借金の相談はどこがおすすめ?弁護士・公的窓口等の無料相談先一覧
お金に関する悩みは人に相談しにくいため、誰にも打ち明けられず一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
借金を返済できなくなり数か月滞納が続くと、債権者から一括返済されたり、財産を差し押さえられたりする可能性があります。
借金問題は、対応が遅れれば遅れるほど取りうる選択肢も少なくなるので、なるべく早い段階で専門家に相談することをおすすめします。
この記事では、借金の無料相談窓口8つと無料相談を活用するコツなどについて解説します。
借金の無料相談先一覧 | ||
名称 | 相談料 | 特徴 |
法律事務所 | ・初回相談料無料の事務所あり
・有料の場合は30分5,500円程度 |
弁護士による法律相談 |
司法書士事務所 | ・初回相談料無料の事務所あり
・有料の場合は30分5,500円程度 |
司法書士による法律相談 |
日本貸金業協会 | 無料 | 生活再建支援カウンセリングあり |
弁護士会の法律相談センター | 無料または有料(各地の法律相談センターによる) | 一般法律相談、弁護士紹介あり |
日本クレジットカウンセリング協会 | 無料 | 家計カウンセリングや無料の任意整理を提供 |
消費者生活センター | 無料 | 消費全般にわたる相談に対応 |
法テラス(日本司法支援センター) | 収入・資産等の一定条件を満たす場合は無料 | 適切な相談機関を案内・弁護士費用の立替え制度あり |
市区町村の無料法律相談 | 無料 | 該当地域の住民向け |
借金にお悩みの方が、解決の糸口を掴む助けになれば幸いです。
目次
- 1 借金の無料相談窓口8つ|状況・悩みに応じた相談先を紹介
- 1.1 法律事務所|自力での借金返済が難しい…最適な解決方法を知りたい!
- 1.2 司法書士事務所|借金は少ないけど自力で返せない…費用も抑えたい!
- 1.3 日本貸金業協会|ギャンブルがやめられない・・・生活を立て直したい!
- 1.4 各弁護士会の法律相談センター|債務整理の手続きを知りたい!弁護士を紹介して欲しい!
- 1.5 日本クレジットカウンセリング協会|カウンセリングを受けながら無料で任意整理したい!
- 1.6 消費者生活センター|多重債務や闇金からの借入れに関する悩みを相談したい!
- 1.7 法テラス(日本司法支援センター)|誰に相談したらいいか分からない!
- 1.8 市区町村の無料法律相談|なるべく近所で弁護士の無料相談を受けたい!
- 2 借金の無料相談窓口を有効活用するコツ
- 3 借金の相談は弁護士がおすすめ!弁護士に相談・依頼するメリット
- 4 借金を相談する弁護士の探し方・選び方
- 5 弁護士への借金相談に関するQ&A
- 6 借金減額のご相談はネクスパート法律事務所にお任せください
- 7 まとめ
借金の無料相談窓口8つ|状況・悩みに応じた相談先を紹介
ここでは、借金の状況や悩みに応じた無料相談窓口を8つ紹介します。
法律事務所|自力での借金返済が難しい…最適な解決方法を知りたい!
法律事務所には、借金に関する初回相談を無料としている事務所が多くあります。
弁護士は、法律事務全般を取り扱う法律家です。借金問題についても法律的な観点からの専門的なアドバイスが行えます。
法律事務所に相談できること
法律事務所には、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 借金の返済が難しくなってきたが、債務整理すべきかどうか分からない
- 債務整理を検討しているが、どの手続きを選べばよいか分からない
- 債務整理の各手続きの概要やメリット・デメリットを知りたい
- 多重債務で住宅ローンの返済が難しいが、家を残して借金を整理したい
- 長い間返済をしていなかった借金について、債権者から督促書面が届いた
- 消費者金融への返済のために高利貸し(闇金)からお金を借りてしまった
- 知人の債務の保証人になっていたが知人が破産してしまった
- 債権者から訴訟を起こされた、給与を差し押さえられた
- 債務整理をしたら、どの程度借金が減額されるのか知りたい
- 借金の存在を周囲に知られることなく解決したい
- 債務整理によって生活にどのような変化が生じるのか知りたい
法律事務所のサポート内容
法律事務所に借金問題の解決を正式に依頼すると、以下のサポートを受けられます。
- 受任通知の送付により催促や取り立てを止めてもらえる
- 債権調査や書類作成などの複雑な手続きを代行してもらえる
- 債権者や裁判所とのやり取りの窓口になってもらえる
法律事務所がおすすめなのはこんな人
債務整理を検討しているなど、借金問題の解決に向けて具体的なアクションを起こしたい人におすすめの相談先です。
無料相談を積極的に利用して借金問題をどのように解決すれば良いか、弁護士からアドバイスをもらいましょう。
法律事務所の営業時間・連絡先
インターネットで、「借金 無料相談」や「債務整理 無料相談」などのキーワードで検索し、検索結果の中から、法律事務所を探す方法があります。弁護士検索や法律相談のポータルサイトを利用するのも有効です。
ネクスパート法律事務所の営業時間・連絡先は以下のとおりです。
営業時間 | 24時間相談受付 |
電話 | 0120-949-229 |
メール | メール相談フォーム |
URL | https://nexpert-law.com/saimu/ |
司法書士事務所|借金は少ないけど自力で返せない…費用も抑えたい!
