更新日:2026年3月4日 (水)

公開日:2022年1月8日 (土)

弁護士に離婚調停を依頼する4つのメリット|弁護士費用の相場も解説

弁護士に離婚調停を依頼する4つのメリット|弁護士費用の相場も解説 弁護士に離婚調停を依頼する4つのメリット|弁護士費用の相場も解説

サマリー

夫婦の話し合いで離婚に合意できない場合や話し合いができない場合には、家庭裁判所の離婚調停手続きを利用できます。

離婚調停は弁護士に依頼しなくても手続きができますが、自分で行うのが不安で弁護士をつけるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、離婚調停を弁護士に依頼するメリットや弁護士費用の相場、弁護士を選ぶポイントについて解説します。

弁護士に離婚調停を依頼する4つのメリットは?

弁護士に離婚調停を依頼するメリットは、以下の4つです。

弁護士が代理人として調停に出頭・同行してくれる

弁護士であれば、代理人として離婚調停に同行できます。

離婚調停は調停委員が間に入って行う話し合いの場ですが、弁護士が同席していれば分からない点をその場で質問できます。
感情的になったときや不用意な発言をしてしまった場合もその場でフォローしてくれるため、安心です。
自分1人で対応するよりも不安や精神的負担が少なくなるでしょう。

離婚調停は平日の昼間に行われるため、仕事の関係でどうしても期日に出頭できない場合も、弁護士であればあなたの代わりに出頭できます。

あなたの主張や希望が調停委員に伝わりやすくなる

弁護士であれば、あなたの主張や希望を調停委員に正確に伝えられます

弁護士が、筋道を立て、証拠を的確に用いながら主張することで、調停委員にあなたの主張が伝わりやすくなります。

ご自身で対応した場合、何を伝えればよいのか分からなかったり、調停委員の言葉の意味を正確に理解なかったりして、伝えるべきことをしっかりと伝えられないこともあるでしょう。
相手方の主張に共感した調停委員に、逆に説得されてしまうことも間々あります。

弁護士が事前にあなたの話を聞き、調停委員に聞き入れられやすい主張を組み立てて、説得的に話し合いを進めることで、有利に進められる可能性があります。

書面の作成や証拠の取捨選択など煩雑な手続きを任せられる

弁護士であれば、離婚調停に関わる書面の作成や証拠の取捨選択など煩雑な手続きが任せられます

離婚調停でも主張書面や証拠の提出を求められることがあります。
仕事や家事・育児をしながら、それらの準備を行うことは想像以上に大変です。
さらに証拠の取捨選択・提出のタイミングなどを誤ると、調停を進めていくに当たって不利になるケースもあります。

離婚問題に精通した弁護士であれば、あなたが持っている証拠書類のうち、どの部分が有利に使えるか、どのタイミングで提出することが適切であるか等を判断できます。

弁護士に依頼すれば、提出書類や調停の準備の大半を任せられるため、調停にかかる負担を大幅に軽減できます。

離婚調停の進行について適切なアドバイスを受けられる

弁護士であれば、離婚調停の進行にあたり適切なアドバイスができます

訴訟による解決を見据えている場合など、調停での話し合いが平行線で進展の見通しが立たないときには、だらだらと調停を続けるより、速やかに調停の不成立を求める方が良いケースもあります。

話し合いがスムーズに進んでいても、調停条項をしっかり検討できず、調停成立後、実は不利な内容だとわかったり、相手方が履行しない場合の備えができていなかったりすることもあります。

自分一人で調停に対応していると気付かないことでも、弁護士に依頼すれば調停の進行はもちろん、調停条項等も法的な観点からしっかり検討してもらえるため安心です。

離婚調停の弁護士費用の相場は?

