更新日:2026年2月26日 (木)

公開日:2025年2月21日 (金)

サレ妻とは?サレ妻になりやすい状況やならないために意識すべきこと

サレ妻とは?サレ妻になりやすい状況やならないために意識すべきこと サレ妻とは?サレ妻になりやすい状況やならないために意識すべきこと

サマリー

近年、ドラマや漫画などでも見聞きするようになったサレ妻という言葉。
広く認知されつつありますが、「サレ妻って何?」と疑問に思っている人も多いでしょう。

この記事では、サレ妻の意味に加え、夫に不倫をされやすい状況や夫に不倫をされないために意識すべきことなども紹介します。

「夫が不倫しているかもしれない」との不安を感じているなら、ぜひご一読ください。

サレ妻とはどういう意味?

サレ妻とは、夫に不倫をされた妻を表す言葉です。
不倫をされた妻の略称で、インターネット上でよく使用されています。

サレ妻のほかにも、不倫をされた人・した人を表す言葉として、以下のような略称も使用されています。

  • サレ夫:不倫をされた夫を表す言葉
  • シタ妻:不倫をした妻を表す言葉
  • シタ夫:不倫をした夫を表す言葉

サレ妻になりやすい9つの状況・環境

夫に不倫をされやすい9つの状況・環境を紹介します。

家事・育児・仕事を頑張りすぎてしまう

妻が家事・育児・仕事を頑張りすぎてしまうことが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

家事・育児・仕事のすべてを完璧にこなそうとすると、どこかに無理がでます。心の余裕がなくなり、自分ばかりという気持ちになると、夫婦関係がギスギスすることもあります。頑張りすぎて笑顔がみられなかったり、不機嫌になったりする妻に不満が募り、ほかの女性に癒しや安らぎを求める方は少なくありません。

家事・育児・仕事を完璧にこなそうと頑張るのは良いことですが、肩の力を抜いてリラックスする時間も大切にしましょう

子どもを優先しすぎる

子どもを優先しすぎることが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

「子どもに妻を取られてしまった」「妻からの愛情が薄れた」などと感じて、寂しさを抱える方も少なからずいらっしゃいます。
子どもが生まれると、夫婦の生活は一変します。自分のペースで生活することは難しく、母親となったあなたが子どもに付きっきりになるのは致し方ないでしょう。

しかし、子どもを優先しすぎて夫を蔑ろにすると、夫が「家族に必要とされていない」と感じることもあります。家庭に居場所がないと感じ、自分を必要としてくれる女性を求める方も少なくありません。

子ども優先の生活になりがちですが、夫婦の時間も大切にするよう心がけましょう

身なりに気を使わない

身なりに気を使わないことが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

共同生活を送る中で慣れが生じ、外見に手を抜きがちになった妻に対して、女性としての魅力が感じられないと悩む方もいるかもしれません。

夫婦になったとはいえ、1日中部屋着のまま過ごしたり、伸び切った髪を放置したりすると、夫に「だらしがない」と思われることがあるかもしれません。身なりに気を使わなくなった妻に嫌気がさして、ほかの女性に恋愛感情を抱いてしまうことも考えられます。

夫婦がお互いに気持ちよく過ごせるよう、節度ある身なりを心がけましょう。

夫を雑に扱う

夫を雑に扱うことが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

夫の存在を軽視して雑に扱うことでプライドを傷つけてしまい、夫が家庭外に居場所を求めるケースもあります。
特に、子どもが生まれると子ども中心の生活になりがちなため、夫の優先順位が低くなり、雑に扱ってしまいがちです。

「自分の存在を認めてほしい」との思いから、喜びや癒しの言葉をかけてくれる女性に恋愛感情を抱いてしまうかもしれません。

夫はいてくれて当たり前の存在ではありません。お互いに思いやりを持って生活することを心がけましょう

夫と必要最低限の会話しかしない

夫と必要最低限の会話しかしないことが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

コミュニケーションが不足すると、夫婦の間に溝ができやすいためです。

必要最低限の会話だけではお互いに思っていることや感じていることを伝えられないでしょうから、次第に夫婦の信頼関係は崩れていくことが考えられます。意思疎通ができないことで家庭の居心地が悪くなると、家にいても気が休まりません。
冷え切った夫婦関係に虚しさや寂しさを感じて、ほかの女性に癒しを求めてしまうケースは少なくありません。

