借金の相談窓口4つと、弁護士相談で解決する6つのこと
借金で苦しむ期間が長引くと、心身ともに疲弊します。
借金を返済する目処が立たない場合は、信頼できる第三者に相談をして解決するのも1つです。
- 借金問題の相談窓口
- 弁護士相談で解決すること
- 弁護士に相談するか判断するポイント
目次
借金問題の相談窓口4つ
ここでは借金問題に困った時の相談先を紹介します。
弁護士
債務整理をして借金を軽減したい場合は、弁護士に直接相談するのがおすすめです。
弁護士以外の相談先に相談した場合、相談だけはできます。ただ、債務整理を進めようと思うと最終的には弁護士に依頼することになります。
司法書士
司法書士にも、借金に関する悩みを相談できます。
ただし司法書士は弁護士と比較すると、借金に関する対応業務が少ないデメリットがあります。
どの司法書士に相談すれば良いのか分からない人は、無料相談を利用しましょう。
日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会は、借金に苦しむ人へ向けて無料カウンセリングを行っています。
公益財団法人が運営しているため、相談内容が流出する心配はありません。
弁護士カウンセラーと家計アドバイザーが相談者の借金状況や収入を聞いて、今後どのように対策すればよいのかアドバイスしてくれます。
市役所
市区町村の役場では、借金の相談ができる相談会を定期開催しています。
1人あたり約20分程度しか時間はありませんが、借金以外にも様々な法律相談が可能です。
相談した弁護士と相性が良ければ、すぐに契約して手続きを進めてもらうこともできます。
開催日や予約の状況はお住まいの地域によって異なるので、相談窓口に聞いてみましょう。
補足:非弁提携に注意
借金問題を相談する際に注意しなければならないのが、非弁提携です。
非弁提携とは、弁護士資格を有していないものが、弁護士と結託して弁護士業務を取り扱うこと、もしくは事件の紹介を受けることです。
弁護士法では、ごく一部の例外を除いて弁護士の資格を有していないものが、弁護士業務を行うことを禁止しています。
借金について弁護士相談で解決する6つのこと
借金の悩みを弁護士に相談するメリットを解説します。
借金減額の手続きを全て代理できるのは弁護士だけ
借金問題を解決する手段としては、債務整理手続きが挙げられます。
債務整理手続きを取り扱っているのは、弁護士か認定司法書士だけです。債務整理ができること自体はどちらも同じですが、対応できる内容や業務に関して大きな違いがあります。
その中でも最大の違いは、借金減額の手続きを全て代理できるのは弁護士だけである点です。
【弁護士ができて認定司法書士ができないこと】
- 140万円を超える金額は弁護士しか取り扱えない
- 弁護士は全ての裁判所に訴えることができるが、司法書士は簡易裁判所にしか訴えることができない
- 自己破産や個人再生は弁護士しか代理人になれない
司法書士に相談してから弁護士に再度相談し直すと余計に時間と費用がかかります。上記3点に当てはまりそうな場合は弁護士に相談するのが無難です。
最適な解決方法がわかる
債務整理には以下の方法があります。
- 任意整理:将来利息をカットし、借金を減額する手続き
- 個人再生:借金を圧縮し、3~5年で返済をする手続き
- 自己破産:借金全額を免除してもらう手続き
借金の悩みを弁護士に相談すれば、最適の解決方法がわかります。
最適な解決方法がわからない方は、弁護士に相談しましょう。
取り立てが止まる
弁護士に依頼して債務整理手続きを進めれば、債権者からの取り立てや催促が止まります。
ご依頼後、弁護士は債権者に受任通知を送ります。受任通知を受け取った債権者は、債務者に対して取り立てや催促の連絡をできなくなります。
債権者との交渉を任せられる
債権者との交渉をすべて任せられます。
例えば、任意整理をする際は債権者と交渉をして、合意を得る必要があります。
自力で借金をなんとかしようとすると、交渉の段階でつまずきます。
任意整理に精通している弁護士であれば、粘り強い減額交渉が可能なので、有利な結果で手続きを進められます。
事務手続きをすべて任せられる
債務整理の事務手続きは複雑です。
自分で手続きを進めると、弁護士に頼んだ場合と比較して何倍も時間がかかります。
事務手続きは弁護士に任せるのが無難です。
極力家族にばれないよう解決できる
現在借金を抱えている人にとって、1番恐れているのが家族にばれてしまうことなのではないでしょうか?