司法書士の基本的な業務は、不動産登記や供託手続きや法的機関に提出する書類の作成代行などです。借金問題については、以下の範囲で対応できます。
- 自己破産・個人再生の申立書類の作成代行・資料収集サポート
- 債権者1社につき元金140万円以下の借金の任意整理交渉(認定司法書士のみ対応可)
司法書士事務所に相談できること
司法書士事務所には、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 1社あたり元本140万円以下の任意整理を依頼すると費用がいくらかかるのか知りたい
- 債務整理の各手続きの概要やメリット・デメリットを知りたい
- 自己破産や個人再生の申立書類を自分で作成できる自信がない
司法書士事務所がおすすめなのはこんな人
司法書士事務所は、以下に該当する方におすすめの相談先です。
- 1社につき元本140万円以下の借金の任意整理を検討している
- 自己破産や個人再生を自分でしたいが申立書類の作成等に不安を感じている
書類の作成代行は認定司法書士以外の司法書士も行えますが、債権者に受任通知を送ることができるのは認定司法書士に限られます。
債権者からの督促や取り立てにお悩みの方は、認定司法書士に依頼することをおすすめします。
司法書士事務所の営業時間・連絡先
インターネットで、「借金 無料相談」や「債務整理 無料相談」などのキーワードで検索し、検索結果の中から、司法書士事務所を探す方法があります。
日本貸金業協会|ギャンブルがやめられない・・・生活を立て直したい!
日本貸金業協会は、貸金業務に関連する借入れや返済の相談や貸金業者の業務に対する苦情や紛争解決窓口として、貸金業相談・紛争解決センターを運営しています。
具体的には、債務の原因や相談者の状況に応じて、以下のような対応を行っています。
- 債務整理の方法等についての助言・情報提供
- 再発防止を目的としたカウンセリング・家計管理の実行支援
- 他の相談機関の照会
- 貸金業者の業務に関する苦情に関わる内容の調査
- 貸金業者への業務の改善・解決要請
日本貸金業協会に相談できること
日本貸金業協会では、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 借金の返済が苦しいがどうしたらよいかわからない
- 闇金からお金を借りてしまって取り立てに悩んでいる
- 浪費やギャンブル等の依存症で自分や家族の生活に支障を生じさせるおそれがある
- 約定通りの返済を続けられるように家計収支の改善を図りたい
- 紛争解決手続き(ADR)を利用したい
日本貸金業協会がおすすめなのはこんな人
日本貸金業会は、債務整理等で借金を整理するだけでなく、借金の原因(ギャンブルや浪費等)を根本的に解決・克服したい人におすすめの相談先です。
日本貸金業協会の営業時間・連絡先
日本貸金業協会の営業時間や連絡先は、以下のとおりです。
営業時間 | 9:00~17:00(土・日・祝祭日を除く) |
電話 | 0570-051-051 |
URL | https://www.j-fsa.or.jp/personal/ |
各弁護士会の法律相談センター|債務整理の手続きを知りたい!弁護士を紹介して欲しい!
