自己破産を依頼する弁護士の選び方|自己破産に強い弁護士とは?
自己破産について弁護士に相談したいけど、誰に頼めばいいのかわからないという方は多くいらっしゃいます。
自己破産は、自己破産に強い弁護士に相談することをおすすめします。
普段あまり自己破産などの債務整理業務を行っていない弁護士に依頼した場合、避けられたかもしれない事態を避けられなかったり、期待するような解決には至らなかったりすることもあり得ます。
自己破産に強い弁護士とは、どういう弁護士でしょうか?
この記事では、自己破産を依頼する弁護士の選び方やポイントについて解説します。
自己破産案件が得意な弁護士を選ぶ際のポイント8つ
自己破産が得意な弁護士を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは、自己破産が得意な弁護士の見分け方や弁護士を選ぶポイントについて解説します。
自己破産や、債務整理全般についての知識や実績があるか
自己破産だけでなく債務整理全般についての知識や実績がある弁護士を選びましょう。
インターネットで弁護士を探している場合、ホームページで自己破産の実績などを見てみましょう。相談件数や解決事例を載せているホームページもありますので、注目するとよいでしょう。
裁判所のローカルルールにも精通しているか
自己破産では、申立を行う裁判所によって運用されているルールが異なることがあります。
各裁判所のローカルルールを熟知している弁護士に依頼すると、手続きがスムーズに進みます。
無料相談ができるかどうか
自己破産を弁護士に依頼すると、弁護士費用が必要です。そのため、無料相談を実施しているかどうかは、弁護士選びにおいて大きなポイントになります。
無料で相談をしてから依頼するかどうか検討できるからです。無料相談の中で質問に対して納得のいく回答が得られるかどうかを確認するとよいでしょう。
料金体系をわかりやすく説明できるか
実績のある弁護士であれば、無料相談の中で相談者から聞いた内容を踏まえて、実際にその弁護士に依頼する場合の費用について明確に説明ができます。
多くの事務所では、自己破産の弁護士費用は「●●万円~」などと表記されています。料金は事案の複雑さ等によって変動するからです。弁護士が面談で相談者から話を聞き、この事案ならこの金額で対応できるなど判断をしています。
イレギュラーな事案や複雑な事案でも、多くの実績があればわかりやすく費用の説明ができるでしょう。
相談者に関するメリット・デメリットを説明できるか
自己破産のメリット・デメリットは様々です。
自己破産における一般的なメリット・デメリットを説明できるのは当たり前のことです。相談者の方が知りたいのは「自分の場合のメリット・デメリット」です。おひとりおひとりの状況をうかがい、その方に関するメリット・デメリットをきちんと説明できる弁護士を選ぶとよいでしょう。
話しやすい弁護士かどうか
弁護士選びのポイントとして、弁護士との相性は重要なポイントとなります。自己破産手続きでは、弁護士とのコミュニケーションが多く必要なため、弁護士との信頼関係が大切です。
自分の話を聞いてくれるか、自己破産のデメリットや相談者に対して厳しいことでもきちんと教えてくれるか、対応を事務員に任せっきりにしていないかなど、自分との相性も確認しておくとよいでしょう。
対応が早いか
対応の早い弁護士を選ぶと安心です。
例えば、自己破産を依頼すると、まず弁護士は各債権者に受任通知を発送します。
受任通知を受領した債権者は、その後すべての連絡は弁護士宛にすることになり、依頼者の方への督促などはできなくなります。
(法人破産等で受任通知の発送によりかえって混乱が予想される場合には受任通知の発送をせずに申立を行う場合もあります。)
取り立てがきつい場合には、自己破産依頼後、受任通知を早急に発送してくれる弁護士に依頼するとよいでしょう。
対応の早さを求められるのは、この受任通知の発送だけではありません。
自己破産では、受任通知を送ったにも関わらず行き違いで依頼者に直接連絡がきてしまったり、裁判の書類が届いてしまったりすることがあります。このような場面でも、早急に対応してくれる弁護士に依頼した方が安心です。
通いやすい立地にあるか
自己破産を依頼した場合の打ち合わせ回数は事務所によって異なりますが、なるべくお住まいの地域に近い弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士会では、債務整理に関するご相談は直接面談を行い受任するよう定めています。面談が困難な特段の事情がある場合でも、その事情がやんだ後速やかに面談をする必要があります。
