オリンポス債権回収株式会社から覚えのない連絡がきた時の対応方法
オリンポス債権回収株式会社から覚えのない連絡がきた場合、封を開けずに無視をするのは絶対にやめましょう。
今回は、オリンポス債権回収株式会社から連絡がきた時の対応方法について解説します。
目次
オリンポス債権回収株式会社から覚えのない連絡がくる理由は?
ここでは、オリンポス債権回収株式会社の概要と、同社から覚えがない連絡がくる理由について解説します。
オリンポス債権回収株式会社の概要
オリンポス債権回収株式会社は、金融機関や貸金業者に代わって借金を回収する業者で、法務大臣の認定を受けている会社です。公式サイトも開設されており、本社は北海道札幌市で、東京都港区に支店があります。
参考:オリンポス債権回収株式会社 (olympos-servicer.com)
オリンポス債権回収株式会社の取引先
オリンポス債権回収株式会社の主な委託元は、下記の金融機関・貸金業者です。
(武富士系)
- 武富士トラスト合同会社
- 株式会社キュ・エル
- 株式会社北人
- MKアルファ
- MKイプシロン
- メザニンファンド3号投資事業有限責任組合
- メザニンファンド3号投資事業有限責任組合 など
(CFJ系)
- アイク
- ユニマットレディス
- ディックファイナンス
- 千代田トラスト
- 有限会社ラックスキャピタル
- 有限会社ラックスキャピタル など
(その他)
- エムズホールディング
- ドリームユース
- アプラス(アプラスパーソナルローン)
- NISグループ(ニッシン)
- 合同会社OCC など
オリンポス債権回収株式会社から通知がくる理由は?
オリンポス債権回収株式会社の委託元である金融機関や貸金業者から過去に借金をし、その返済を滞納をしていることを理由に通知がきている可能性があります。
オリンポス債権回収株式会社からの通知を受けたら、原債権者の表記を含め書面に書かれた内容をよく確認し、過去の借金について滞納分がないかを確認しましょう。
オリンポス債権回収株式会社から送付される書類の内容は?
オリンポス債権回収株式会社から送付される書類の内容は、主に以下のとおりです。
- 債権譲渡・譲受通知書
- 催告書
- 和解提案書
- 法的措置予告通知
- 支払督促
書類は必ず開封し、中を確認することが重要です。
オリンポス債権回収株式会社から通知は覚えがなくても無視はNG?
ここでは、オリンポス債権回収株式会社から通知が届いた場合の対処法について解説します。
無視をしない
オリンポス債権回収株式会社という名前に覚えがなくても、通知を無視してはいけません。通知がくるということは、過去にオリンポス債権回収株式会社の委託元となっている金融機関等から借金を滞納している可能性があるので、必ず封を開けて詳細を確認しましょう。
消滅時効にかかっていないか確認をする
オリンポス債権回収株式会社からの通知を受けても、すぐに連絡を取ることは賢明ではありません。最後に返済した日の翌日から5年以上経過していれば、消滅時効にかかっている可能性があります。
時効期間が経過しているのに、安易にオリンポス債権回収株式会社に連絡をすると、債務の承認をしたとみなされ、時効が中断される可能性があります。
時効が完成しているかどうかや、時効援用通知書の書き方について不安がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
なりすまし業者ではないか確認をする
オリンポス債権回収株式会社の名前を騙って、詐欺や架空請求をする事例があります。送られてきた通知書の内容とオリンポス債権回収株式会社の公式情報を照合し、なりすましではないか確認をしましょう。
法務省のサイトでは、債権回収会社と似たような名前を騙った架空請求に対する注意喚起がされているのでチェックをしましょう。
参考:債権回収会社と類似の名前をかたった業者による架空の債権の請求に御注意ください|法務省 (moj.go.jp)
オリンポス債権回収に覚えがないとき、弁護士に相談・依頼するメリット
ここでは、オリンポス債権回収から覚えのない連絡について弁護士に相談・依頼するメリットについて解説します。
返済義務があるかどうか的確に判断してくれる
借金を最後に返済した日の翌日から5年以上経過している場合は、借金の消滅時効の完成を主張できる可能性があります。時効成立前に消滅時効援用通知書を送付すると、債務の承認とみなされ、遅延損害金を含めた残金を一括請求されるおそれがあります。
弁護士であれば、時効成立の条件を満たしているかどうかを的確に判断できます。
消滅時効の完成を主張する場合、時効援用の意思表示をしなければいけません。弁護士に依頼すれば、不備のない消滅時効援用通知書を作成してもらえます。
返済義務が残る場合は最適な解決策を提案してもらえる
オリンポス債権回収株式会社からの通知で、返済義務が残っていると分かった場合は、できるだけ早く弁護士に相談をしましょう。今後どのように返済をしていくべきかなど、最適な解決案の提案が可能です。
債務整理を依頼すれば取り立てが止まる
督促状がきたけれど、どうしても支払いができないという場合もすぐに弁護士に相談をしましょう。債務整理を依頼すれば、オリンポス債権回収会社からの取り立ても止まります。
まとめ
覚えのない債権回収の通知がきたら、不安になるでしょう。この場合、すぐに支払いに応じるのも無視をするのもよくありません。オリンポス債権回収株式会社からの通知を受けたら、返済義務があるかどうかや、時効期間が経過している場合の時効の援用の手続きについて、なるべく早めに弁護士に相談することをおすすめします。
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