更新日:2026年2月26日 (木)

公開日:2025年8月18日 (月)

不貞行為した側も弁護士に依頼できる?相談すべきケースや費用は?

不貞行為した側も弁護士に依頼できる?相談すべきケースや費用は? 不貞行為した側も弁護士に依頼できる?相談すべきケースや費用は?

サマリー

不貞行為が相手配偶者に発覚すると、慰謝料請求などの法的なトラブルに発展することがあります。
弁護士に依頼して穏便に解決したいと考えていても、「不貞行為をした側も弁護士に依頼できるのだろうか」「こんなことを弁護士に相談してもいいのだろうか」などと不安に思う方がいらっしゃるでしょう。

この記事では、不貞行為をした側も弁護士に依頼できるのか、詳しく解説します。
弁護士に依頼するメリット・デメリットや、弁護士を選ぶ際にチェックすべきポイントも紹介しますので、ぜひご一読ください。

不貞行為した側も弁護士に依頼できる?

不貞行為をした側も、弁護士に依頼できます。

 

弁護士は、基本的人権の擁護、社会正義の実現を使命とし、依頼者の正当な利益を実現して紛争を解決するために活動します。そのため、不貞行為をした側・された側のどちらも依頼できます

 

「不貞行為をしたことを咎められるのではないか」「恥を晒すようで恥ずかしい」などの思いから、弁護士への相談を躊躇するかもしれません。しかし、ご自身で対応すると、不安や焦り、自責の念から冷静さを欠き、不当な要求を受け入れかねません。

 

弁護士に相談すれば、最善の解決方法をアドバイスしてもらえるため、後悔のない選択をしやすくなるでしょう。

 

不貞行為をした側だからといって、弁護士への相談・依頼を躊躇する必要はありません。

 

特に、次章で紹介する5つのケースに該当する場合は、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

不貞行為した側が弁護士への依頼を積極的に検討すべきケース

不貞行為をした側は、不利な立場に立たされやすく、不当な要求を受け入れるケースも少なくありません。

 

弁護士に依頼してサポートを受ければ、あなたが不利にならない内容で解決できる可能性が高まります。

 

以下のようなケースに該当する場合は、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

  • 相場より高額な慰謝料を請求されている
  • 事実とは異なる主張をされている
  • 引越しや退職を要求されている
  • 不貞行為の事実を第三者にバラすと脅された
  • 訴訟を提起された

 

以下で、詳しく解説します。

 

相場より高額な慰謝料を請求されている

相場より高額な慰謝料を請求されているケースが挙げられます。

 

慰謝料の金額は法律で定められているわけではなく、請求者が自由に決められます。そのため、相場より高額な慰謝料を請求されるケースも多くみられます。

 

不貞行為に基づく慰謝料の金額に明確な基準はありませんが、過去の裁判例から導き出された相場は50〜300万円です。

 

被害者が受けた精神的苦痛が大きければ大きいほど慰謝料も高額になる傾向にあるため、夫婦関係を継続する場合よりも離婚する場合の方が相場も高額になります。

 

適正な慰謝料の金額を算定するには法的知識が必要となるケースも少なくないため、ご自身で対応するのは難しいでしょう。

 

相場より高額な慰謝料を請求されている場合は、適切に対応すれば減額できる可能性があるため、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

不貞行為に基づく慰謝料の相場について、詳しくは「15の判例から見る不倫慰謝料の相場と増額のための3つのポイント」をご参照ください。

 

事実とは異なる主張をされている

相手配偶者から事実と異なる主張をされているケースです。

 

慰謝料の金額は、不貞行為の回数や期間、発覚後の夫婦関係など、さまざまな事情を総合的に考慮して決められます。

 

相手配偶者が慰謝料請求やその金額の根拠としている事実に誤りがある場合は、あなた側の言い分を根拠を示しながら反論する必要があります。

しかし、法的知識がなければ、ご自身で対応することは容易ではありません。

 

慰謝料請求の根拠とする事実の認識に誤りがある場合は、適切に反論しなければ納得のいく解決を図れない可能性が高いため、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

引越しや退職を要求されている

引越しや退職を要求されているケースが挙げられます。

 

不貞関係にあった2人の生活圏や勤務先が同じ場合、相手配偶者が接点をなくしたいと考え、こうした要求することもあります。

 

「不貞行為をしたのだから要求を受け入れなければならない」と思うかもしれませんが、慰謝料以外の要求に応じる法的義務はありません

 

しかし、相手配偶者に「応じる義務はない」と主張しても、簡単には聞き入れてもらえないでしょう。相手配偶者が感情的になっていれば、冷静に話し合うことも難しいかもしれません。

 

引越しや退職を要求されている場合は、応じる義務がないことを理解してもらうためにも、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

不貞行為の事実を第三者にバラすと脅された

不貞行為の事実を第三者にバラすと脅されたケースです。

 

「要求に従わないと、不貞行為の事実を職場や家族にバラす」と言われれば、「今すぐ対処しなければ…」と焦るのも無理もありません。

 

しかし、不貞行為をしたからといって、不当な要求に応じる必要はありません

 

