あなたは今、「妻が浮気しているのではないか」との疑惑が芽生え、不安に苛まれていませんか?
「妻に限って浮気なんてありえない」「妻の浮気なんてそうそうあるわけない」等と思ってはいても、妻の一挙一動が気になり、悶々とした日々を送っているかもしれません。
この記事では、妻が浮気しているのではないかと疑心暗鬼になっているあなたに知ってほしいことをまとめています。
不信感が募り妻を問い詰めたい衝動に駆られるかもしれませんが、直感だけで行動に移すのは推奨できません。この記事をご一読いただき、今後どうすべきか考えていただければ幸いです。
目次
妻の浮気って多いの?妻の浮気事情
相模ゴム工業株式会社が、20〜60代の男女14,100人を対象に現代人のセックスについて調査したところによると、パートナーがいる女性の15.2%が、パートナー以外ともセックスをしていることが分かりました。
この調査では、結婚相手・交際相手がいる女性に対し、〈結婚相手・交際相手以外にセックスをする相手はいますか?〉と質問した結果、以下の回答を得られています。
- 特定の相手が1名いる:6%
- 複数の相手がいる:9%
- 特定ではないが、その相手以外ともセックスをしている:7%
- いない:8%
このデータを見ると、パートナーがいる女性の6.7人に1人は、浮気をしているのかもしれません。
妻の浮気に気づいたきっかけ|半数は携帯電話!?
総合探偵社のMRが、パートナーに不倫された経験のある既婚男性100人を対象に妻の浮気について調査したところによると、浮気発覚のきっかけは携帯電話が大半であることが分かりました。
出典:不倫に気づいても半数の夫の気持ちは冷めない!?「妻に浮気された男性100人」の本音
この調査では、〈妻が浮気・不倫かなと思ったきっかけ〉について、以下の回答が得られています。
- 携帯電話:51%
- 雰囲気:21%
- 外出・外泊:18%
- カミングアウト:6%
- その他:4%
携帯電話の扱い方や使用頻度に変化などが、妻の浮気を疑うきっかけになることが多いようです。
妻の浮気を見抜く方法|浮気チェックリスト付き
妻の浮気を見抜くためには、妻の言動を観察することが大切です。
浮気チェックリストをご用意しましたので、以下のような変化が見られないか、最近の妻の言動を思い返してみてください。
複数の変化が見られる場合は、浮気している可能性が考えられます。
妻の言動を観察しつつ、浮気の証拠がないかを探ることも一つの方法かもしれません。
ただし、これは一般的な傾向に過ぎません。
何個以上当てはまれば浮気が確定するというものではなく、浮気以外の理由で行動に変化が生じている場合もあります。
浮気をしていても、このチェックリストに当てはまらないこともあるため、あくまで目安として参考にしてください。
妻の浮気は許せる?許せない?|妻の浮気を許す割合
結婚後の新たな生き方を提案する既婚者向けメディアやネットサービスの展開を行うレゾンデートル株式会社が、20〜59歳の夫婦間レスの男女400人を対象に夫婦間のセックスレスについて調査したところによると、セックスレスでも妻の浮気を許す男性の割合は16%と低いことが分かりました。
出典:「セックスレスでも相手の浮気・不倫を許さない!」は何割?セカンドパートナーや風俗を許す割合は?|「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の第9報(最終報告)
この調査では、〈もし配偶者が浮気・不倫をしたら許しますか?〉との質問に対し、以下のような回答が得られています。
- 許す:16%
- 許さない:5%
- 仕方ないと諦める:5%
- 分からない:0%
セックスレスでも妻の浮気を許さない夫は少なくありません。「妻の浮気が許せないなんて心が狭いと思われるだろうか」等と悩むこともあるかもしれませんが、妻の浮気が許せないのはあなただけではないので、自分を責めないでくださいね。
妻が浮気に走る原因・背景とは?夫婦生活で抱えがちな思い
妻が浮気に走る背景には、夫婦生活で抱えた以下のような思いがあるのかもしれません。
- 妻・母親だけでなく、ひとりの女性として見て欲しい
- 夫婦間のコミュニケーションが減って寂しい
- もっと育児や家事に協力して欲しい
- セックスレスが辛い
- 夫以外の男性を好きになってしまった
毎日同じことを繰り返す自分に意味が見出せない、家政婦のように扱われる生活にストレスを感じる等、日々の生活で抱えた虚無感や不満を払拭したいとの思いが、浮気に走る原因となる可能性があります。
「浮気をしている妻にみられる10の兆候と妻が浮気をする5つの理由」では、妻が浮気をする理由について詳しく解説しています。
妻の浮気を許すのと放置することの違い|放置が引き起こすリスク
妻の浮気を許すのは、夫婦関係を再構築するための一歩となり得ます。しかし、妻の浮気を放置することは、問題を先延ばしにして現実から目を背ける行為とも言えます。
真実を知るのは怖いかもしれませんが、妻の浮気を放置することには、以下のようなリスクが伴う可能性もあります。
浮気が本気になり妻から離婚を切り出される
浮気が本気になり妻から離婚を切り出されるおそれがあります。
浮気相手と一緒にいる時間が長くなればなるほど、浮気相手に対する愛情が深くなり、浮気相手と一緒になりたいと思うかもしれません。浮気相手が本気になり、妻に離婚するよう迫ることも考えられます。
妻の浮気を放置すると、浮気が本気になり、離婚を切り出されるかもしれません。
