この記事を読んでいるあなたは、
不倫相手に突然「奥さんと別れて結婚して。」と言われ、動揺している状況ではないでしょうか。
「今の関係が楽しくてズルズルと続けてしまった。」
「妻と離婚することは考えてもいなかった」
という人も多いのではないでしょうか。
「奥さんと別れて結婚して。」と言われたからには、一度今後の関係を見見直すべきでしょう。
この記事では、主に次のことについて解説しています。
- 奥さんと別れて結婚してと言われたら今後起こりうる3つのこと
- 奥さんと離婚せずに不倫を続ける場合の3つのリスク
- 奥さんと別れて不倫相手と結婚する場合の4つのリスク
- 不倫相手との別れを決断した場合に穏便に別れるための3つの手順
ぜひ参考にしてください。
奥さんと別れて結婚してと言われたら今後の関係を考えるべき!
「奥さんと別れて結婚して。」と言われたら、今後の関係を見直すべきでしょう。
「本気で離婚を考えている。」「奥さんと離婚して、早く君と一緒になりたい。」等と、その場しのぎの言葉でズルズルと関係を続けたとしても、いつかは奥さんにバレて泥沼化する展開が待っているでしょう。
できる限り今の状況を続けたいと言うのが本音だと思いますが、今が関係を見直すタイミングです。
今後自分はどうしたいのかを考えてみましょう。
奥さんと離婚する気があるのか
奥さんと離婚する気があるのかです。
奥さんと離婚する未来が想像できますか?
今の生活を手放す覚悟があるのかをきちんと考えてみましょう。
現在の夫婦の関係が円満かどうかは、離婚を考えるうえで大切なポイントです。
不倫相手と出会う前から既に夫婦の関係が冷え切っていて、仮面夫婦・家庭内別居状態である場合には、離婚をして幸せになれる可能性もあるかもしれません。
しかし、現在の夫婦関係が円満である場合には、単に不倫関係のときめきやスリルに由来する非日常間に魅かれているだけの可能性があります。
この場合には、離婚をしても再度別の人との不倫を繰り返してしまう可能性が高いでしょう。
不倫相手と別れる気があるのか
不倫相手と別れる気があるのかです。
「奥さんとは離婚する気はないけれど、このまま不倫相手とも関係を続けたい。」
多くの人がこのように考えているかもしれません。
しかし、離婚をせずに不倫を続けたとしても、いつかは奥さんにバレて泥沼化する展開が待っているでしょう。
不倫相手と別れる気が少しでもあるのなら、早めに関係を解消することで、リスクを最小限にできる可能性があるでしょう。
奥さんと別れて結婚してと言われたら今後起こりうる3つのこと
奥さんと別れて結婚してと言われた場合に、今後起こりうることとしては、次の3つが挙げられます。
- 不倫相手が奥さんに関係をバラす
- 不倫相手が別れを切り出してくる
- 不倫相手がストーカー化する
以下、詳しく見ていきましょう。
不倫相手が奥さんに関係をバラす
不倫相手が奥さんに関係をバラす可能性があります。
「このまま実らない関係なら、いっそのこと全部バラしてやりたい!」
「何もバレずに家庭に戻るなんて許せない!」
あなたが奥さんと離婚しない以上、不倫関係から先に進める可能性はありませんから、あなたとの結婚を諦め、復讐に走るケースも考えられます。
あなたが曖昧な態度を続けたり、離婚をしない姿勢を見せたりすることで、不倫相手が奥さんに関係をバラす可能性があるでしょう。
不倫相手が別れを切り出してくる
不倫相手が別れを切り出してくる可能性があります。
今の関係にけじめをつけるために「奥さんと別れて結婚して。」と言ってきた可能性が考えられるでしょう。
奥さんと別れてでも自分と一緒に居る覚悟があるのかを確認しているのかもしれません。
あなたが離婚しない以上、今の関係にはリスクしかないことを考え、あなたが何のアクションも起こさない場合には別れを決断する可能性があるでしょう。
不倫相手がストーカー化する
不倫相手がストーカー化する可能性があります。
不倫相手が「奥さんと別れて結婚して」と言う心理には、独占欲や執着が隠れていることもあります。
あなたの答えが相手の希望通りでない場合には、毎日LINEが来たり、職場で待ち伏せをされたり等、不倫相手がストーカー化する可能性があるでしょう。
ストーカー行為がエスカレートすると、脅迫行為や名誉棄損行為等の犯罪行為に走る人も少なくありません。
不倫相手がストーカー化した場合には、簡単に関係を解消するのも難しくなるでしょう。
奥さんと離婚せずに不倫を続ける場合の3つのリスク
奥さんと離婚せずに不倫を続ける場合のリスクは、次の3つです。
- 慰謝料が高額になる
- 不倫相手が妊娠する
- 奥さんと不倫相手の両方を失う
以下、詳しく見ていきましょう。
慰謝料が高額になる
慰謝料が高額になる可能性があります。
一般的に不倫期間が長ければ長いほど、関係を持った回数が多ければ多いほど、慰謝料は高額になる傾向にあります。
奥さんに不倫がバレた時には、高額な慰謝料を支払わなければならないでしょう。
不倫相手が妊娠する
不倫相手が妊娠する可能性があります。
不倫相手との関係が長くなれば、その分不倫相手が妊娠する可能性も高くなります。
不倫相手が妊娠した場合には、次のような問題が発生します。
- 子どもを産むのか
- 認知するのか
- 養育費はどうするのか
- 奥さんとは離婚するのか
不倫相手が妊娠した場合には、今以上に考えるべきことやリスクが多くなるでしょう。
奥さんと不倫相手の両方を失う
奥さんと不倫相手の両方を失う可能性があります。
万が一奥さんにバレて離婚することになっても、不倫相手は自分と一緒に居てくれるだろうと思っていませんか?