「必要最低限の会話しかしてない」と思ったら、挨拶などの小さなコミュニケーションを増やすことをお勧めします。

夫とのセックスを拒否する

夫とのセックスを拒否することが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

セックスレスになると、性的欲求が満たされないことを不満に感じ、ほかの女性に癒しを求めるケースも少なくありません。

セックスの誘いを何度も断ることで、自分自身をすべて否定されたように感じる方もいらっしゃるでしょう。「男としての魅力があることを証明したい」との思いから、ほかの女性と関係を持つケースもあります。

家事・育児・仕事で忙しくなると、疲労や精神的ストレスがたまり、セックスをする気力がわかないこともあるでしょう。しかし、理由も告げずに拒否し続けると、夫の心が折れてしまうかもしれません。

夫婦間の触れ合いや思いやりを大切にするよう心がけましょう。

夫に感謝はしないが要求はする

感謝せず要求ばかりすることが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

何かをしてもらっても当たり前と受け流し、自分の要求だけを通そうとする妻に対しては、良い感情を抱かないことが多いでしょう。

育児・家事・仕事に追われて頭がいっぱいになると、周りが見えなくなってしまうこともあるでしょう。しかし、夫の立場からすると、「やってもらって当たり前だ」と言われたり、自分のしたことを否定されたりすると虚しくなり、「もう妻とは助け合うことができない」と思うこともあるかもしれません。

お互いに感謝する姿勢を持つよう心がけましょう

夫の言いなりになっている

夫の言いなりになっていることが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。

夫の言動をすべて許してしまうことで、「何をしても許される」と勘違いさせてしまうこともあります。言いなりになってばかりいると、軽視されることがあるかもしれません。

「何をしても怒られない」「不倫をしても大丈夫」と思わせないためにも、ダメなことはダメと言える勇気を持ちましょう

夫を束縛する

夫を束縛することが、夫が不倫をする一因となる可能性があります。
妻からの過度な干渉のストレスを発散するために、家庭外で恋愛を楽しむケースは少なくありません。

以下のような行動は、夫に息苦しさを感じさせているかもしれません。

  • 1日に何度も連絡をする
  • 誰とどこにいたのか細かく確認する
  • 出かけるときには報告を求める

適度な距離感を忘れないよう心がけましょう

サレ妻にならないために意識すべき5つのこと

夫に不倫をされやすい妻にならないために意識すべきこととして、主に以下の5つが挙げられます。

  • 家事や育児などをお願いする
  • 会話の時間を増やす
  • 感謝の気持ちを伝える
  • 夫婦のスキンシップを意識する
  • 夫婦の時間・ひとりの時間を大切にする

以下で詳述します。

家事や育児などをお願いする

夫に家事や育児などをお願いするよう意識することをお勧めします。
あなたが家事や育児のすべてを担ってしまうと、夫が「家庭内に居場所がない」と感じてしまう可能性があるためです。