各地の弁護士会は、法律に関する総合相談所として法律相談センターを運営しています。弁護士会館をはじめ、全国約300か所で法律相談や弁護士の紹介業務が実施されています。
相談料は法律相談センターによって異なりますが、無料相談や電話相談に対応しているセンターもあります。
法律相談センターに相談できること
法律相談センターでの相談時間は、概ね30分です。時間が限られているため、個別具体的なアドバイスが得られるとは限りませんが、以下のような悩みや疑問を相談できます。
- 借金問題の一般的な解決方法や手続きの流れを知りたい
- 弁護士に借金問題の解決を依頼した方がよいかどうか
- 弁護士に借金問題の解決を依頼するとどのくらいの費用がかかるか
法律相談センターがおすすめなのはこんな人
法律相談センターは、これまで一度も弁護士などに相談したことがない方や、自分で弁護士を探せない方におすすめの相談先です。
法律相談センターの営業時間・連絡先など
全国の法律相談センターの所在・連絡先・予約方法等の詳細は以下をご参照ください。
参考:日本弁護士連合会:全国の弁護士会の法律相談センター (nichibenren.or.jp)
日本クレジットカウンセリング協会|カウンセリングを受けながら無料で任意整理したい!
日本クレジットカウンセリング協会は、クレジットカードや消費者ローンを複数利用している方に対して、消費者保護の立場から公正・中立なカウンセリングを行っている公益財団法人です。家計再建のためのカウンセリング、協会による任意整理などが無料で提供されています。
日本クレジットカウンセリング協会に相談できること
日本クレジットカウンセリング協会には、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 複数クレジットカードやキャッシング利用でできた借金の解決方法を知りたい
- 協会による無料の任意整理が利用できるかどうか知りたい
- 個人再生や自己破産でしか解決できない場合は弁護士を紹介して欲しい
- 家計を立て直すためのカウンセリングを受けたい
日本クレジットカウンセリング協会がおすすめなのはこんな人
日本クレジットカウンセリング協会は、家計カウンセリングを受けながら無料で借金解決の方法を探りたい方におすすめの相談先です。
日本クレジットカウンセリング協会の営業時間・連絡先など
日本クレジットカウンセリング協会の営業時間や連絡先は以下のとおりです。
営業時間 | 10:00~12:40
14:00~16:40 (土・日・祝祭日を除く) |
電話 | 0570-031640 |
URL | http://www.jcco.or.jp/ |
消費者生活センター|多重債務や闇金からの借入れに関する悩みを相談したい!
消費生活センター(国民生活センター)では、消費生活全般に関する相談を専門の相談員が、多重債務や闇金からの借入れに関する相談を無料で受け付けています。
消費者生活センターに相談できること
消費者生活センターでは、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 悪質商法に引っかかってしまい多額の借金を抱えてしまった
- 多重債務などの借金問題の一般的な解決方法を知りたい
- 闇金から借金してしまい、取り立てに対する対応に悩んでいる
- どのような専門機関に相談すれば良いか
- 利用している消費者金融が闇金かどうか知りたい
消費者生活センターがおすすめなのはこんな人
消費者生活センターは、具体的な解決策を知りたい方ではなく、簡単な相談やアドバイスを求める方におすすめの相談先です。
消費者生活センターの営業時間・連絡先
消費者生活センターの営業時間や連絡先は、以下のとおりです。
営業時間 | 10:00〜12:00
13:00〜16:00 (土日祝日、年末年始を除く) |
消費者ホットライン(全国統一番号) | 局番なし188 |
URL | https://www.kokusen.go.jp/map/ |
法テラス(日本司法支援センター)|誰に相談したらいいか分からない!
法テラスとは、国が設立した法的トラブル解決のための総合案内所です。法律相談や適切な相談機関の情報提供等を行っています。
収入や資産などの一定条件を満たせば、無料法律相談や弁護士費用の立替制度を利用できます。
法テラスに相談できること
法テラスには、主に以下のような悩みや疑問を相談できます。
- 借金問題の一般的な解決方法を知りたい
- どの機関に相談するのが適切か知りたい
- 借金問題の解決を専門家に依頼したいが、費用を払えない
- なるべく安い費用で債務整理したい
法テラスがおすすめなのはこんな人
法テラスは、借金についてどこに相談すればよいかわからない方や、収入や資産がなく専門家への依頼にお困りの方におすすめの相談先です。
法テラスの営業時間・連絡先
法テラスの営業時間や連絡先は、以下のとおりです。
営業時間 | 平日:9: 00~21:00
土曜:9:00~17:00 |
電話 | 0570-078374 |
メール | お問い合わせフォームから |
URL | https://www.houterasu.or.jp/madoguchi_info/index.html |
※なお、当事務所では法テラスの民事法律扶助制度の利用を希望される方からのご相談は現在受け付けておりません。
市区町村の無料法律相談|なるべく近所で弁護士の無料相談を受けたい!
