不倫の事実が交際相手の妻にバレた後(いわゆる奥バレ後)は、交際相手の行動は、妻によって厳しく監視されるかもしれません。
「関係がバレたのだから仕方ない」「バレる前の関係に戻るために今は我慢しなければ」と思ってはいても、交際相手と距離を置くのは辛いことでしょう。
この記事では、不倫がバレた後の妻の監視はいつまで続くか、監視期間中の妻がとり得る行動等を詳しく紹介します。「いつまで我慢すればいいの?」と苦しむあなたに、ぜひご一読いただきたいです。
目次
奥バレ後の監視期間はどのくらい続く?いつまで我慢すべき?
交際相手の妻が、配偶者を、いつまで・どの程度監視するかは、一概には言えません。
人によって不倫に対する思いや考えは異なりますし、夫婦関係や不倫の状況等、それぞれの事情によっても異なることが考えられます。
不倫が原因で別居・離婚するのか、夫婦関係を修復するのかによって、不倫をした配偶者への接し方は異なるでしょう。不倫の回数や期間、態様も、監視期間に影響を与えるかもしれません。
いずれにせよ、妻が不倫した配偶者を無条件で許し、何事もなかったかのように振る舞うとは考えにくいです。不倫された妻が配偶者の行動を把握したり、スマホをチェックしたりする可能性は高いです。
当分の間、交際相手は妻の監視下にあると考えた方が良いでしょう。
不倫がバレたあと監視期間中に奥さんは何をしている?
配偶者の不倫を知った妻は、夫を監視しながら以下のようなことをしているかもしれません。
- あなたの情報を探っている
- あなたと配偶者の肉体関係の証拠を収集している
以下で、詳しく紹介します。
あなたの情報を探っている
あなたの情報を探っているかもしれません。
不倫の確証を得るためには、不倫相手を特定する必要があります。
「不倫相手は配偶者と連絡を取り合っている人の中にいるだろう」等と考え、配偶者のスマートフォン等をチェックし、怪しい人物がいないか調査している可能性があります。
監視期間中に交際相手と連絡を取ったり、会ったりすれば、不倫相手があなたであることの確証を与えるかもしれません。
交際相手の妻があなたの情報を探っている可能性があることを、忘れてはいけません。
あなたと配偶者の肉体関係の証拠を収集している
あなたと配偶者の肉体関係の証拠を収集しているかもしれません。
不倫の疑いが強くなれば、慰謝料請求も見据えて確たる証拠の確保に動くことが考えらます。
不倫相手があなただと特定されれば、あなたとのLINEのやり取りや、あなたのSNS等も徹底的に確認されるかもしれません。
以下のようなものを掴まれた場合、不貞行為の証拠となり得ます。
- 肉体関係を持ったことを匂わせるLINEやメッセージのやり取り
- ラブホテルを利用した・2人で旅行をした等のSNSの投稿
交際相手の妻が、あなたと配偶者の肉体関係の証拠を収集している可能性があることを忘れてはいけません。
監視期間が終わったと思っても油断は禁物
監視期間が終わったと思っても、以下のような可能性も考えられるため、油断は禁物です。
- 泳がされているだけの可能性もある
- 連絡を再開したタイミングで一気に動かれることも
以下で、詳しく紹介します。
泳がされているだけの可能性もある
泳がされているだけの可能性もあります。
監視を緩めることであなたたちを油断させ、不倫の確たる証拠を得ようとしているのかもしれません。
探偵を使って水面下で動くケースも見られます。
監視の目が緩んでも、泳がされているだけの可能性もあることを、念頭に置いておきましょう。
連絡を再開したタイミングで一気に動かれることも
連絡を再開したタイミングで一気に動かれることもあります。
関係をきっぱりと解消させるために、慰謝料請求に踏み切るかもしれません。
監視期間中に交際相手との接触を我慢していたことが功を奏し、慰謝料請求を回避できるケースもあるでしょう。しかし、まだ交際を継続していることがバレれば、これまでに収集した証拠を使って慰謝料を請求してくるかもしれません。
連絡を再開したタイミングで一気に動かれる可能性があることを、念頭に置いておきましょう。
奥バレ後の監視期間中に見つめてほしい2つのこと
交際相手と思うように連絡が取れない監視期間中だからこそ、見つめ直してほしい2つのことを、以下で詳しく紹介します。
交際継続を望むのに彼はなぜ離婚しないの?
あなたとの交際継続を望むのに、彼はなぜ離婚しないのでしょうか。
あなたにとって、交際相手は大切な存在でしょう。
交際相手にとっても、あなたは大切な存在である可能性もありますが、いつでも肉体関係を持てる都合の良い相手だと考えている可能性もあります。交際相手にとって都合が良いからこそ、妻と離婚はしないがあなたとの交際継続を望んでいるのかもしれません。
交際相手とあなたが望む未来は重なっているか、考えてみてください。
お金や将来の安定よりも彼との関係を選び続けたい?
お金や将来の安定よりも、彼との関係を選び続けたいですか?
交際相手が離婚しない限り、2人の関係に未来はありません。監視期間を乗り越えて前のような関係に戻れたとしても、交際を継続していることがバレたら慰謝料を請求される可能性があります。
独身者と恋愛していれば描けるはずの結婚や出産等の未来は、既婚者である交際相手と描くことは難しいでしょう。
既婚者との恋愛は、あなたの人生を一変させるほどのリスクを抱えています。交際相手と思うように連絡が取れない監視期間中に、あなたの気持ちを整理してみてください。
不倫が抱えるリスクについては、「不倫を続けるか悩んだら確認すべき不倫がもたらす5つのリスク」で詳しく紹介しています。
まとめ
交際相手の妻が配偶者をいつまで・どの程度監視するかは一概には言えませんが、当分の間は妻の監視下にあると考えた方が良いでしょう。
監視期間が終わったと思っても泳がされているだけかもしれませんし、連絡を再開したタイミングで一気に慰謝料請求に踏み切る可能性もあります。
交際相手と思うように連絡が取れない監視期間中に、交際相手との関係について見つめ直しましょう。
慰謝料請求されたら、なるべく早期に弁護士に依頼することをお勧めします。
ご自身でも対応できますが、感情的になるあまり不用意な発言をして事態がより悪化したり、早く解決しなければと焦るあまり不当に高額な慰謝料の支払いに応じてしまったりするおそれがあります。
弁護士に依頼すれば、不倫の期間や不倫をした経緯等、さまざまな事情を総合的に考慮して適切な慰謝料額を算定してもらえます。最善の解決策を検討し、相手配偶者の理解を得られるよう交渉を進めてもらえるため、双方が納得のいく解決を図りやすくなるでしょう。
慰謝料請求の対応を弁護士に依頼したいとお考えなら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。