夜間に発生した死亡事故・過失割合が争点になった事例

依頼者情報 Aさん・50代・女性
事故当事者との関係

事故の概要

他県で発生した死亡事故。当事務所支店近隣のご遺族からの依頼で損害賠償請求訴訟を受任しました。

夜の車道での歩行者対自動車の事故であったため、過失割合が争点となり、加害者(の保険会社)からは夜間であるため自動車側の過失は少ないとの主張がされました。

弁護士がお役に立てた点

他県の事故現場に、事故当日と同じ時刻に行き、現場の明るさや電灯の位置などを写真撮影して、裁判所に写真撮影報告書を提出しました。

その結果、現場は夜でもある程度明るい場所であったことを裁判所から理解してもらうことができ、夜間の事故ではあるものの、自動車側が歩行者を確認することは十分可能であり、自動車側の過失は大きいとの判断が行われました。

依頼者に喜んでいただけた点

過失相殺の議論は、いわば亡くなった方の「落ち度」を指摘するものです。自動車側の過失が大きく被害者側の過失が少ないという判断が行われたことにより、ご遺族の無念を少しでも晴らすことができ、喜んでいただけました。

 

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