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医師・専門家の推薦広告はNG?「医薬関係者等の推せん」規制を徹底解説
「〇〇大学病院の医師が推薦!」 「美容家△△先生も認めた実力」 「厚生労働省認可の最新技術」 化粧品や健康食品、美容機器などの広告で、このような専門家や公的機関の権威を借りた表現を見かけたことはないでしょうか。消費者に安心感や信頼性を与え、強い訴求力を持つこれらの表現ですが、実は医薬品医療機器等法(薬機法)の規制上、大き... -
リンク先の体験談サイトも広告の一部?景品表示法・薬機法における「広告の一体性」の罠
自社のランディングページ(LP)さえ法令に準拠していれば、広告として問題ない。 ——本当にそうでしょうか? 「お客様のリアルな声はこちら!」とリンクを貼った先の口コミサイト。 「人気ブロガー〇〇さんの愛用レビュー」として紹介した外部ブログ。 実は、これらのリンク先のコンテンツも、あなたの会社の「広告の一部」とみなされ、法規... -
「〇〇活」広告にご用心!弁護士が解説する薬機法・景表法上の注意点
近年、「妊活」「腸活」さらには「腎活」など、「〇〇活」という言葉を様々な商品やサービスの広告で見かけるようになりました。これらの言葉は、特定の目的のために積極的に健康や生活習慣に取り組む前向きな姿勢を示すものとして広く受け入れられています。 しかし、これらの言葉をビジネス、特に健康食品やサプリメント、美容関連商品など... -
リベルサスの転売で書類送検された事案を弁護士が解説
リベルサス、マンジャロ、オゼンピック、サクセンダ、ビクトーザなど、オンライン診療によるGLP1ダイエットが流行っています。2024年7月22日、リベルサスを転売したとして、一般人の女性2人が書類送検されたという報道がありました。 書類送検とは、逮捕はしなかったけれども警察が立件して、事件記録などの書類を検察官に送ったことを意味し... -
【弁護士解説】プロテインの広告における薬機法の留意点
一部のマッチョな人だけがプロテインを飲む時代が終わり、近年は老若男女が筋肉増強だけではなく、健康や美容のためにもプロテインを飲むようになってきました。 プロテイン関係の健康食品やサプリメントも続々と増え、広告商戦は激化しています。 そこで、以下、プロテインに関係する薬機法の留意点について、弁護士が解説いたします。 【プ... -
医療広告の流れや注意点について弁護士が解説!
広告表現における注意点などを、医療広告の摘発事例を踏まえて弁護士が解説します。 美容・医療関係者様は、ぜひ参考になさってください。 【医療広告の適法性の確認手順】 医療広告の適法性確認の流れ STEP医療広告規制を受けるか(医療広告該当性) STEP限定解除が可能か STEP禁止事項について広告していないか 適法性確認フロー① 医療広告... -
医療広告ガイドライン違反について
医療広告の適正化を図るため、日々厚労省から委託を受けたデロイト・トーマツコンサルティング合同会社(以下「デロイト社」といいます。)が、医療広告ガイドライン(以下「ガイドライン」といいます。)に違反した医療機関がないかネットパトロールを行っています。 ネットパトロールにより指摘を受けた医療機関も多いのではないでしょうか... -
クリニックのホームページにおける口コミについて
Googleの口コミをクリニックのホームページに載せることは問題ないですか? 治療等の内容又は効果に関する口コミをホームページに転載することや、医療機関に有利な口コミを抜粋して掲載することは医療法に違反し問題があります。 【口コミの転載について】 口コミサイト上の口コミが、治療等の内容又は効果に関する患者自身の体験や家族等か... -
雑貨、医療機器、プログラム医療機器の区別と輸入について
「新商品を、医療機器としての承認を受けずに、雑貨として売りたいのですが可能でしょうか」という相談を日々いただいております。 同様のご相談がございましたら、ぜひお問合せください。同業の弁護士からの相談も受け付けております。 また、雑貨であることを前提に輸入をされたいという場合、ざっくり言うと、税関前であれば薬務課、税関... -
新型コロナウイルスの抗原検査キットを薬局で販売する際の対応5つ
新型コロナウイルスの抗原検査キットは医療機関等でしか使用できませんでしたが、特例により令和3年9月から薬局で販売できるようになりました(厚生労働省)。 『新型コロナウイルス感染症流行下における薬局での医療用抗原検査キットの取扱いについて』厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課...