勾留決定後に準抗告が認容された建造物等侵入・盗撮被疑事件で罰金30万円となった事例

40代男性・会社員
罪名
建造物等侵入・東京都迷惑防止条例違反(盗撮)被疑事件 結果
略式起訴(罰金30万円) ご依頼の背景
異動先の会社の歓送会において酒に酔った被疑者の男性は、女性用トイレに侵入し、個室内で用を足していた女性の姿態をスマートフォンで撮影しようとしたため、被害者に通報され、駆け付けた警察官によって逮捕されました。
逮捕された翌日、被疑者の妻から本件について当事務所にご依頼をいただきました。
犯罪行為 | 建造物等侵入・東京都迷惑防止条例違反(盗撮)被疑事件 |
---|
サポートの流れ
前科前歴 | なし |
---|---|
釈放 | 勾留決定の取消し |
釈放年度 | 平成29年 |
結果 | 罰金30万円 |
示談 | 不成立 |
示談金額 | – |
提出書類 | 本人誓約書、身元引受書、電話聴き取り報告書、運転免許証、名刺 |
裁判所名 | 東京地方裁判所 |
裁判官名 | 不明 |
特記事項 | – |
被疑者の妻からのご依頼を受け、同日中に被疑者の接見に行くと共に、勾留請求を棄却すべき旨の意見書等を裁判所に提出しました。
結果
被疑者は会社員であり勾留されて長期欠勤すると、失職等の恐れがあったこと、妻及び上司が身元引受をしていたことなどの事情が考慮され、勾留請求は棄却。被疑者は釈放されました。
被疑者は、犯行の経緯及び犯行態様について、犯行当日のことを酒に酔って記憶にないと述べており、十分な説明ができていませんでした。
被疑者と協議した結果、被疑者には心療内科への通院をしてもらうことになり、被疑者には窃視症という症状があることが判明しました。
被害者の被害感情が強く、示談には至りませんでしたが、被害者への謝罪文を作成し、これを検察官に提出しました。
結果、これらの事情が考慮され、略式起訴(罰金30万円)となりました。
その他の解決事例
勾留請求が却下された恐喝被告事件で示談成立し懲役1年6ヶ月・執行猶予3年となった事例
ご依頼の背景 被告人は共犯者の20代女性と共謀して、インターネット上で知り合った男性と待ち合わせをし、そこに偶然を装って被告人が登場して待ち合わせをした男性を恐喝する、いわゆる美人局を行っていました。 後日、被害者が被害...

20代男性・大学生
公衆トイレでの盗撮について、示談が成立しなかったものの不起訴になった事例
ご依頼の背景 ご依頼者様のご両親から、息子が公衆トイレへの侵入で逮捕されたとのご連絡がありました。ご両親から事情をお伺いすると、事件自体はかなり前のものでしたが、防犯カメラ映像等により特定され、逮捕されたとのことでした。...

30代男性・会社員
電車内での未成年者に対する強制わいせつにより逮捕。同種前歴が2犯あったが不起訴処分を獲得できた事例
ご依頼の背景 未成年者に対する電車内での強制わいせつで逮捕されましたが、次の日に釈放されて在宅捜査になりました。依頼者には同種前歴が2犯あり、何もしなければほぼ確実に起訴される状態でした。 相談時には起訴される可能性が極...

20代男性・無職