妻が浮気相手の子どもを妊娠する
妻が浮気相手の子どもを妊娠するおそれがあります。
肉体関係を持てば、避妊していたとしても、浮気相手の子どもを妊娠する可能性があります。何度も肉体関係を持つうちに避妊に対する意識が薄れ、避妊せずに肉体関係を持つことも考えられます。
妻の浮気を放置すると、妻が浮気相手の子どもを妊娠するかもしれません。
妻にお金を使い込まれる
妻にお金を使い込まれるおそれがあります。
浮気相手を繋ぎ止めたい等の思いから、浮気相手とのデート費用を支払ったり、高価なプレゼントをしたりするかもしれません。
「少額なら使ってもバレないだろう」と軽い気持ちで生活費に手をつけたことがきっかけで歯止めがきかなくなり、いざという時のための貯金まで使い込まれることも考えられます。
妻の浮気を放置すると、妻にお金を使い込まれるかもしれません。
浮気相手が既婚者だと妻も慰謝料を請求される
浮気相手が既婚者だと妻も慰謝料を請求されるおそれがあります。
浮気相手も既婚者の場合、浮気相手の配偶者も浮気の被害者となるため、浮気相手の配偶者は妻に対して慰謝料を請求できます。
慰謝料を請求されるのは浮気した妻ですが、妻に慰謝料を支払えるほどの特有財産(婚姻前からの貯蓄や相続で得たお金など)がない場合、慰謝料は夫婦のお金から支払うことになるでしょう。
高額な慰謝料を請求されれば、日々の生活や子どもの教育資金にまで影響を及ぼしかねません。妻の浮気相手が既婚者であれば、妻も慰謝料請求されるかもしれません。
慰謝料の金額については、「不倫(不貞行為)の慰謝料相場と過去の判例」で詳しく解説しています。
妻の浮気を疑って辛いあなたに伝えたいこと
「妻が浮気しているかもしれない」と思ったら、動揺するのは当然ですが、証拠もないまま問い詰めることは避けましょう。妻への接し方で改善できる点がないか考えたり、妻との時間を楽しんだりすることで、事態が好転するかもしれません。
証拠がないなら問い詰めるのはNG!
証拠がないなら問い詰めることはやめましょう。
浮気していない場合、夫婦関係に亀裂が入るおそれがあります。
浮気していたとしても、証拠がなければ言い逃れされたり、浮気相手と口裏を合わせて証拠を隠滅されたりする可能性があります。
証拠がないのに妻を問い詰めても、事態は良くなりません。妻の言動を観察しつつ、証拠がないか探ることをお勧めします。
浮気の証拠については、「浮気の証拠になるもの13選と自力で証拠を集めるポイント・注意点」で詳しく解説しています。
妻との時間を楽しむことも大切
妻との時間を楽しむことも大切です。
まだ妻が浮気しているとは限りません。たとえ浮気していたとしても、あなたと過ごす時間が大切だと再認識できれば、浮気相手との関係を自ら断つかもしれません。
思いやりを持って妻に接することで、状況が好転する可能性があります。
白黒はっきりさせたいなら専門家を活用する方法も
白黒はっきりさせたいなら専門家を活用するのも方法のひとつです。
探偵を活用すれば、妻が浮気しているかどうかはっきりさせられるかもしれません。
探偵は浮気調査のプロです。浮気相手を突き止め、浮気を立証する証拠が掴める可能性が高まるでしょう。
ただし、探偵の浮気調査の費用は、高額になるケースも少なくありません。探偵業法に違反する方法を用いて調査し、行政処分を受けている事務所も見られます。探偵に浮気調査を依頼する際は、事前に十分に検討しましょう。
探偵に調査依頼をする前に、ぜひ「探偵の浮気調査の費用相場と安くするための4つのポイントを徹底解説」もご参照ください。
浮気相手へのアプローチにより妻の浮気をやめさせる方法
浮気相手に以下のようなアプローチをすることにより、妻の浮気をやめさせられる可能性があります。
- 浮気相手に慰謝料を請求する
- 示談書で接触禁止と違約金を定める
以下で、詳しく解説します。
浮気相手に慰謝料を請求する
浮気相手に慰謝料を請求することで、妻の浮気をやめさせられるかもしれません。
妻と浮気相手に浮気(不貞行為)は不法行為だと自覚させ、反省を促せる可能性があります。浮気によりあなたがどれほどの精神的苦痛を被ったのかも伝わりやすくなるでしょう。
妻の浮気が発覚したら、浮気相手に慰謝料を請求することも選択肢の一つとして考えられます。
慰謝料請求の方法については、「浮気相手から慰謝料を取る方法と失敗しないために準備すべきこと」をご参照ください。
示談書で接触禁止と違約金を定める
示談書で接触禁止と違約金を定めることで、再発を防止しやすくなるでしょう。
「再度浮気したら違約金を請求される」とのプレッシャーを、不倫相手に与えられるためです。
接触禁止等の約束事や違反した場合のペナルティを明記した示談書を作成することで、再発の抑止力となることが期待できます。
示談書については、「不倫の示談書の書き方と自分で作成する際の注意点【テンプレート付】」で詳しく解説しています。
まとめ
妻の浮気を疑っても、証拠もないまま問い詰めるのは賢明ではありません。
浮気すると、本人も気付かぬうちに態度や行動に変化が見られるケースは多いです。3章で紹介したチェックリストを参考に、妻の言動に変化がないか注意深く観察してみてください。
妻の浮気が判明し浮気相手に慰謝料を請求したいと思ったら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
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