不貞行為があったとは認められず請求棄却となった事例

不二夫が愛之助に対して、愛之助と不二子とが不貞関係を持ったことにより、婚姻関係が破綻したとして慰謝料200万円の支払いを求めた事案である。


不二子と愛之助はそれぞれが通っていた通院先で知り合い、不二子は愛之助へ夫婦生活の悩みを聞いてもらうようになった。不二子が愛之助の自宅へ早朝に赴いて二時間くらい話をすることがあり、不二子が別居した後は、愛之助の自宅に出入りしたり、愛之助が不二子のアパートに出入りすることがあった事実が認められるが、愛之助らが不貞を持ったとうかがわせる客観的な証拠はなく、不貞関係があったとは認められず請求棄却とされた。

当事者の情報

不貞期間不成立
請求額200万円
認容額0円
子供人数2人(15歳、6歳)
婚姻関係破綻の有無

関連事例

  1. 裁判に出頭せず、答弁書その他の準備書面を提出しないため自白し…

  2. 婚姻関係を簡単に推知できたため過失があり、不貞行為時には婚姻…

  3. 不貞行為時に婚姻関係が破綻してはいなかったが、円満の状態では…

  4. 婚姻関係は破綻には至っていなかったが、不貞行為によって相当に…

  5. 不貞行為が行われた時点では婚姻関係が破綻していたとは認められ…

  6. 不倫慰謝料請求訴訟後、和解が成立したにも関わらず関係が続いて…

ご相談は無料です。
まずはお気軽にご相談ください。
  • 相談無料
  • 相手に合わせなくてOK
  • 全国対応
0120-1313-22
24時間受付対応
メール・LINEにて
24時間受付中
PAGE TOP