更新日:2024年4月25日 (木)

公開日:2024年4月25日 (木)

離婚して不倫相手と再婚したいと思ったら考えたい4つのリスク

離婚して不倫相手と再婚したいと思ったら考えたい4つのリスク 離婚して不倫相手と再婚したいと思ったら考えたい4つのリスク

サマリー

あなたは今、配偶者と離婚して不倫相手と再婚したい、とお考えのことと思います。
離婚して不倫相手と再婚することは、あなたのその後の人生を大きく左右します。
リスクを考慮した上で、冷静に判断すべき重要な選択です。

この記事では、不倫相手と再婚したいあなたにご一考いただきたい、離婚して不倫相手と再婚するリスクを紹介します。
後悔しない選択をするための参考になれば幸いです。

離婚して不倫相手と再婚するのはアリ?

離婚して不倫相手と再婚することは、法的には問題ありません。

しかし、あなたの今後の人生に大きな影響を与えるリスクを伴います。

離婚して不倫相手と再婚することは、現在の配偶者や子どもと築いてきた家庭を壊すということです。家庭を壊された配偶者や子どもに、多大な精神的苦痛を与えることになるでしょう。現在のご家族の今後の人生にも影響を及ぼすかもしれません。

不倫相手との再婚は、相応の覚悟を持って選ぶべき選択肢といえます。

離婚して不倫相手と再婚する4つのリスク

離婚して不倫相手と再婚するリスクは、主に以下の4つです。

  • 慰謝料を請求される
  • 経済的に困窮する
  • 社会的信用を失う
  • 不倫を繰り返す

以下に詳述することを踏まえた上で、離婚して不倫相手と再婚するかどうか冷静に検討しましょう。

慰謝料を請求される

不倫が原因で離婚した場合、配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。

不倫慰謝料の相場は50~300万円程度と幅がありますが、不倫が原因で離婚に至った場合は、離婚しない場合に比べて慰謝料の額が高くなる傾向があります。

もっとも、あなたが離婚を望んでも、配偶者が離婚に合意しない限り、原則として離婚を実現できません。
なぜなら、基本的に、不倫をした側(有責配偶者)からの裁判上の離婚請求は認められないからです。配偶者が、離婚に応じる条件として、高額な慰謝料を請求したり、慰謝料に代えて多額の財産分与を求めたりすることもあります。

不倫の事実を伏せて離婚をしても、後の再婚により配偶者に不倫の事実が発覚した場合などには、その態様が悪質だと判断され、高額な慰謝料が認められるおそれもあります。

不倫が原因で離婚する場合は、慰謝料を支払わなければならないことを覚悟しておきましょう。

経済的に困窮する

離婚して不倫相手と再婚する場合、経済的に困窮するリスクがあります。

前述のとおり、配偶者から慰謝料を請求される可能性があるほか、財産分与養育費などの支払いが必要になる場合があるからです。

配偶者との間に子どもがいる場合は、養育費の支払いも考えておく必要があります。
養育費の額は子どもの年齢や家族構成、経済状況により異なりますが、最高裁判所が公表した2022年度の司法統計によると、調停や審判で決めた場合の子どもひとりの養育費の額は以下のとおりとなっています(※母が監護者となった場合)。

参考:司法統計 結果一覧 | 裁判所 – Courts in Japan

ダブル不倫の場合は、双方の子どもの養育費が必要になるケースも考えられます。

慰謝料と養育費の支払いが家計を圧迫し、生活が破綻するリスクがあることを覚悟しておきましょう。

社会的信用を失う

離婚して不倫相手と再婚する場合、社会的信用を失うリスクがあります。

不倫をしていた事実は、今後の交友関係に影響を与えかねません。離婚して不倫相手と再婚するとなれば、味方になってくれる人はほとんどいないと考えた方がいいでしょう。

不倫している事実が職場に知られると、今後のキャリアにも影響を及ぼすおそれがあります。社内での評価が厳しくなって出世の道が失われたり、周囲の圧力や人間関係の悪化によって半ば強制的に自主退職に追い込まれたりするケースも考えられます。

社会的信用を失い、交友関係やキャリアに影響を与えるリスクがあることを覚悟しておきましょう。

不倫を繰り返す

離婚して不倫相手と再婚する場合、不倫を繰り返すリスクがあります。

不倫相手と再婚する場合、お互いに不倫を経験しています。たとえ相手が不倫をしていなくても、また不倫を繰り返すのではないかと疑心暗鬼になり、不安を抱えやすいでしょう。

