サマリー
不倫相手との関係を解消したいとは思うものの、「別れを切り出したらトラブルになるのではないか」「穏便に別れる自信がない」などの理由から、別れを言い出せずにいませんか?
しかし、不倫はあなたの人生を一変させるリスクをはらんでいるため、不倫相手との別れが頭をよぎったら、すぐに行動に移すべきです。
この記事では、不倫相手との別れが難しい理由や、不倫相手と別れる際に起こり得るトラブルを紹介します。
穏便に別れるコツもお伝えしますので、ぜひご一読ください。
不倫相手との別れが難しいのはなぜ?
不倫相手との別れのが難しいのは、独身者同士の恋愛の終わりとは異なる複雑な問題をはらんでいるためです。
独身者同士の恋愛では、別れのリスクは基本的に個人の感情的な問題に留まるでしょう。しかし、不倫の場合は、感情的な問題だけでなく、社会的な制裁や法的な責任追求などのリスクが現実化するおそれも考えねばなりません。
不倫相手に別れを告げたことが原因で泥沼のトラブルへと発展するおそれがあるため、不倫相手を傷つけたり、遺恨を残したりする別れ方は避けるべきです。
不倫相手と別れる際に起こり得るトラブルは、次章で詳しく紹介します。
不倫相手と別れる際に起こり得るトラブル|カテゴリ別に紹介
不倫相手に別れを切り出した際、冷静に受け入れてもらえるとは限りません。感情的なこじれや、金銭的・法的トラブルに発展するおそれがあります。
感情的なトラブル
未練や怒り、寂しさからくる感情的なトラブルに発展するおそれがあります。
不倫関係は、誰にも相談できない孤独な関係であることが多く、別れの辛さや苦しみを一人で抱え込みやすいです。深い喪失感や、裏切られたなどの思いからくる怒りの感情が不倫相手の理性を奪い、あなたへの執着や攻撃的な行動に繋がるかもしれません。
具体的には、執拗につきまとわれたり、「家族や職場に不倫をバラす」などと脅迫されたりすることが考えられます。
金銭的なトラブル
手切れ金を請求されるなどの金銭的なトラブルに発展するおそれもあります。
別れを切り出された不倫相手が、関係を終わらせる代償として、手切れ金を請求するケースもみられます。
手切れ金に法的な支払い義務は発生しないものの、要求を一蹴すれば、トラブルが泥沼化するかもしれません。
不倫相手から手切れを請求された場合の対応は、「不倫相手から請求された手切れ金の支払いを検討すべき2つのケース」の記事で詳しく解説しています。
法的なトラブル
不倫がバレたら法的なトラブルに発展するおそれもあります。
不倫(不貞行為)は、民法上の不法行為に該当するため、不倫相手が既婚者の場合は、相手配偶者から慰謝料を請求されるリスクがあります。
法定離婚事由(民法第770条1項1号)でもあるため、あなたが既婚者であれば、配偶者から離婚を請求されるリスクもあります。
不誠実な態度をとると、慰謝料が増額されたり、離婚を切り出されたりするおそれがあるため、不倫がバレたら誠実な対応を心がけましょう。
「不倫を続けるか悩んだら確認すべき不倫がもたらす5つのリスク」では、不倫のリスクについて詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
不倫相手と穏便に別れるコツ
不倫相手と穏便に別れるために押さえておくべきポイントは、以下の3つです。
- 不倫相手と別れる理由を明確にする
- 不倫相手の感情に配慮しつつ自分の正直な気持ちを伝える
- 不倫相手に別れを告げたらお互いに連絡先を削除する
以下で、詳しく紹介します。
不倫相手と別れる理由を明確にする
不倫相手と別れる理由を明確にしましょう。
不倫相手と別れる理由が曖昧なままだと、不倫相手から「関係を続けたい」とせがまれたときに、気持ちが揺らいでしまうかもしれません。
別れを切り出す前に自分の気持ちを整理して、不倫相手と別れる決意を固めましょう。
不倫相手の感情に配慮しつつ自分の正直な気持ちを伝える
不倫相手の感情に配慮しつつ、自分の正直な気持ちを伝えましょう。
曖昧な表現で別れを伝えると、不倫相手に不要な期待を抱かせたり、執着を招いたりする原因となりかねません。
不倫相手を傷つけたり、遺恨を残したりする言い方は避けて、正直かつ明確に自分の気持ちを伝えましょう。
不倫相手に別れを告げたらお互いに連絡先を削除する
不倫相手に別れを告げたらお互いに連絡先を削除しましょう。
連絡を取りたくなっても、それができないように環境を整えることが大切です。
別れを告げたら、不倫相手との関係を完全に断ち切れるよう、お互いにLINEやメール、電話、SNSなどの連絡先をすべて削除することをお勧めします。
不倫相手との別れ話が法的トラブルに発展したら弁護士へ相談を
不倫がバレて相手配偶者から慰謝料を請求されたら、弁護士への相談・依頼を検討してみてください。
弁護士に依頼すれば、弁護士が窓口となるため、相手配偶者の対応はすべて弁護士が行います。感情的な対立を避けられるため、周囲に不倫の事実をバラされるリスクを減らせるだけでなく、スピーディーな解決も期待できます。
請求された慰謝料の金額が妥当かどうかも判断してもらえます。慰謝料の金額は請求する側が自由に決められるため、不当に高額な慰謝料を請求されるケースは少なくありません。
状況に応じた妥当な慰謝料額を導き出すだけでなく、減額交渉も任せられるため、不当に高額な慰謝料を支払う事態も避けやすくなります。
「不倫した側が弁護士に相談した方がよい6つのケースと5つのメリット」では、弁護士を選ぶ際のチェックポイントや相談前に準備すべきことなども詳しく紹介しています。相手配偶者から慰謝料を請求されたら、こちらの記事もぜひご一読ください。
まとめ
不倫の関係はダラダラと続いてしまいがちですが、不倫にはあなたの人生を一変させるほどのリスクがあります。
不倫相手との別れが頭をよぎったら、自分自身の人生を再構築するためにも、すぐに行動に移すことをお勧めします。自分の気持ちを整理し、冷静に不倫相手に自分の正直な気持ちを伝えましょう。
不倫がバレて慰謝料を請求されたら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、15,000件を超える不倫問題に関するお問い合わせが寄せられ、多数の案件を解決へと導いています。
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コラム監修者
SHIZU ISHIDA
所属:東京オフィス
広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。