
依頼者情報 | Aさん・60代・女性 |
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事故当事者との関係 | 本人 |
事故の概要
本件は、ショッピングモールの駐車場内における依頼者が運転する自転車と自動車の衝突事故です。この事故により、依頼者には、骨折をするなどの大怪我を負いました。
依頼者は、弊所にご依頼される前、相手方保険会社との交渉を弁護士に依頼することなく、単独で行っていました。しかしながら、相手方保険会社は強気で交渉を推し進め、とくに過失割合については、「相手方:依頼者=6対4」と提示し、頑なに譲歩する姿勢を見せることはありませんでした。このような状況に困り果てた依頼者は、弊所にご依頼される運びとなりました。
弁護士がお役に立てた点
ご依頼の際は、相手方保険会社との間で過失割合に相応の争いがあったため、訴訟への移行もやむなしと考えておりましたが、まずは交渉において相手方保険会社が提示する過失割合の合理的な根拠を示すよう求めると、その内容に不合理な点があることが多々明らかとなったことから、判例調査などを重ねたうえで徹底的に争うことにしました。
すると、数度のやり取りを経て、最終的には、我々の主張する過失割合である「相手方:依頼者=9対1」という内容で、相手方保険会社が受け入れ、合意をするに至りました。
依頼者に喜んでいただけた点
概ね当方の主張が認められたる形で合意に至ったことから、依頼者の方の納得のいく形で解決を図ることができ、大変喜んでいただけました。