決策

既に不動産について意見の対立が顕在化していたので、調停による解決を提案し、進め方としては不動産の価値を上げたうえで、代償金分割を提案しました。また、別問題ですが遺産分割調停のなかで、祭祀承継の話を進めることにしました。

依頼者も含め相続人が7人と多かったため、協力的な相続人、中立的な相続人、対立にある相続人とでグルーピングを行い、対応を工夫しました。

細かい問題も散在していましたが、依頼者と相談し、お互い譲歩する方針で進めていきました。

結 果

結果としては、不動産の評価を査定価格としたうえで、各相続人が法定相続分で分割し、依頼者は代償金を取得するという内容で解決しました。また、お墓についても依頼者の希望どおりの解決ができました。

当事者間では、長期間にわたって解決できなかった問題を、問題点を洗い出して整理し、人間関係も整理したうえで受任から9か月で解決できたことに関し、喜んでいただけました。

不動産の価値についても納得した価格であること、お墓の問題も一緒に解決できたことも喜んでいただけました。

その他の解決事例

【解決事例データ/相続】相続財産として自宅不動産・県外の広大な土地・預貯金等のほか300点以上の美術品があった事案

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・次男(60代)

相続発生から6年経過しても解決に至らず、弁護士に依頼することにしました。

母親が亡くなったことによる相続の事案です。 相続人は子2名。遺産は、自宅不動産、県外にある広大な土地、預貯金、有価証券の他、絵画や骨とう品等の美術品がリスト化したものだけでも優に300点を超えました。 交渉・調停を経たものの解決に至らず、その後共有物分割訴訟に至り来所されました。当事務所に来所いただいた時点で相続発生から既に6年が経過していました。

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  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・長男(50代)

異母兄弟から突然「遺産分割協議書に署名捺印してほしい」という連絡がきたが、どうしたらよいかわからない。

生き別れた父が亡くなったとして、父の再婚後の子から遺産分割として500万円を支払うので遺産分割協議書に署名捺印をして欲しいという連絡が依頼者に急に来た事案です。相手方はとにかく合意書にサインをしろとの一点張りで自分ではどうしようもないと思い、当事務所へご相談にいらっしゃいました。

【解決事例データ/相続】相続放棄を条件とする他の相続人の生前贈与を、弁護士が特別受益と認めさせ不動産の単独相続を実現。

  • 性別:男性
  • 依頼者情報:Aさん・長男(60代)

両親の遺産を単独相続したい…

父Aさんが亡くなり、その後すぐに母Bさんも亡くなりました。姉Cさん(長女)はすでに他界していたので、相続人は依頼人のXさん(長男)、姉Y(次女)さん、Cさんの相続人であるDさん及びEさんでした。しかし、Dさん及びEさんは自らの相続分をⅩさんに譲渡したので、相続人はXさんとYさんのみになりました。 また、Yさんは相続権の放棄を条件に両親(以下、被相続人Aさん、Bさん)から生前贈与を受けていました。 そこで、Xさんとしては残りの相続財産である土地及び建物を穏便に単独相続をしたいと考え、ご相談にいらっしゃいました。

【解決事例データ/相続】代襲相続者が多く、相続人に面識がない人が多い中での遺産分割協議

  • 性別:女性
  • 依頼者情報:Aさん・姪(30代)

相続人には面識のない人もいて、そのうちひとりは協力的でなく困っている。

相続人が6人の遺産分割協議でしたが、代襲相続者が多く、依頼者も面識がない人が多かった事案です。 被相続人が生前中に受けた相続について登記していなかったため、二次相続の遺産分割協議を作成する必要もありました。  

【解決事例データ/相続】孫として、祖父母の代襲相続をまとめて行う旨の遺産分割協議

  • 性別:女性
  • 依頼者情報:Aさん・長女(40代)

祖父母が亡くなったが、相続手続が未了。叔母との遺産分割協議をまとめて行いたい。

依頼者の父はすでに他界しており、その後で父方の祖父、祖母が亡くなりました。 依頼者は、祖父と祖母を「代襲相続」により、亡くなった父に代わって相続することができます。 しかし、叔母も高齢であるため話がなかなか前に進まず、祖父母の双方の遺産分割手続きが未了となってしまっていました。

相続問題は弁護士に依頼することでトラブルなくスピーディーに解決できます。

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