一度相手配偶者の言いなりになると、要求がエスカレートするおそれもあります。

 

弁護士に依頼すれば、脅しをやめるよう冷静に交渉してもらえるでしょう。

 

不貞行為の事実をバラすと脅す行為は、脅迫罪や強要罪などの罪に問える可能性もあるため、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

訴訟を提起された

訴訟を提起されたケースです。

 

訴訟を提起されたら裁判所から訴状が届きますので、指定された期限までに答弁書を提出する必要があります。答弁書を提出せず、第1回期日も欠席すると、相手配偶者の請求を認める判決が出る可能性が高いです。

 

相手配偶者の請求やその根拠としている主張を争う場合には、答弁書の提出後も訴訟手続きは続きます。専門用語が飛び交う法廷で、何を主張すべきか、どの証拠をどう出すべきかを適切に判断し、裁判官に的確に伝えるのは、非常に難しいことです。

 

自力での対応が難しいと感じたら、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。

 

不貞行為した側が弁護士に依頼するメリット

不貞行為をした側が弁護士に依頼する主なメリットとして、以下の4つが挙げられます。

 

  • 適正な金額まで慰謝料を減額できる可能性が高まる
  • 相手配偶者の主張に対して適切に反論できる
  • 周囲に知られずに解決できる可能性が高まる
  • 解決までのすべての手続きを弁護士に一任できる

 

以下で、詳しく紹介します。

 

適正な金額まで慰謝料を減額できる可能性が高まる

適正な金額まで慰謝料を減額できる可能性が高まります

 

不貞問題に強い弁護士であれば、個々の事情を総合的に考慮して、適正な慰謝料額を算定できます。

 

減額を主張する法的な根拠を示して交渉できるため、減額に応じてもらえる可能性が高まるでしょう。

 

相手配偶者の主張に対して適切に反論できる

相手配偶者の主張に対して適切に反論できます

 

不貞行為の回数や頻度、不貞の期間などは、慰謝料の金額に大きく影響します。そのため、相手配偶者が事実と異なる主張をしている場合は、反論する必要があります。

 

不貞問題に強い弁護士に依頼すれば、適切な反論方法や必要な証拠について的確なアドバイスをもらえます。

 

具体的な証拠を示して適切に反論できるため、納得のいく解決を図りやすくなるでしょう。

 

周囲に知られずに解決できる可能性が高まる

周囲に知られずに解決できる可能性が高まります

 

相手配偶者とご自身で交渉する場合、直接会ってやり取りすることになるでしょう。相手配偶者と会っているところを知人に目撃されたら、不貞の事実がバレるおそれがあります。

 

同じ職場の人にバレたら、今後働きづらくなったり、昇進や昇給が見込めなくなったりするかもしれません。親族や友人にバレて疎遠になる可能性も否定できません。

 

弁護士に依頼すれば弁護士が窓口となるため、相手配偶者と直接会ってやり取りすることはありません。周囲に不貞の事実を知られるリスクを抑えられるでしょう。

 

解決までのすべての手続きを弁護士に一任できる

解決までのすべての手続きを弁護士に一任できます

 

弁護士に依頼すると、弁護士はあなたの代理人として活動します。交渉や示談書の作成、訴訟対応など、解決までの手続きを任せられるため、あなたがご自身で対応する必要はほとんどありません。

 

いつくるかわからない相手配偶者からの連絡を待つこともないため、生活のペースも崩しにくいでしょう。

 

精神的・時間的な負担を最小限に抑えて解決を図れるでしょう。

 

不貞行為した側が弁護士に依頼するデメリット

不貞行為をした側が弁護士に依頼するデメリットとして、費用がかかることが挙げられます。

 

弁護士に依頼するとかかる主な費目と相場は、以下のとおりです。

弁護士に依頼すると費用はかかりますが、ご自身で交渉するよりも減額できる可能性は高まります。かかる費用以上の減額に成功すれば、結果的にあなたの支払い総額を抑えられるでしょう。

 

「費用がかかるから弁護士には依頼しない」と決めつける前に、どのくらい減額できる可能性があるか、弁護士に相談することをお勧めします。

 

弁護士に依頼するとかかる費用については「慰謝料を請求された!弁護士に減額交渉を依頼するとかかる費用と相場」で詳しく解説しています。

 

不貞行為した側が弁護士を選ぶ際にチェックすべきポイント

法律の分野は多岐にわたるため、すべての弁護士が不倫問題に精通しているとは限りません。そのため、不貞問題に精通している弁護士を選ぶことが大切です。

 

依頼する弁護士を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。

 

  • 不貞問題の解決実績が豊富か
  • 弁護士と相性が合うか
  • 弁護士費用を明確に提示してくれるか
  • 具体的なアドバイスをくれるか
  • 丁寧かつ迅速に対応してくれるか

 

以下で、詳しく紹介します。

 

不貞問題の解決実績が豊富か

不貞問題の解決実績が豊富かチェックしましょう。

 

不貞問題の解決実績が豊富な弁護士は、それだけ多くの交渉や訴訟の経験があるため、数多くの解決ノウハウを有しています。

 