以下のような家事や育児を具体的にお願いすることで、夫が存在意義を感じやすくなるでしょう。

  • お風呂掃除や食器洗いなど、家事を夫婦で分担する
  • 休日の料理を担当してもらう
  • 妻の育児休日を設定し、夫に子どもを任せる

夫が家事や育児に関われるよう、無理のない範囲でお願いしてみましょう

会話の時間を増やす

夫との会話の時間を増やすよう意識することをお勧めします。
夫婦間のコミュニケーションが不足すると、信頼関係が悪化したり、喧嘩が増えたりする原因となり得ます。

夫婦間の会話が増えれば、お互いの思いや考えを理解しやすくなります。短い会話でも構わないので、夫との会話の時間を増やせるよう心がけましょう。

以下のような話題は、会話のきっかけになりやすいです。夫と何を話せばいいかわからない場合に参考にしてみてください。

  • 天気の話題
  • 夫婦共通の趣味の話題
  • 子どもやペットの話題

感謝の気持ちを伝える

夫に感謝の気持ちを伝えるよう意識することをお勧めします。

感謝の言葉は承認欲求を満たし、「自分は必要とされている」と感じさせる効果があります。

男性は女性に比べて、他人に認めてもらいたい・他人に評価されたいという欲求が強い傾向にあります。承認欲求が満たされると、自分に自信が持てるだけでなく、承認してくれた人に好意を持ちやすくなります。

「毎日仕事を頑張ってくれてありがとう」などと、感謝を言葉にして夫に伝えることが大切です。
夫に対する感謝の気持ちを忘れず、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えるよう心がけましょう。

夫婦のスキンシップを意識する

夫婦のスキンシップを意識することをお勧めします。
スキンシップをとることで、夫婦間の心の繋がりを感じたり、絆を深めたりする効果が期待できます。

夫婦のスキンシップは、セックスだけを指しているのではありません。手を繋ぐ、腕を組む、マッサージをするなど日常生活の中でのボディタッチを心がけるのも良いでしょう。

小さな愛情表現が、お互いの性的な欲求を高めるきっかけになるかもしれません。
円満な夫婦関係を保ちたいなら、意識的にスキンシップをとることを心がけましょう。

夫婦の時間・ひとりの時間を大切にする

夫婦の時間・ひとりの時間を大切にすることをお勧めします。

ひとりの時間が充実すると心に余裕ができ、夫に優しくできたり、夫の良さを再確認したりしやすくなることもあります。
夫婦といえども、育った環境も価値観も異なるため、常に一緒にいると疲れてしまうこともあるでしょう。「ひとりの時間が欲しい」と思っているのは、夫も同じかもしれません。

ひとりで好きなことをして過ごす時間があるからこそ、夫婦の時間を大切にできるケースは多くみられます。
お互いを思いやり、夫婦の時間・ひとりの時間のどちらも大切にするよう心がけましょう。

サレ妻になってしまった場合に避けるべき4つの行動

夫に不倫をされてしまった場合に避けるべき主な行動として、以下の4つが挙げられます。

  • SNSなどに不倫の事実を投稿する
  • 不倫相手の職場に不倫の事実をバラす
  • 感情的になって夫を責め立てる
  • 安易に離婚を口にする

以下で詳述します。

SNSなどに不倫の事実を投稿する

SNSなどに不倫の事実を投稿することはやめましょう

SNSなどの不特定多数の人の目に触れる場所に不倫の事実を公表した場合、民法上の不法行為に該当し(民法709条、710条)、相手方から損害賠償請求を受ける可能性があります。

告訴された場合には、刑法上の名誉棄損に該当し(刑法230条1項)、刑事罰(3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金)を受ける可能性もあります。

たとえ匿名で投稿したとしても、権利侵害があったとして法的手段を講じられれば、投稿した人の氏名・住所などの個人情報が特定される可能性があります。

軽い嫌がらせのつもりで投稿した一言により、慰謝料を請求されたり、刑事責任を問われたりするおそれがあります。SNSなどに不倫の事実を投稿してはいけません

不倫相手の職場に不倫の事実をバラす

不倫相手の職場に不倫の事実をバラすことはやめましょう

第三者に不倫の事実をバラして不倫相手の名誉を傷つけた場合、上記同様、民法上の損害賠償請求を受けるおそれや、刑法上の名誉毀損罪に該当し刑事罰を受けるおそれがあるためです。職場だけでなく、不倫相手の家族や友人なども第三者にあたります。

不倫をされた怒りや悲しみから、「不倫相手を懲らしめてやりたい」との思いを抱くのも無理もありません。しかし、不倫の事実を第三者に口外すると、あなたが逆に訴えられるおそれがあります。不倫の事実を第三者に口外してはいけません

