自己破産をする原因・理由とは?年代別に特徴を解説 - 債務整理は弁護士に相談【ネクスパート法律事務所】

自己破産をする原因・理由とは?年代別に特徴を解説

自己破産をする原因はその人によりさまざまです。また、自己破産をする人の年代も20代から70代以上と幅広い年代の方が自己破産をしています。

しかし、ある程度その年代によって自己破産をする原因に特徴があるようです。

この記事では、自己破産をする原因について年代別に特徴を解説していきます。

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自己破産をする原因・理由とは?

自己破産をするに至った経緯としては低所得が原因であることが最も多く、借金といえば浪費やギャンブルを連想しますが、浪費やギャンブルが原因で自己破産をする人は意外と少ないのです。

では、年代ごとの特徴も見てみましょう。

20代・30代

20代は各年代の中でもっとも自己破産をする人が少ない年代です。クレジットカードを作れるようになって間もないこともあり、そこまで多額の借金をする人はあまりいないということかもしれません。

しかし、学生の頃の奨学金の返済があったり、就職をしたばかりで低賃金だという人も少なくありません。生活費を借金で賄ったり、生活必需品をクレジットカードで購入するなどして借金が膨らんでしまうことがあります。

そのうち、借金返済のために別のカードで借り入れをするなど、自転車操業のような状況に陥ってしまう人もいます

30代は働きはじめてからは少し年月が経過していることもあり、収入も20代のときよりは増えている人もいるでしょう。飲みに行く機会が増えたり、結婚をして子供ができたので出費が増えたという人も多くいらっしゃいます。

生活費が足りなくなってきてしまうことで、借金をして生活費に充てたり、クレジットカードでの購入が増えてきて分割払いやリボ払いを使うなどしてなかなか返済が終わらない状況になってしまいます。

40代・50代

40代・50代になると、住宅ローンや車のローンを組んでいる方も少なくありません

また子の学費が思っていた以上にかかることも多くあります。学校だけでなく塾や習い事に通うことになったり、公立を目指していたけれど私立に進学することになったために予定していたよりも多くの出費になってしまったという人もいます。制服代や部活にかかる費用なども想像以上だったという方もいらっしゃいます。

また勤続年数が長くなってくることで昇給すると思っていたがしなかった、逆に収入が減ってしまったということもあります。会社の業績不振や、働き盛りの会社員として頑張って働きすぎたことで病気になってしまうなどして減収するケースもあります。

60代・70代以上

60代・70代以上に多いのは、定年退職により収入が減った、もしくはなくなってしまったというケースです。定年退職後も同じ会社に勤務していても収入は大きく減ってしまうという場合もありますし、定年退職後に新しく仕事を始めたけれども慣れずに辞めてしまう場合、続けられてもこれまでのような収入にはならないということも多くあります。

収入は減ってしまったのに、孫にプレゼントを購入するなどして生活費を圧迫してしまうケースも見られます。

年金で暮らしている人も多いこの年代ですが、働いている頃に年金を払っていなかったためもらえないというケースも多くはないですが耳にすることがあります。

自己破産をするその他の原因・理由

その他の原因として意外と多いのが、保証債務が原因の自己破産です。

これは、親族や友人の借金の連帯保証人などになっていた場合、主債務者である親族や友人が返済できなかった時に連帯保証人に借金の請求がくるものです。

これまで借金とは無縁の生活を送っていた場合でも、ある日いきなり多額の借金の返済を求められ、返済できずに自己破産をするというケースも多くあります。借金の連帯保証人になる場合は、慎重に検討した方がよいでしょう。

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まとめ

やはり自己破産をする一番の原因となるのは、収入が少ないことや収入が減ってしまうことです。収入が少ないと、急な出費があったときなどに生活費が賄えずに借金をしてしまうこともあり、そこからどんどん借金が膨らんでしまうことがあります。

収入が減ってしまった場合には、住宅ローンの返済が生活費を圧迫してしまったり、生活レベルをなかなか落とせなくて生活費が足りなくなってしまうということもあります。

まれに、収入も多いのに趣味に大金を使い続けて自己破産する人もいますが、そういう人はあまり多くはありません。

身の丈にあった生活をして、借金をしないことが一番よいのですが、もし借金の返済が厳しくなってきてお困りの場合には、なるべく早く弁護士に相談することをおすすめします。借金が膨らみ立ち行かなくなると、債務整理の選択肢も限られてきてしまいます。個別の事情については弁護士に相談するとよいでしょう。

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