弁護士に相談すれば、家族にばれることなく借金問題を解決できます。
債権者とのやりとりはすべて弁護士が代理で行ってくれるため、手紙や電話が自宅にきて、借金がばれることもありません。
借金問題を弁護士に相談するかどうか判断するポイント
借金問題を弁護士に相談するべきかどうか、判断できずに迷っている人も多いです。
相談するかどうか判断する基準を解説します。
借金の返済が長引いている
借金返済をしているにも関わらず、完済する見通しが立たない人は弁護士に相談しましょう。
特に10年以上借金を返済している人は、利息を支払い過ぎており過払い金が発生している可能性があります。
場合によっては既に借金は完済しているにも関わらず、払い続けている可能性もあるでしょう。過払い金が発生している場合、余分に支払った利息は帰ってくる可能性もあるため弁護士に相談してください。
完済できる目処が立たない
毎月返済していても借金が減らないようであれば、債務整理を検討しましょう。
多重債務に陥っている
多重債務とは、借金を返済できず、他から借りた借金で借金を返済する状態のことです。
多重債務に陥ると、雪だるま式に借金額が増えてしまうため、完済は困難です。
毎月の収入が全て返済に回っている人は、すぐにでも弁護士に相談しましょう。
利息の返済にしか手が回らない
利息の支払いに追われて元本の返済に手が回らないケースがあります。
過去数年間の返済状況を振り返って、利息の返済にしか手が回っていないのであれば弁護士に相談してください。
例えば、任意整理で利息をカットし、元本の返済だけに集中することも可能です。
ある程度の財産・資産はあるが借金の返済が難しい
例えば、現在住宅ローンの支払いを行っており、ある程度の財産や資産はあったとしても借金の返済が難しいケースがあります。
持ち家や車は手放したくない人は、できるだけ早い段階で弁護士に相談しましょう。
例えば個人再生であれば、持ち家や車を手放すことなく借金を減らせます。
借金問題でお困りの方はネクスパート法律事務所にご相談ください
私たちネクスパート法律事務所では、債務整理に精通した弁護士が借金の相談から解決まで寄り添ってサポートを行います。
債務整理経験が豊富な弁護士が無料相談を受け付けています
これまで5,000件以上の債務整理案件を解決してきた経験豊富な弁護士が、借金に関する相談を無料で受け付けています。
ご相談に訪れた方の借金額や収入によって、最適の解決方法をご提案します。
相談は何度でも無料なので、費用面を気にすることなく納得のいく解決方法を一緒に探りましょう。
最短即日に受任通知を送付します
当事務所ではご依頼いただいたその日に受任通知を送るため、債権者からの取り立てと支払いがストップします。
その後の手続きはすべて債務整理手続きに精通した弁護士が担当するので、安心して生活を立て直すことだけに集中してください。
費用の分割払い対応【毎月3万円〜】
当事務所での債務整理に必要な弁護士費用(税込)は、以下の通りです。
- 相談料:何度でも無料
- 任意整理:着手金3万3,000円〜、成功報酬2万2,000円~
- 自己破産・個人再生:44万円〜
- 民事再生(住宅資金特別条項あり):55万円〜
- 過払金請求:回収額の22%相当額
一括払いでのお支払いが難しい人には、弁護士費用の分割払いにも対応しています。
相談者の収入・資産・借金額によって異なりますが、毎月3万円〜の分割払いが可能です。費用面で不安を抱えている方でも無理なく返済できるので、ぜひ1度無料相談で借金に関するお悩みをお聞かせください。
まとめ
現在借金に苦しんでおり返済の目処が立たず途方に暮れているという人は、すぐに弁護士に相談しましょう。
一人で抱え込んでいる時間が長引いてしまうと、返済額が膨らみ負担が増えてしまいます。
毎月の返済日や債権者からの催促・取り立てしか頭に浮かばない状態になると、日常生活を送ることも困難です。
ネクスパート法律事務所であれば無料相談に対応・弁護士費用の分割払いにも対応しています。費用が心配な方も、まずはお気軽にご相談ください