感情的になって夫を責め立てる

感情的になって夫を責め立てることはやめましょう
必要以上に夫を責め立ててしまうと、夫婦関係の修復が困難になる可能性があるためです。

夫の不倫が発覚したら、感情的になってしまうのも無理もありません。しかし、感情的になって夫を問い詰めたり、責め立てたりすると、冷静に話し合うことが難しくなるでしょう。

夫から建設的な話し合いはできないと判断されて、離婚を言い渡されるかもしれません。
不倫の証拠がない段階で夫を問い詰めると、証拠を隠滅されたり、不倫相手と口裏を合わせて言い逃れされたりするおそれもあります。
夫の不倫が発覚したら、冷静な対処が求められます。感情的に行動してはいけません

安易に離婚を口にする

安易に離婚を口にするのはやめましょう
安易に離婚を口にしてしまうと、後悔することになりかねないためです。

不倫が発覚した直後は「不倫をした夫と一緒に生活できない」と思ってしまうのも無理もありませんが、まずは落ち着きましょう。離婚を決意する前に、冷静に検討すべきことがあります。

以下のようなことを検討した上で、離婚するかどうか決断することをお勧めします。

  • 離婚後の生活をイメージできるか
  • 子どもの親権をどうするか
  • 子どもを引き取る場合、ひとりで育てる覚悟があるか

サレ妻が今後のために考えるべき2つのこと

夫に不倫をされたら今後のために考えるべきこととして、主に以下の2つが挙げられます。

  • 夫との婚姻生活を継続するか・離婚するか
  • 不貞慰謝料を請求するか

以下で詳述します。

夫との婚姻生活を継続するか・離婚するか

夫との婚姻生活を継続するか、離婚するかをしっかり考えましょう。

夫の不倫が発覚した直後は、「すぐに離婚したい」と思うかもしれません。しかし、一時の感情だけで離婚を決断するのは推奨できません。
まずは落ち着いて、これからどうしたいのか、あなたの気持ちを整理しましょう

婚姻関係を継続するのであれば、信頼関係を修復するためにも、夫に不倫相手との関係をきっぱりと断ち切ってもらうことをお勧めします。
離婚するのであれば、離婚後の収入や支出を実際に計算して、生活できるかどうか具体的にイメージすることをお勧めします。

夫と離婚したくても現実に生活できる見込みがない場合は、離婚に向けて生活設計を立てて準備をする必要があります。離婚後の住居や収入を得る方法などを、具体的に検討しましょう。

夫との婚姻生活を継続するか、離婚するかは、あなたの人生を左右する決断です。後悔することにならないよう、今後の生活について具体的に考えながら検討しましょう。

不倫慰謝料を請求するか

不倫の当事者に対して、慰謝料を請求するかどうかも検討しましょう
夫の不倫により精神的苦痛を被った場合、あなたは夫と不倫相手に慰謝料を請求できます

慰謝料を請求する際、夫と不倫相手が肉体関係を持った証拠があれば言い逃れされにくいです。慰謝料請求をするのであれば、肉体関係を持ったことがわかる証拠を集めておくと良いでしょう。

肉体関係を持ったことがわかる証拠として、以下のようなものが挙げられます。

  • 肉体関係を持ったことがわかるLINE・メッセージのやり取り
  • ラブホテルに出入りしたことがわかる写真・動画
  • 裸や下着姿で一緒にいることがわかる写真・動画

収集すべき証拠について、詳しくは「浮気の証拠になるもの13選と自力で証拠を集めるポイント・注意点」をご参照ください。

まとめ

夫に不倫をされないためには、不倫をされにくい状況・環境をつくることが大切です。

夫婦とはいえ、生まれ育った環境、見てきたもの、感じてきたものはそれぞれ違います。異なる価値観を排除するのではなく、夫婦としての価値観を作り上げていけるよう、お互いに相手を尊重するよう心がけましょう。

夫の不倫が発覚して「慰謝料を請求したい」とお考えなら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
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コラム監修者

SHIZU ISHIDA

SHIZU ISHIDA

所属:東京オフィス

広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。

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