不倫をする人の中には、常に誰かと恋愛していたいと考えている人も少なくありません。再婚した途端に、不倫を繰り返すことも考えられます。

再婚しても、不倫を繰り返すリスクがあることを覚悟しておきましょう。

離婚して不倫相手と再婚する前に考えたい2つのこと

離婚して不倫相手と再婚する前に考えたいことは、主に以下の2つです。

  • 今の家庭を壊してまで一緒になりたい相手か
  • 周囲の冷たい視線に耐えられるか

以下に詳述しますので、不倫相手との再婚を望んで離婚する前に、今一度冷静に考えてみましょう。

今の家庭を壊してまで一緒になりたい相手か

今の家庭を壊してまで一緒になりたい相手か、離婚して不倫相手と再婚する前によく考えましょう。

不倫する人の中には、背徳感やスリルを楽しんでいる場合も少なくありません。そのため、お互いに離婚して障害がなくなれば、恋愛感情が冷めてしまうことも考えられます。

離婚してしまえば、配偶者や子どもと一緒に暮らす生活は、もう取り戻せません。一時の感情に任せて離婚することは賢明ではありません。

離婚しなければよかったと後々後悔しないよう、離婚する前に真剣に考えましょう。

周囲の冷たい視線に耐えられるか

周囲の冷たい視線に耐えられるか、離婚して不倫相手と再婚する前に考えましょう。

不倫の世間一般のイメージは、いいものではありません。周囲から祝福を得るのは難しいでしょう。家族や友人、同僚との関係も悪化する可能性があります。

離婚して不倫相手と再婚する場合、周囲から向けられる冷たい視線は避けられないでしょう。

不倫相手と再婚した夫婦は幸せ?

不倫相手と再婚して幸せだと心から思っている人は、あまり多くないのが現実でしょう。

不倫相手と再婚して幸せになった夫婦、幸せにならなかった夫婦の特徴を紹介します。ご自身がどちらに当てはまるか、今後の参考になればと存じます。

不倫相手と再婚して幸せになった夫婦

不倫相手と再婚して幸せになった夫婦の特徴として、主に以下の2つが挙げられます。

  • 前配偶者との婚姻関係がすでに破綻していた
  • 離婚してから再婚までに十分な期間をあけた

それぞれの特徴について、以下に詳述します。

前配偶者との婚姻関係がすでに破綻していた

不倫を始める前から婚姻関係がすでに破綻していた場合、不倫相手と再婚して幸せになれるケースがあります。

前配偶者との婚姻関係が破綻していた場合、不倫の有無に関係なく離婚していた可能性があります。不倫相手との再婚をきっかけに先延ばしにしてきた離婚を決断した場合、離婚を後悔するケースは少ないでしょう。不倫相手と再婚することで、心の拠り所ができたといえます。

離婚してから再婚までに十分な期間をあけた

離婚してから再婚までに十分な期間をあけた場合、不倫相手と再婚して幸せになれるケースがあります。

離婚してから再婚までに十分な期間をあけることで、周囲の風当りが弱まる傾向にあります。不倫相手と再婚するために離婚したと見られにくいためです。

再婚するべきか、冷静に判断する時間があったことも重要です。十分な期間をあけても再婚したいとお互いに思えるならば、単に不倫を楽しんでいたのではなく、本当に愛し合っていたといえるでしょう。

不倫相手と再婚して幸せにならなかった夫婦

不倫相手と再婚して幸せにならなかった夫婦の特徴として、主に以下の2つが挙げられます。

  • 前配偶者との婚姻関係が破綻していないのに離婚した
  • 夫婦のどちらかが浮気性だった

それぞれの特徴について、以下で詳述します。

前配偶者との婚姻関係が破綻していないのに離婚した

前配偶者との婚姻関係が破綻していないのに離婚した場合、不倫相手と再婚しても幸せにならないケースが多いです。

前配偶者と普通の生活を送っていたにも関わらず、一時の感情に流されて離婚し不倫相手と再婚するケースは、あまり長続きしない傾向にあります。再婚して数年は愛し合っていても、やがてその生活にも慣れてしまい、相手に飽きてしまうためです。相手に飽きてしまうと、またどちらかが不倫を繰り返す場合も少なくありません。

夫婦のどちらかが浮気性だった

夫婦のどちらかが浮気性だった場合、不倫相手と再婚しても幸せにならないケースが多いです。

浮気性の人は、特定のパートナーがいても、何度も他の異性と関係を持ってしまう傾向にあります。不倫に対する抵抗が少ない場合もあるため、再婚しても不倫を繰り返す可能性は十分にあるといえます。

不倫相手と再婚するために必要なこと

離婚して不倫相手と再婚するために必要なことは、冷静な判断力です。

今の家庭を壊して不倫相手と再婚することは、あなたの今後の人生だけでなく、あなたに関わる人の人生にも影響を及ぼす可能性があることを忘れてはいけません。

離婚して不倫相手と再婚するリスクをしっかり考慮し、冷静な判断を心がけましょう。

まとめ

離婚して不倫相手と再婚することは、たくさんのリスクが伴います。一時の感情に流されて後々後悔しないよう、冷静に判断することが重要です。

不倫相手と再婚を視野に入れて、現配偶者との離婚をお考えの場合は、弁護士への相談も検討しましょう。あなたの状況に合わせた適切なアドバイスが期待できます。

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