トレントを利用した違法行為で逮捕された事例5つを紹介

トレントを利用して違法アップロード・違法ダウンロードをしてしまったかもしれず、「私は大丈夫かな…」と不安になっていませんか。

「今までにどんな人が逮捕されたのだろう…」と思っている方もいらっしゃいますよね。

そんなあなたには、トレントによる違法行為で逮捕された事例を紹介したこの記事を見ていただきたいです。

事例を通じて、あなたの自身と照らし合わせていただくために、ぜひご参考にしてください。

目次

トレントによる違法行為で逮捕された事例5つ

トレントによる違法行為で逮捕された以下の事例を紹介します。

  • 音楽を違法アップロードした事例
  • CDの音楽やパッケージデータを違法アップロードした事例
  • 漫画を違法アップロードした事例
  • アニメを違法アップロードした事例
  • PCゲームを違法アップロードした事例

インターネット上の情報から、トレントでのダウンロードやアップロードでは逮捕されないと思っている人もいるようですが、逮捕された事例があります。

音楽を違法アップロードした事例

大阪府警察本部サイバー犯罪対策課、大淀警察署、港警察署、高槻警察署、住之江警察署と西警察署が、ファイル共有ソフトμTorrentを使用してインターネット上に音楽ファイル等を公開していた大阪府内の男性5名を、大阪地方検察庁にそれぞれ送致したことを、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が発表しました。これらは、前にJASRACが告訴していたものです。

送致されたのは大阪府在住の、大学生2名(21歳)、高校生1名(当時18歳)とアルバイト2名(23歳、33歳)で、JASRACが管理する楽曲である音楽ファイル等を許可なくインターネット上に公開し、不特定多数のユーザーに対して送信可能な状態にしてJASRACの有する著作権(公衆送信権)を侵害していました。

JASRACがBitTorrent系のファイル共有ソフトによる著作権侵害で告訴したのは初めてでした。

参考:ScanNetSecurity 「μTorrent」による著作権侵害で5名を逮捕(JASRAC)

CDの音楽やパッケージデータを違法アップロードした事例

山口県警察本部生活環境課山口署特捜室と山口警察署が、ファイル共有ソフトBitTorrentによって、一般社団法人日本レコード協会会員社のCDアルバムの音楽やパッケージデータなどをアップロードしていた山口県在住の男性(22歳)を検挙しました。

ファイル共有ソフトBitTorrentによって、不特定多数のインターネットユーザーに対して著作物を自動的に送信可能な状態にし、インターネット上に公開していた著作権法違反被疑事件として対応していました。

参考:RIAJ ファイル共有ソフト「Cabos」、「Share」および「BitTorrent」を用いた著作権法違反事件 全国7警察が音楽ファイルの違法アップロード者8名を検挙

漫画を違法アップロードした事例

長崎県警生活環境課サイバー犯罪対策室と長崎署が、ファイル共有ソフトBitTorrentによって、漫画を権利者の許可なくアップロードして送信可能な状態にしていた、長崎県の30代男性を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで長崎地検に送致したことを、株式会社講談社、株式会社集英社と一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表しました。

男性は、株式会社講談社が発行する[鬼灯の冷徹26巻(電子版)]と株式会社集英社が発行する[僕のヒーローアカデミア18巻]をファイル共有ソフトBitTorrentを通じて、権利者の許可なくアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信可能な状態にし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

この事例では、トラッカーサイトでファイルを入手してBitTorrentを通じてアップロードしていたところ、長崎県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて著作権者に報告されました。

参考:ACCS BitTorrentを通じて漫画ファイルをアップロード、男性送致

アニメを違法アップロードした事例

大阪府警は、人気アニメの動画をインターネット上に違法アップロードしたことで、三重県の会社員を著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で逮捕しました。

サイバー犯罪対策課によると、人気アニメ[ワールドトリガー]の第1話を、自宅のパソコンでファイル共有ソフトBitTorrentによってアップロードし、不特定多数のユーザーが閲覧可能な状態にしたようです。

他にも、テレビ番組など約170作品を同じ方法で公開し、ダウンロードされた回数は7万回以上とみられています。

サイバー犯罪対策課が、違法アップロードを見つけ、パソコンのIPアドレスなどから容疑者を特定しました。

PCゲームを違法アップロードした事例

栃木県警察本部サイバー犯罪対策課と栃木県下野警察署は、PCゲームを、権利者の許可なくファイル共有ソフトトレントによってアップロードをしていた3名を、著作権法違反(公衆送信権の侵害)で検挙しました。

栃木県警がトレントのネットワーク上でアップロードされたファイルを発見し、捜査が進められ、検挙された3名は、コンピュータソフトウェア倫理機構加盟会社が著作権を有するPCゲームソフトやアニメを、ファイル共有ソフトトレントを通じて権利者の許可なくアップロードし、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信可能な状態にし、権利者の著作権を侵害した疑いが持たれていました。

PCゲームのトレントによる権利侵害での検挙は世界初とのことです。

参考:コンピュータソフトウェア倫理機構 世界初!『トレント』でゲームをアップロードした3名を検挙(栃木県)

トレントによる違法行為となる例

トレントによる違法行為になる以下の例を紹介します。

  • 違法アップロードになる例
  • 違法ダウンロードになる例

著作権法の改正により、適法だったダウンロードが違法ダウンロードに該当するようになりました。

違法アップロードになる例

トレントによって、著作物を、権利者の許可なく、不特定多数のインターネットユーザーが閲覧可能な状態にすると、以下の行為が違法アップロードに該当する可能性があります。

  • CDを購入し、楽曲をアップロードした
  • 漫画を購入し、画像をアップロードした
  • アニメを録画し、映像をアップロードした

違法ダウンロードになる例

トレントによって、違法にアップロードされた著作物と知りながら、以下の行為をすると違法ダウンロードに該当する可能性があります。

  • 違法アップデートされた漫画1冊分をダウンロードした
  • 違法アップロードされた画質のいい写真をダウンロードした
  • 違法アップロードされた映画1作をダウンロードした

トレントについて注意しないといけないのは、トレントを利用してデータをダウンロードすると、同時にアップロードもして、他のユーザーの要求に応じて自動的にデータが送信可能な状態になることです。これにより、著作権者の同意なく、BitTorrentなどで著作物をダウンロードすると、ダウンロードだけしたつもりでも違法ダウンロードと違法アップロードをしてしまいます。

さいごに|トレントを利用して違法行為をしてしまったら弁護士にご相談を

トレントを利用した違法行為で逮捕された事例を紹介しました。

ダウンロードしかしていないと思っていても、トレントの仕組みではアップロードも同時にしていますので、違法アップロードで責任追及をされるかもしれません。

もしも、プロバイダから発信者情報に係る意見照会書が届いているなら、刑事告訴の前に示談を成立させることで逮捕を免れる可能性がありますので、早めの対応が必要です。

トレントを利用して違法行為をしてしまい、意見照会が届いたけどどうしたらいいかわからず不安な方は、できるだけ早く、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。

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