夫の浮気が発覚したあなたは、悲しみと怒りに打ちひしがれていることとお察しします。
感情をコントロールできず夫を問い詰めたくなるのも無理もありませんが、発覚直後のあなたの接し方が今後の夫婦関係を左右することもあります。
この記事では、夫の浮気が発覚したらどうすればいいのか詳しく解説します。
浮気が発覚してもやってはいけないことや夫の浮気を放置するリスクなども紹介します。
落ち着いてこの記事をご一読いただき、今後の対応を検討してみてください。
目次
旦那の浮気が発覚したらどうすればいい?
夫の浮気発覚後、冷静に対応できるかどうかが重要な鍵を握ります。
「すぐに夫を問い詰めたい」と思うのも無理もありませんが、感情に任せて行動すると、あなたにとって不利な状況を招くおそれがあります。
問い詰めれば夫に警戒心を与えるでしょうから、証拠を隠滅されたり、不倫相手と口裏を合わせて言い逃れされたりしかねません。
夫の浮気が発覚したら、落ち着いて状況を整理することが大切です。
旦那の浮気発覚後の苦しみから逃れる方法はある?
夫の浮気発覚後の苦しみからすぐに逃れることは難しいでしょうが、感情を押し殺すのは良策ではありません。
信じていた夫に裏切られたら、怒りや悲しみなどのネガティブな感情に苦しむのは当然です。しかし、ネガティブな感情を抑圧しようとしたり、無理に夫を許そうとしたりすると、精神的に疲弊し、日常生活に支障をきたすほど追い詰められるおそれがあります。
あなたが「自分に何か落ち度があったのでは」と自分を責める必要はありません。
心の整理をつけるための具体的な方法を紹介しますので、自分自身の心を守るための参考にしてください。
感情を吐き出す場所を確保する
感情を吐き出す場所を確保すると良いでしょう。
ネガティブな感情を夫に直接ぶつけるのではなく、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうことで、冷静さを取り戻しやすくなります。
物理的・心理的な距離を置く
物理的・心理的な距離を置くのも良いでしょう。
ネガティブな感情に囚われているときに焦って結論を出すと、後悔しかねません。自分のペースで感情と向き合う時間を設けて、平静を取り戻しましょう。
状況によっては、別居を検討したり、家庭内での会話を最小限にしたりすることも検討してみてもいいかもしれません。
不倫カウンセリングを検討する
不倫カウンセリングを検討するのも良いでしょう。
不倫カウンセリングを受けることで、精神的なストレスを緩和し、問題解決に向けて心の整理がしやすくなります。
専門知識を持ったカウンセラーから関係改善のためのアドバイスも受けられるため、不倫の原因を理解し再発防止に繋げる効果も期待できます。
不倫カウンセラーについては、「不倫カウンセラーとは|相談するメリット・デメリットを詳しく解説」をご参照ください。
旦那の浮気発覚直後にやってはいけない行動
夫の浮気発覚直後は、冷静さを欠き、つい感情的な行動を取りがちです。
しかし、行動内容によっては、あなたが刑事責任を問われかねないため、以下の3つの行動は避けた方が無難です。
- 浮気相手に退職を強要する
- 旦那に無断でGPSによる位置情報を取得する
- 旦那の携帯を無断で覗き見る
以下で、詳しく紹介します。
浮気相手に退職を強要する
浮気相手に退職を強要してはいけません。
夫と浮気相手が同じ職場である場合など、関係を断ち切らせるために浮気相手に退職を求めたくなる気持ちが生じるかもしれません。
しかし、たとえ浮気をされた側でも、浮気相手に退職を強要する権利はありません。退職を強要する行為は、強要罪や脅迫罪に該当するおそれがあります。
関係を断ち切らせたくても、浮気相手に退職を強要することはやめましょう。
旦那に無断でGPSによる位置情報を取得する
夫に無断でGPSによる位置情報を取得してはいけません。
夫婦間でも、無断でGPSなどを装着して位置情報を収集する行為は、プライバシーの侵害となり得るほか、状況によってはストーカー規制法違反などに該当するおそれがあります。
違法な手段で得た証拠は、証拠能力が否定される可能性もゼロではありません。
夫に無断でGPSを仕掛けて位置情報を取得することはやめましょう。
旦那の携帯を無断で覗き見る
夫の携帯を無断で覗き見る行為も法に抵触するおそれがあります。
夫婦間でも、LINEやメールなどの内容を覗き見するなど端末本体の無断閲覧は、プライバシーの侵害となり得ます。
クラウドや各種サービスなどに他人のID・パスワードで無断ログインした場合は、不正アクセス禁止法が問題となることもあります。
過度な行為により問われる可能性のある刑事責任については、「不倫・浮気の慰謝料請求でやってはいけない7つのこと!」で詳しく解説しています。
浮気発覚後も旦那の浮気を放置するとどうなる?