離婚調停を弁護士に依頼する場合、気になるのは弁護士費用がどのぐらいかかるかということだと思います。

弁護士の報酬体系は着手金+報酬金としているケースが多いですが、その算出方法は依頼する弁護士によって異なります。

離婚調停を依頼する場合の弁護士費用の内訳や相場は、以下のとおりです。

内訳 費用相場
相談料 30分5,000円程度
着手金 30~50万円程度
報酬金 20~50万円+経済的利益の10~20%程度
日当 3~5万円程度

弁護士費用は、事務所のホームページなどで目安の料金が公開されているため、どのくらいの費用がかかるか、あらかじめ確認できます。

初回無料相談を実施している弁護士事務所も多いため、一度無料相談に行き、依頼するとどのくらいの費用がかかるか見積もりを出してもらうのもよいでしょう。

離婚調停を成功させる弁護士の選び方とは?

離婚調停を成功させるためには、どのように弁護士を選べばよいか、4つのポイントについて解説します。

離婚調停の取扱い実績が豊富であるか

離婚調停の取扱い実績が豊富な弁護士を選びましょう

離婚調停は、夫婦それぞれの状況によって対応方法が変わってきます。
離婚調停の取扱い実績が豊富ということは、それだけ多種多様なケースを扱った経験があるということです。

そのような弁護士に依頼すれば、解決が難しいと考えた事柄でも何かしらの方法を見出せるかもしれません。

離婚案件を多数取り扱ってきたかどうかは、事務所のホームページで判断できる場合があります。
特に、離婚問題に特化したホームページを持っている弁護士事務所や、離婚問題について詳しく解説した記事を多数掲載している弁護士事務所は、離婚問題に力を入れているケースが多く、解決実績が豊富な可能性が高いです。

専門的な話をわかりやすく解説してくれるか

専門的な話をわかりやすく解説してくれる弁護士かどうか、確認しましょう

離婚調停を申し立てるにあたっては、法律の専門用語を避けて通るわけにはいきません。
そうした専門用語を理解できるようにわかりやすく解説してくれる弁護士を選んだほうが、自分がどのようなことを行っているのか理解しながら離婚調停が進められます。

不利な事情等でもしっかり説明してくれるか

不利な事情等でもしっかり説明してくれる弁護士かどうか、確認しましょう

例えば、相手方の不貞行為の証拠を確保できず、慰謝料を獲得できない可能性がある場合でも、
「婚姻費用・養育費や財産分与はしっかりと確保しましょう。」というように、不利な状況でも最善の策を提示してくれる弁護士を選べば、結果的には話し合いがうまくまとまる可能性があります。

不利な状況であるにも関わらず、詳細な説明をせずに「必ず希望通りになります。」と曖昧なことしか言わない弁護士に依頼してしまうと、納得できる結果が得られない可能性が高いです。

コミュニケーションがとりやすいか

コミュニケーションがとりやすい弁護士かどうか、確認をしましょう

離婚調停は、一般的に1年以上かけて行うなど長丁場になります。
その間、依頼した弁護士と二人三脚で進めていきますが、コミュニケーションがうまくいかないとあなたが希望していることが上手く伝わらない可能性があります。

何よりも唯一の味方だと思っている弁護士とのやり取りがスムーズにいかないのはストレスになります。

離婚調停を安心して進めていくためにも、弁護士との相性を見極めて依頼しましょう。

まとめ

離婚調停を弁護士に依頼すれば、あなたの主張や希望が調停委員に伝わりやすくなったり、精神的な負担が軽減できたりするなど多くのメリットがあります。

最近では無料相談を実施している弁護士事務所がありますので、まずは無料相談を利用してみましょう。
弁護士費用がいくらかかるか、親身に対応してくれる弁護士か、あなたと相性が合うかなどを判断してから依頼することをおすすめします。

ネクスパート法律事務所では、多数の離婚案件を手掛けてきた弁護士が在籍しています。
初回相談は30分無料ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

コラム監修者

SHIZU ISHIDA

SHIZU ISHIDA

所属:東京本店

広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。

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