更新日:2026年2月26日 (木)

公開日:2024年10月23日 (水)

不倫の証拠がない場合は泣き寝入りするしかない?今できることを紹介

不倫の証拠がない場合は泣き寝入りするしかない?今できることを紹介 不倫の証拠がない場合は泣き寝入りするしかない?今できることを紹介

サマリー

あなたは今、夫の不倫を疑っているものの決定的な証拠が掴めず、悶々とした日々をお過ごしのこととお察しします。

不倫の証拠が掴めない場合、「泣き寝入りするしかない」と慰謝料請求を諦めてしまうケースは少なくありません。

この記事では、証拠がないと泣き寝入りする前にあなたにできることやNG行動などを紹介します。やるせない思いを抱えて苦しんでいるあなたが、前向きに考えるきっかけとなれば幸いです。

不倫の証拠がない場合は泣き寝入りするしかない?

不倫の証拠がない場合も、泣き寝入りすることはありません

不貞を示す証拠が一切ないと裁判での慰謝料獲得は難しいですが、交渉段階では証拠の提示は必須ではありません。

交渉段階なら証拠がなくても慰謝料を請求できる

交渉段階なら、証拠がなくても慰謝料を請求できます

話し合いで解決を図る場合、証拠の提示は必須ではないからです。
不倫相手が不貞行為があったことを認め、当事者間に事実の認識の相違がなければ、慰謝料の支払いについて交渉できるでしょう。
ただし、不倫相手が不貞行為があったことを認めない場合、証拠がなければ交渉を進めるのは難しでしょう。

証拠がなくても慰謝料を請求できますが、不倫相手が不貞行為があったことを認めない場合、慰謝料を獲得できない可能性があります。

不貞を示す証拠が一切ないと裁判での慰謝料獲得は難しい

不貞を示す証拠が一切ない場合は、裁判での慰謝料獲得は難しいでしょう。

裁判では、当事者の主張が事実かどうか、証拠に基づいて裁判官が判断します。そのため、不貞行為があったことを証明する、もしくは不貞行為があっただろうと推認させる証拠がなければ、慰謝料が認められる可能性は低いといえます。

裁判所に判断を委ねる場合は、あなたが提出した証拠に基づいて不貞行為があったかどうか判断するため、不貞行為を立証できる証拠が必要です。

証拠がないと泣き寝入りする前にあなたにできる6つのこと

証拠がないと泣き寝入りする前にあなたにできることとして、以下の6つを紹介します。

不倫の証拠としては弱いものでも、複数を組み合わせることで不貞行為を立証できたり、肉体関係をより強く推認させる証拠を押さえる手がかりになったりする可能性があります。
「証拠がないから泣き寝入りするしかない」と諦める前に、ぜひチェックしてみてください。

配偶者の行動を観察する

証拠がないと泣き寝入りする前に、配偶者の行動を観察することをお勧めします。

以下のような行動がみられる場合、あなたに嘘をついて不倫相手と逢瀬を重ねている可能性があります。

  • 急に残業が増えて帰宅が遅くなった
  • 出張や接待が増えて外泊が多くなった
  • あなたが知らない昔の友人と会う機会が増えて休日も外出するようになった
  • 親の手伝いなど地元での用事が増えて頻繁に帰省するようになった