市区町村役場では、地域に居住している方が利用できる無料法律相談が定期的に実施されています。相談時間は30分程度なので、個別具体的なアドバイスは望めませんが、お住まいの地域で気軽に弁護士に相談できます。
市区町村の無料法律相談で相談できること
市区町村の無料法律相談では、主に以下の悩みや疑問を相談できます。
- 借金問題の解決方法にはどのような手続きがあるか
- 借金問題の解決を弁護士に依頼すべき状況はどんなときか
- 債務整理の各手続きのメリット・デメリットを知りたい
- 弁護士に債務整理を依頼した場合の費用相場を知りたい
市区町村の無料法律相談がおすすめなのはこんな人
市区町村の無料法律相談は、お住まいの地域で無料相談を受けたい方や、借金問題の一般的な疑問を弁護士に無料で相談したい方におすすめの相談先です。
市区町村の無料法律相談の問い合わせ先
お住まいの市区町村役場の掲示板やホームページ等で、無料法律相談に関する情報が確認できます。無料法律相談の実施日や予約方法等の詳細は、お住まいの市区町村にお問合せください。
借金の無料相談窓口を有効活用するコツ
ここでは、借金の無料相談を有効活用するために必要な事前準備について解説します。
借入先・借入額一覧を作る
どの相談先でも無料相談には時間制限があります。相談前に以下の点をメモにまとめておくと、スムーズに相談を進められます。
- 借入先の名称
- 現在の借入残高
- 借入を開始した時期
- 最後に返済した日
- 毎月の返済額
- 滞納の有無・債権者からの督促の有無
- 保証人の有無
- 訴訟や強制執行の有無
収入や家計の状況をまとめておく
現在の収入や家計の状況をメモにまとめておきましょう。
収入の範囲で無理なく返済できる金額(月額)も割り出しておくとよいでしょう。
相談内容をメモしておく
限られた時間の中で効率的なアドバイスを受けるために、事前に相談内容や質問事項等の要点をまとめたメモを用意しましょう。
事実を包み隠さず話す
借金の原因がギャンブルや浪費であるなど、不利なことも包み隠さず正直に話しましょう。
事実を正確に把握できなければ、弁護士は適切なアドバイス・対応ができません。
弁護士には守秘義務があるので、安心してお話ください。
納得がいくまで相談する
一度の相談で不安や疑問を解消できなければ、納得がいくまで相談を受けましょう。複数の相談先の無料相談を利用して、比較検討するのもよいでしょう。
借金の相談は弁護士がおすすめ!弁護士に相談・依頼するメリット
ここでは、弁護士に借金問題の解決を相談・依頼をするメリットを紹介します。
減額できる金額や債務整理後の生活をイメージできる
弁護士に相談すれば、ご自身の借金の状況から、具体的にどの程度借金が減り、毎月どの程度の負担が軽減できるかなどを見立ててもらえます。
返済期間などの見通しも立てられるため、債務整理後の生活をイメージしやすくなります。



現在 | 任意整理後 | ||
---|---|---|---|
返済期間 | 年か月 | 3年0か月 | 5年0か月 |
返済回数 | 回 | 36回 | 60回 |
毎月の返済額 | 円 | 円 | 円 |
返済総額 | 円 | 円 |
※発生済みの経過利息・遅延損害金等は計算結果に含まれていません。より正確な結果を知りたい場合は、電話または相談フォームからご相談をご予約下さい。
※シミュレーション結果に関するお問い合わせにはご対応致しかねます。
※個人再生のシミュレーションはできません。
※住宅ローンや奨学金など、低金利・長期返済の借り入れ分についてはこの限りではありません。
※所得税・住民税等の公租公課、健康保険料、年金等は債務整理の対象にすることができません。
自分に適した解決法を提案してくれる
債務整理には、主に以下の3つの手続きがあります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
どの手続きが最適かは、借金の総額や収入状況、持っている資産等によって異なります。
弁護士であれば、専門的な視点で相談者に適した解決方法を提案できます。