まれに全国対応する事務所もあるようですが、直接事務所に行ける範囲の事務所を探す方がよいでしょう。
また、自己破産はお住まいの住所地を管轄する裁判所に申立を行うのが原則です(裁判所によって運用が異なる場合があります)。その裁判所のローカルルールを熟知しているという点でも、お住まいの地域に近い事務所を探した方がその後の手続きがスムーズでしょう。
自己破産案件が得意な弁護士の探し方
では、自己破産が得意な弁護士はどのように探せばよいのでしょうか。
ここでは、自己破産が得意な弁護士の探し方をご紹介します。
インターネットで弁護士を探す
最近はなんでもインターネットで調べることが多いと思います。弁護士探しも同様に、インターネットで検索するとよいでしょう。「自己破産 弁護士 東京(もしくは他の地名)」などのキーワードを入れて検索するとたくさんの法律事務所が出てきます。
また、疑問に思っている点を入れて検索してみてもよいかもしれません。この記事のようなコラムがヒットすることもあります。
法律事務所のHPを比較する
インターネットで検索したら、法律事務所のホームページを比較してみましょう。
比較するとよいのは主に次の点です。
- 相談や受任実績
- 解決事例
ただ、先述のとおり自己破産では弁護士とのコミュニケーションが必要です。実績の多さだけでなく、ホームページからわかる事務所の雰囲気、面談に行きやすい立地かなどを参考にするのもよいでしょう。
ポータルサイトを利用する
インターネットで検索すると、法律事務所のホームページではなく弁護士を紹介するポータルサイトもいくつか出てきます。有名なものでは、弁護士ドットコムなどがあります。その他にも、債務整理に強い弁護士などが検索できるようになっているポータルサイトがありますので、確認してみてもよいかもしれません。
公共の無料相談会などに参加してみる
地域の役所や弁護士会、法テラスの無料相談などを活用してみるのも一つの方法です。
無料相談を受けることができますし、そのときに相談をした弁護士に依頼できる場合もあります。
※なお、当事務所では法テラスの民事法律扶助制度の利用を希望される方からのご相談は現在受け付けておりません。
知人や自分の勤め先の顧問弁護士などから紹介してもらう
知人や友人に弁護士を紹介してくれる人がいる可能性もあるので、聞いてみてもよいかもしれません。勤務先の顧問弁護士が、従業員の相談に応じてくれる契約をしていたり、弁護士を紹介してくれたりする可能性もあります。
ただし、自分の借金のことを隠しておきたい場合などには、あまりおすすめできる探し方ではありません。
自己破産のご相談はネクスパート法律事務所へ
ネクスパート法律事務所が選ばれる6つの理由をご紹介します。
(上の自己破産が得意な弁護士の見分け方を回収する)
債務整理の相談実績5,000件以上
ネクスパート法律事務所の債務整理の相談実績は5,000件を超えており、事務所の主力分野のひとつです。弁護士のみならず事務スタッフも経験豊富ですので、ぜひ安心してご相談ください。
全国11拠点でローカルルールにも精通
ネクスパート法律事務所は、現在(2021年11月時点)全国11か所に支店がございます。
裁判所によって細かいルールが異なりますが、各地の支店ではその地域の裁判所のローカルルールに精通しています。
自己破産の解決事例を公開
当事務所で取り扱った解決事例をホームページ上で公開しています。
債務整理の相談は初回30分無料
債務整理のご相談は初回30分無料で承っております。自己破産へのご不安は無料相談で取り除いてからご依頼ください。
事前のご予約で土日や夜間の対応も可能
事前にご予約いただくことで、土日や夜間の面談にも対応可能です。
仕事帰りや休みの日でないとご来所いただけない方にも、ご相談いただけます。
専門用語がわからなくても丁寧にわかりやすく説明
自己破産では、普段は使わない専門用語を使う場面も出てきます。
同時廃止事件・管財事件・破産管財人・非免責債権・免責許可などはどうしても必要になってくる用語です。難しい言葉も、丁寧にわかりやすく説明いたしますのでご安心ください。
まとめ
日常生活で弁護士と関わることはなかなかないので、いざ弁護士に相談するとなると緊張してしまったり、相談するのにも勇気が必要だったりします。
最近はホームページに弁護士の写真を載せている事務所も多くありますので、弁護士の顔写真を見てから相談に行ってみるのもよいかもしれません。