配偶者の行動の変化を観察することで、不倫相手といつ会っているのか特定できるかもしれません。

配偶者のSNSを確認する

証拠がないと泣き寝入りする前に、配偶者のSNSを確認することをお勧めします。

配偶者が不倫を匂わせる写真やメッセージを投稿しているかもしれません。

不倫相手だと思われるフォロワーを見つけたら、その人の投稿も確認してみましょう。不倫の証拠となり得る、以下のような写真やコメントを残している可能性があります。

  • 性的関係を持ったことを匂わせる写真・コメント
  • 2人きりで旅行したことがわかる写真・コメント
  • ホテル内で撮影したことがわかるツーショット写真

配偶者のバッグや財布など持ち物を確認する

証拠がないと泣き寝入りする前に、配偶者のバッグや財布など持ち物を確認することをお勧めします。

不貞行為の証拠となり得る、以下のようなものが残されている可能性があります。

  • ラブホテルのレシート・領収書
  • ラブホテルの備品・ポイントカード・割引券
  • 避妊具

クレジットカードの利用履歴を確認する

証拠がないと泣き寝入りする前に、クレジットカードの利用履歴を確認することをお勧めします。

クレジットカードの明細書には、利用日や利用店舗・施設名、支払額などが記載されます。そのため、いつ・どこで・何にクレジットカードを利用したか確認できます

不倫の証拠となり得る、以下のような店舗・施設の利用履歴が残されている可能性があります。

  • ラブホテル
  • デートで利用するようなレストラン
  • ハイブランド・アクセサリーなどプレゼントの可能性を示唆するショップ

配偶者の交通系ICカードの利用履歴を確認する

証拠がないと泣き寝入りする前に、配偶者の交通系ICカードの利用履歴を確認することをお勧めします。

交通系ICカードの利用履歴を確認すれば、利用日や利用時間、利用駅などがわかります。

自宅・勤務先以外の駅で何度も乗り降りしている場合、不倫相手の自宅やよく利用するホテルの最寄り駅である可能性があります。

ドライブレコーダーを確認する

証拠がないと泣き寝入りする前に、ドライブレコーダーを確認することをお勧めします。

配偶者が不倫に自家用車を使用していれば、不倫の証拠となり得る以下のような映像・音声が残されている可能性があります。

  • 車内で性的関係を持ったことがわかる映像・音声
  • ラブホテルに出入りする映像・音声
  • 親密な関係をうかがわせる会話

証拠を掴めていない場合の2つのNG行動

証拠を掴めていない場合の主なNG行動として、以下の2つが挙げられます。

それぞれのNG行動について、以下で詳しく紹介します。

配偶者を問い詰める

証拠を掴めていない場合のNG行動として、配偶者を問い詰めることが挙げられます。

配偶者が不倫の事実を素直に認めればその自白が証拠になりますが、否認する可能性が高いでしょう。

不倫の証拠を掴めていないのに問い詰めると、証拠を隠滅されて言い逃れをされるリスクが高まります。

配偶者の車両や私物に無断でGPSを設置する

証拠を掴めていない場合のNG行動として、配偶者の車両や私物に無断でGPSを設置することが挙げられます。

不倫の事実を立証するためとはいえ、GPSを利用した証拠収集は、プライバシーの侵害として違法行為に該当する可能性があります。

慰謝料請求を弁護士に依頼した場合、配偶者に無断で設置したGPSの記録を証拠として提出すると弁護士職務基本規定に違反する行為に該当するおそれがあるため、裁判で証拠として使えない可能性もあります。

不倫の証拠を得たくても、配偶者の車両や私物に無断でGPSを設置することはやめましょう。

証拠がないと泣き寝入りする前に弁護士に相談するメリット

証拠がないと泣き寝入りする前に弁護士に相談する主なメリットとして、以下の2つが挙げられます。

それぞれのメリットについて、以下で詳しく紹介します。

手元にある情報で不貞行為を立証できるかどうかを判断してもらえる

弁護士に相談するメリットとして、手元にある情報で不貞行為を立証できるかどうかを判断してもらえることが挙げられます。

配偶者のSNSや持ち物、クレジットカードなどの利用履歴などから不倫の証拠となり得る情報を掴めたとしても、それで不貞行為を立証できるかどうかの判断は簡単ではありません。

自分では証拠と思えないものであっても弁護士は不貞の証拠として役立つと判断する場合もあります。ひとつひとつは証拠として弱いものでも複数を組み合わせることで不貞行為を推認させる証拠になる場合もあります。

弁護士に相談して、手元にある情報が証拠として活用できるかどうか判断してもらうことをお勧めします。

証拠の集め方をアドバイスしてもらえる

弁護士に相談するメリットとして、証拠の集め方をアドバイスしてもらえることが挙げられます。

そもそも証拠の集め方が分からない、どんな証拠が有効なのか分からないと悩む人は少なくありません。配偶者や不倫相手が証拠を残さないよう細心の注意を払っているため、証拠を掴めないケースもみられます。

弁護士に相談すると、それぞれの状況を踏まえた証拠の集め方について、適切なアドバイスがもらえます。

どのような証拠を集めるべきか助言を受けることで、証拠を集めやすくなるでしょう。ある程度証拠を確保しているものの決定的なものがないという場合には、慰謝料請求交渉の依頼を受けた弁護士が弁護士会照会制度を利用して情報を得ることも検討できます。

どうしても証拠を掴めない場合は、探偵への調査依頼についても検討してもらえるでしょう。
手元にあるものが不倫の証拠として十分役立つと判断できれば探偵に依頼する必要がないため、出費も抑えられます。

不倫の証拠が掴めなくて悩んだら、まずは弁護士に相談することをお勧めします。

まとめ

「不倫の証拠がないから泣き寝入りするしかない」と諦める前に、まずはあなたにできる6つのことをやってみましょう。どんな些細なことでも、不倫の証拠を押さえるきっかけになる可能性があります。

「どうにかして不倫の証拠を集めて慰謝料請求したい」とお考えなら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。

慰謝料請求に精通した弁護士が、問題解決に向けて、あなたを全力でサポートいたします。

初回相談は30分無料です。ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。

コラム監修者

SHIZU ISHIDA

SHIZU ISHIDA

所属:東京オフィス

広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。

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