正式に依頼した段階で催促や取り立てが止む
債務整理の依頼を受けた弁護士は、各債権者に受任通知を送ります。
受任通知は、貸金業者や債権回収会社からの直接の催促や取り立てを停止させる効果があります。受任通知送付後は、一時的に返済も停止できるため、取り立てや返済に悩まされていた日々から解放され、生活の立て直しに専念できます。
スムーズな解決が期待できる
債務整理を自力で行うと、法的知識の欠如や交渉のノウハウ不足により、手続きがスムーズに進まなかったり、債権者が交渉に応じてくれなかったりすることがあります。
弁護士に依頼すれば、複雑な手続きや面倒な交渉を全て任せられるので、精神面や時間の負担を感じずに解決を図れます。
必要な手続きを代行してもらえる
債務整理を弁護士に依頼すれば、以下のような手続きを代行してもらえます。
- 債権調査・取引記録の開示請求
- 利息制限法に基づく借入金の引き直し計算
- 債権者との交渉
- 個人再生・自己破産などの申立書類の作成・必要書類の収集
- 裁判所との書類の授受
- 裁判所とのやり取り
いずれも手続きは複雑で、専門知識やノウハウを必要とする場合があります。弁護士に依頼すれば、このような作業を自ら行わなくても済みます。
家族や職場に知られるリスクを最小限に抑えられる
債務整理を自力で行うと、債権者や裁判所からの連絡や郵便物により、周囲の人に借金の存在や債務整理の事実を知られる可能性があります。
弁護士に依頼すれば、債権者や裁判所からの連絡・郵便等は、窓口である弁護士に届くので、家族や職場に知られるリスクを最小限に抑えられます。
借金を相談する弁護士の探し方・選び方
ここでは、借金を相談する弁護士の探し方・選び方を紹介します。
債務整理のノウハウ・実績が豊富
借金の相談をするなら、債務整理のノウハウ・実績が豊富な弁護士を探しましょう。
ホームページ等で解決実績を掲載している事務所や、債務整理に関するコンテンツが豊富に掲載されている事務所を探すのも有効な手段です。
無料相談を複数利用・比較検討して、ご自身の悩みに最も適切なアドバイスしてくれた弁護士に依頼するのもよいでしょう。
迅速・丁寧な対応
初回問い合わせや面談予約時に、迅速・丁寧な対応をしてくれる弁護士を選びましょう。
初回面談では、なるべく専門用語を使わずにわかりやすく説明してくれるか、親身になって解決方法を考えてくれるかなど、話しやすさや弁護士との相性を確認するのも重要です。
料金が明確
料金体系が明瞭な法律事務所を選びましょう。どの手続きを依頼すればいくらかかるのか、見積書を作成するなど明確に料金を説明してくれる事務所であれば、安心して任せられます。
費用の分割払いに対応
債務整理を検討中の方は、弁護士費用の支払も懸念事項の一つでしょう。まとまったお金を用意できない場合は、着手金・手数料の分割払いに応じている事務所を探すとよいでしょう。
補足:非弁提携に注意
非弁提携とは、弁護士が弁護士資格のない人や業者に弁護士名を使わせたり、有料紹介を受けたりする行為です。
非弁提携弁護士に相談をすると、事件の処理が杜撰だったり、高額な報酬を請求されたりするため、大きなトラブルに発展する可能性が高いので注意が必要です。
以下のような場合は、非弁提携弁護士である可能性が高いです。
- 公的機関でない機関から弁護士を紹介された
- 弁護士の紹介料を請求された
- 在籍している弁護士が一人で、ホームページのどこにも顔写真が掲載されていない
- 事務所での面談で弁護士が顔を出さない
弁護士への借金相談に関するQ&A
ここでは、弁護士への借金相談に関してよくある質問とその回答を紹介します。
どんなことを聞かれる?
借金に関する法律相談では、弁護士から主に以下の点を質問されます。
- 借入先の名称
- 借金の総額
- 月々の返済額
- 初めて借金をした理由
- 借金が膨らんだ理由
- 返済ができなくなった理由
- 収入・勤務状況
- 家計の状況・家族構成
- 収入の範囲で返済できる月額
- 持っている財産の内容
これらの質問にすぐに答えられるよう準備しておけば、スムーズに相談を進められます。
弁護士に説教されたりしない?