あなたが置かれている状況を考慮して、最善の解決方法を提示してくれるでしょう。

 

弁護士と相性が合うか

弁護士と相性が合うかチェックすることも大切です。

弁護士に依頼すると、問題解決まで頻繁にやり取りを重ねます。そのやり取りにストレスを感じる場合、弁護士に依頼するメリットを十分に活かせない可能性があります。

 

初回相談時に、以下のことを確認してみてください。

 

  • あなたの話をよく聞いてくれるか
  • 難解な法律用語を使わずにわかりやすく説明してくれるか
  • コミュニケーションが取りやすいか

 

弁護士費用を明確に提示してくれるか

弁護士費用を明確に提示してくれるかも重要なポイントです。

 

弁護士費用は事務所ごとに異なるため、金額がわかりにくいです。そのため、「いくら請求されるのだろうか」との不安を抱え続ける人も少なくありません。

弁護士費用を明確に提示してくれる弁護士を選べば、安心して依頼できるでしょう。

 

具体的なアドバイスをくれるか

具体的なアドバイスをくれるかもチェックしましょう。

質問に対してあいまいな回答で濁される、選択肢や可能性を示すだけで具体的なアドバイスをもらえない場合、弁護士との信頼関係を築くのは難しいでしょう。

 

「不貞問題の経験・知識が乏しいのではないか」「任せて大丈夫だろうか」などの不安が募り、せっかく弁護士に依頼したにもかかわらず精神的なストレスを抱えかねません。

 

初回相談時に、今後について具体的なアドバイスをくれるか確認してみてください。

 

丁寧かつ迅速に対応してくれるか

丁寧かつ迅速に対応してくれるかも重要なポイントです。

 

どれだけ知識や経験が豊富でも、次のような対応が見られる場合、不満や不信感を抱くこともあるでしょう。

 

  • 上から目線で高圧的な態度をとる
  • 依頼者の話を聞かず一方的に話す
  • 何か質問してもなかなか回答を得られない

 

慰謝料をできる限り減額するためには、不貞の状況を正確に伝えることが重要ですが、批判的な態度を取られると、正直に話せなくなるかもしれません。

 

そのため、信頼できる弁護士を選ぶことが大切です。

 

初回相談時に、親身になって丁寧に話を聞いてくれるか、質問に対して的確かつ迅速に回答してくれるか、確認してみてください。

 

不貞行為した側に寄り添う弁護士|ネクスパート法律事務所の強み

不貞問題に強い弁護士に依頼したいなら、ぜひネクスパート法律事務所へご相談ください。

 

ネクスパート法律事務所には、以下のような強みがあります。

 

  • 豊富な解決実績
  • 全国対応・リモート面談可
  • 着手金返還制度で安心をプラス
  • 初めての方も安心のLINE相談に対応

 

以下で、詳しく紹介します。

 

豊富な解決実績

豊富な解決実績を有しています。

 

ネクスパート法律事務所には、これまでに累計15,000件を超える不貞問題に関するお問い合わせが寄せられています。

 

不貞行為をした側・された側双方のご依頼を多数お受けし、解決へと導いています。

 

経験豊富な弁護士がこれまでに培った解決ノウハウを活かし、あなたにとって最善の解決方法をアドバイスいたします。

 

全国対応・リモート面談可

全国対応・リモート面談が可能です。

 

ネクスパート法律事務所全国に14拠点(八重洲・立川・横浜・大宮・西船橋・高崎・太田・仙台・札幌・名古屋・大阪・福岡・北九州・那覇)を展開しています。

 

対面のほかオンラインによるリモート面談にも対応しておりますので、遠方にお住まいの方もご相談いただけます。

 

着手金返還制度で安心をプラス

着手金返還制度で安心をプラスできます。

 

ネクスパート法律事務所では、慰謝料を減額できた金額が16万5000円未満だった場合、着手金の差額分を全額返還いたします。

 

ご依頼いただいた方が損することのないよう保証を設けておりますので、安心してご依頼いただけます。

 

※着手金返還制度には条件があります。詳しくは初回相談時に弁護士にご確認ください。

※別途実費をいただきます。

 

初めての方も安心のLINE相談に対応

初めての方も安心のLINE相談に対応しております。

 

ネクスパート法律事務所は、相談のしやすさにこだわっております。

 

対面・電話での相談はもちろん、LINEやZOOMなどのビデオ電話を利用したテレビ会議でのご相談にも対応しています。
初回の相談は30分無料です。ぜひお気軽にご相談ください。

 

まとめ

不貞行為をしたことは反省すべきですが、不当な要求を受け入れる必要はありません。

 

不貞行為をした側も弁護士に依頼できますので、不貞問題が泥沼化する前に、弁護士への依頼を検討することをお勧めします。

 

不貞行為が原因で法的トラブルに発展したら、豊富な解決実績を有するネクスパート法律事務所にご相談ください。

 

不貞問題に精通した弁護士が、親身になってお話を伺い、最善の解決方法をご提案いたします。

コラム監修者

SHIZU ISHIDA

SHIZU ISHIDA

所属:東京オフィス

広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。

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