勤務先のお金を横領した事案。勤務先に被害届を出される前に、勤務先との間で示談し、無事に解決した事例

40代女性・会社事務員
罪名
横領罪
結果
不起訴処分

ご依頼の背景

相談者の旦那様から連絡があり、奥様が会社の事務員として働いているが、1回当たり数千円から1万円くらいの金額を約5年にわたって、横領したとのことで、合計すると数百万くらいになるかもしれないとのことでした。

会社に税務調査が入るらしく、それで今回の横領が発覚してしまうのではないか心配されておりました。相談者も精神的に参っており、できれば会社と示談交渉してほしいということで、弊社にご依頼頂くこととなりました。

犯罪行為 横領

(依頼人の)希望・主張

依頼者の希望としては、税務調査が入る前に、勤務先と示談を交わし、勤務先が警察に届け出る等の刑事処分手続きに進むことを何とか阻止したいとのご希望でした。

サポートの流れ

本件は、被害者である勤務先が事件を検知していない状況でしたので、まずは、弁護士が相談者の弁護人を務めるに至った経緯、状況を説明する必要があったため、相談者が数年にわたり会社の金を横領していたことをお伝えし、一度状況についてお電話でもご説明したい旨の文書を勤務先に送付いたしました。

また、勤務先と相談者との衝突を避けるため、相談者には一旦、勤務先を休んで頂くことと致しました。弁護士が相談者の代わりに勤務先に足を運び、会社の代表者に経緯等を説明した後、被害金額を明らかにするため、これまでの経理に関する資料を洗い出す等、被害金額の算定作業を致しました。

被害金額の算定作業については、勤務先が個人商店で、相談者のみが経理作業に従事していたことや、相談者の記憶に頼らざるを得ないことから、最終的には相談者もその作業を行いました。その後、被害金額が確定した段階で、勤務先と示談を交わすことができました。

結果

勤務先と示談が成立したことにより、結果として、勤務先から警察に被害届を出される等の手続きを阻止することに成功いたしました。

また、勤務先と密に連絡を取り、必要な作業を早期に行ったことにより、ご依頼頂いてから約2か月というスピード解決となりました。

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