弁護士に借金の相談をすると、「怒られそう」、「説教されそう」というイメージを持たれている方が多いようです。弁護士は、相談者が借金に長い間悩み、藁にもすがる思いで相談に来ていることを理解しています。
相談者が必要としているのは説教ではなく法的サポートであることを念頭に置いているため、借金の理由を問いただして説教したり、怒ったりすることはありません。
緊張せずに安心して相談しましょう。
相談したら必ず依頼しなければならない?
無料相談・有料相談のいずれも、相談した弁護士に必ず依頼しなければならないわけではありません。
初めて弁護士に相談する方は、複数の事務所の無料相談を利用して、誰に依頼するのが一番よいかを比較検討するのもよいでしょう。
本人以外の家族も相談できる?
ご本人に債務整理をする意思がなければ、家族であっても勝手に手続きを進めることはできません。そのため、ご本人以外の方からの債務整理の相談は原則として受け付けられません。
ご本人の承諾があれば、ご家族が相談に同席することを可能とする事務所もあります。
債務整理は自力でできる?
債務整理はどの手続きも自分でできますが、専門家と比べると法律に関する知識量や経験値に欠けるため、手続きが停滞したり、最悪の場合は失敗に終わったりすることもあります。
自分で債務整理をすると、債権者からの取立ても止められません。書類の準備や債権者との交渉中も取り立てが続くため、精神的に負担がかかります。
周囲に知られず借金を減額できる?
弁護士に依頼すれば、債権者や裁判所のやり取りを任せられるため、電話や郵便が原因で周囲にバレる確率を低くできます。
依頼者が希望すれば、以下のような方法で周囲に知られぬよう配慮してもらえます。
- 事務所封筒の使用を控える
- 郵便物の差出人を個人名にする
- 連絡先を携帯電話番号に限定する
- 書類は事務所で受け渡しする
- 重要書類以外はメール添付で送信する
税金や社会保険料の未納問題も相談できる?
税金や社会保険料は、債務整理しても減額・免除できません。公租公課は、一般的な借金より返済する優先度が高い債権だからです。
税金や社会保険料以外の借金がある場合は、それらの借金を債務整理することで、税金や社会保険料の滞納が解消できる可能性があります。
借金減額のご相談はネクスパート法律事務所にお任せください
ここでは、ネクスパート法律事務所の借金問題の解決事例を紹介します。
当事務所が選ばれる理由
5000件超の豊富な相談実績
当事務所には借金に関する数多くのご相談が寄せられ、これまで5,000件以上の債務整理案件を取り扱ってきました。蓄積されたノウハウを活かした迅速な手続きを提供できます。
事前のご予約で夜間・休日対応可能
お仕事の都合上、平日日中の相談が困難な方もいらっしゃると思います。
事前にご予約をいただければ、夜間や休日でも相談に対応します。受付時間は平日土日問わず24時間行なっておりますので、お気軽にお問合せください。
月3万円〜分割払い対応
弁護士費用の一括払いが難しい場合は、弁護士費用の分割払いにも対応します。弁護士が受任すると一時的に返済も停止できるので、これまで返済にあてていた費用を弁護士費用にあてかえることで負担なく弁護士にご依頼いただけます。
当事務所の解決事例
当事務所の弁護士費用
当事務所は、明瞭な料金体系をご用意しております。詳しくは、「弁護士費用」のページをご参照ください。
まとめ
借金の悩みを誰かに相談することは、勇気のいることかもしれません。
しかし、借金問題を一人で解決するのは困難です。一歩を踏み出すことで、解決の道筋が見えることもあります。
費用面が心配だったり、弁護士に相談すること自体に不安を感じたりして、なかなか一歩が踏み出せない方のために、当事務所では借金に関する相談は30分無料で対応しております。弁護士・事務スタッフ一同が、ご相談者様に寄り添った親身な対応を心がけておりますので、お気軽にお問合せください。
※なお、当事務所では法テラスの民事法律扶助制度の利用を希望される方からのご相談は現在受け付けておりません。
・「家族にばれずに解決したい」
・「初の債務整理で不安」
・「自己破産の方がいいか迷っている」
など、無料相談にてご希望やお悩みをご相談ください。