夫の浮気が発覚したにもかかわらずそのまま放置すると、以下のリスクが現実化するおそれがあります。
- 慰謝料請求権が消滅するおそれがある
- 生活費や貯金を使い込まれるおそれがある
- 夫婦関係が修復できないほど崩壊するおそれがある
以下で、詳しく解説します。
慰謝料請求権が消滅するおそれがある
慰謝料請求権が消滅するおそれがあります。
不法行為に基づく慰謝料請求権には消滅時効が定められています。そのため、以下のいずれか早い時点を経過すると、慰謝料請求権が時効により消滅します。
- 損害及び加害者を知ったときから3年
- 不法行為があった時から20年

いずれかの時効期間を経過すると、浮気相手に対する慰謝料請求はできなくなります。
時効期間は、あなたが夫の浮気から目を背けている間も進行し続けます。
夫の浮気を放置すると、浮気相手に対する慰謝料請求ができなくなるかもしれません。
消滅時効については「不倫慰謝料の消滅時効とは|民法改正による変更点」で詳しく解説しています。
生活費や貯金を使い込まれるおそれがある
生活費や貯金を使い込まれるおそれもあります。
夫が浮気にのめり込み、浮気相手の気を惹くために高額なプレゼントや金銭援助を行うと、家族の生活費や子どものための貯金などを使い込まれるかもしれません。
自由に動かせるお金がない場合、借金をして費用を捻出するケースもみられます。
夫の浮気を放置すると、生活費や貯金を使い込まれたり、借金をされたりするかもしれません。
夫婦関係が修復できないほど崩壊するおそれがある
夫婦関係が修復できないほど崩壊するおそれもあります。
夫の浮気を放置している間に浮気相手との関係が深まり、浮気が本気となって、夫から離婚を切り出されるケースもみられます。
見て見ぬふりをしていても夫の裏切りに対する怒りや焦燥感は消えないでしょうから、精神的に追い詰められ、日常生活に支障をきたすおそれもあります。
夫の浮気を放置すると、夫婦関係が修復できないほど崩壊するかもしれません。
夫の浮気を放置するリスクについては、「旦那の浮気をほっとくと起こり得る5つのリスクと対策方法を解説」で詳しく紹介していますので、ぜひご参照ください。
旦那の浮気が発覚したらすべきこと
夫の浮気が発覚したら、浮気(不貞行為)の証拠を集めましょう。
夫を問い詰めても、証拠がなければ言い逃れされたり、浮気相手と口裏を合わせて証拠を隠滅されたりする可能性があります。
証拠がないのに夫を問い詰めても、事態は良くなりません。夫の言動を観察しつつ、証拠がないか探りましょう。
もっとも、証拠収集は適法に行う必要があります。住居侵入・盗聴・無断GPS装着など、違法な手段は避けてください。
浮気の証拠については、「浮気の証拠になるもの13選と自力で証拠を集めるポイント・注意点」で詳しく解説しています。
旦那の浮気相手に慰謝料請求するなら弁護士への依頼も検討を
夫の浮気相手に慰謝料請求するなら、弁護士への依頼を積極的に検討することをお勧めします。
弁護士への依頼を進める主な理由は、以下の3つです。
- 浮気相手との直接交渉を避けられる
- 法的根拠に基づいた適正な慰謝料を請求できる
- 証拠の精査や裁判対応もすべて任せられる
以下で、詳しく紹介します。
浮気相手との直接交渉を避けられる
浮気相手との直接交渉を避けられます。
浮気相手との直接交渉は、あなたが考えている以上に精神的苦痛を伴うことが予想されます。
弁護士に依頼すれば、弁護士に対応を任せられるため、あなたが浮気相手と直接やり取りせずに済みます。
精神的な負担から解放されますし、感情的な行動をして逆にあなたが不利な状況に立たされるおそれもなくなります。
あなたにかかる負担を最小限に抑えて解決を図れるでしょう。
法的根拠に基づいた適正な慰謝料を請求できる
法的根拠に基づいた適正な慰謝料を請求できます。
慰謝料の金額は法律で定められているわけではありませんが、50〜300万円程度が相場とされています。
慰謝料額は、夫婦の婚姻期間や浮気の期間、浮気の悪質度など、さまざまな事情を総合的に考慮して決められます。
弁護士に依頼すれば、過去の判例や依頼者の個別の事情に基づいて適正な慰謝料額を算定してもらえます。
浮気相手が減額を主張してきても、法的根拠に基づいて適切に反論できるため、不当に慰謝料を減額させられる事態も避けられるでしょう。
あなたが被った精神的苦痛を正当に評価した慰謝料を獲得できる可能性が高まります。
慰謝料の相場については、「15の判例から見る不倫慰謝料の相場と増額のための3つのポイント」で詳しく解説しています。
証拠の精査や裁判対応もすべて任せられる
証拠の精査や裁判対応もすべて任せられます。
弁護士に依頼すれば、慰謝料請求の交渉だけでなく、証拠の精査や示談書の作成、さらには裁判になった場合の対応まで一貫してサポートしてもらえます。
特に、ダブル不倫で双方から慰謝料請求が発生するなどの複雑な状況では、専門知識がなければ事実関係の整理や論理的な主張は難しいでしょう。
弁護士に依頼することで、納得のいく解決が図りやすくなるでしょう。
「弁護士選びに失敗したくない!慰謝料請求に強い弁護士の特徴と選び方」では、弁護士を選ぶ際にチェックすべきポイントなどを紹介していますので、ぜひご参照ください。
まとめ
夫の浮気が発覚したら感情的な行動をしてしまいがちですが、冷静さを欠くのは賢明ではありません。浮気の証拠を確保し、今後について落ち着いて考えることが大切です。
浮気相手に慰謝料を請求するなら、弁護士への相談・依頼を積極的に検討しましょう。
弁護士に依頼することで、証拠収集や交渉を有利かつ安心して進めやすくなります。
慰謝料請求に強い弁護士に依頼したいとお考えなら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、浮気問題に関する15,000件以上のお問い合わせをいただき、数多くの案件を解決へと導いています。
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