奥さんに不倫がバレてしまった場合、あなたとの関係が職場や友人にもバレることを恐れて、あなたと別れる選択をする可能性もあるでしょう。
不倫がバレたことで、奥さんと不倫相手の両方を失う未来があることも頭に入れておきましょう。
奥さんと別れて不倫相手と結婚する場合の3つのリスク
奥さんと別れて不倫相手と結婚する場合のリスクは、次の4つです。
- 奥さんから慰謝料請求される
- 子どもがいる場合には親権や養育費の問題が発生する
- 職場や周囲の人間からの信用が低下する
- 不倫相手への愛情がなくなる
以下、詳しく見ていきましょう。
奥さんから慰謝料請求される
奥さんから慰謝料請求される可能性があります。
不貞行為をされた側は、不貞行為をした配偶者とその不倫相手に対して慰謝料請求が可能です。
あなたが突然「離婚したい。」と言ったら、当然奥さんは理由が気になるでしょう。
今までの夫婦関係が良好であれば、離婚を切り出したことで、不倫を疑われる可能性は高いでしょう。
不倫がバレた場合には、奥さんから慰謝料請求される可能性があります。
不倫がバレずに離婚できたとしても、離婚後に不貞が発覚した場合には、慰謝料請求のリスクは依然として残ります。
離婚をすれば、慰謝料の支払い義務がなくなるわけではありません。
離婚時に発覚していなかった不貞が、離婚後に判明した場合、配偶者が不貞の事実及び相手方を知った時から3年であれば、慰謝料を請求できます。
不貞を隠して離婚できた!とホッとしていたとしても、急に慰謝料請求される可能性もあるでしょう。
子どもがいる場合には親権や養育費の問題が発生する
子どもがいる場合には親権や養育費の問題が発生します。
① 親権
親権とは、子どもの利益のために、監護・教育を行ったり、子の財産を管理したりする一切の権限・義務のことです。
離婚をする場合には、両親のうち一方を親権者と定める必要があります。
② 養育費
養育費とは、子どもを養育するために必要な生活費や学費にかかる費用です。
子どもを扶養する義務は両親にありますので、両親が離婚した場合であっても、双方がその経済力に応じて子どもの養育費を分担することになります。
親権が奥さんになった場合、子どもと頻繁に会うのは難しくなるかもしれません。
たとえ子どもと頻繁に会えなくても、子どもの父親であるあなたには、養育費を支払う義務があります。
奥さんに対する慰謝料と子どもの養育費の両方を負担することになる可能性もあるでしょう。
奥さんと別れて不倫相手と結婚できたとしても、経済的に圧迫された生活を強いられることがあるかもしれません。
職場や周囲の人間からの信用が低下する
職場や周囲の人間からの信用が低下します。
不倫は、社会一般的によくないこととされています。
奥さんと別れて不倫相手と結婚したことが周囲に発覚した場合、職場、友人といったあなたの周りの人からの信用は下がるでしょう。
不倫相手への愛情がなくなる
不倫相手への愛情がなくなる可能性があるでしょう。
不倫という脆い関係だったからこそ、不倫相手に対する愛情があったのかもしれません。
結婚となれば、2人での生活が始まりますから、相手の嫌な部分も見えてしまうでしょう。
不倫関係のときに感じていたドキドキもなくなり、不倫相手への愛情がなくなる可能性があるでしょう。
不倫相手との別れを決断した場合に穏便に別れるための3つの手順
不倫相手との別れを決断した場合には、穏便に別れることが大切です。
別れ方によっては、別れた後も不倫相手から脅迫行為が続いたり、ストーカーされたりする可能性もあります。
不倫相手との別れを決断した場合に穏便に別れるための手順を見ていきましょう。
①別れる意思をしっかりと固める
別れる意思をしっかりと固めましょう。
なんとなく別れた方がよいと言ったように、あなた自身の意思が明確になっていないと、いざ別れ話をした時に不倫相手に言い負かされてしまうでしょう。
相手に何を言われてもぶれないよう、別れる意思をしっかりと固めましょう。
②連絡頻度を減らす
連絡頻度を減らしましょう。
連絡頻度を減らすことで、お互いに相手への気持ちや関心が薄れる傾向にあります。
③別れる際はしっかりと自分の意思を伝える
別れる際はしっかりと自分の意思を伝えましょう。
納得のいく理由がなければ不倫相手も別れを聞き入れてくれない可能性があります。
別れたい理由をきちんと話せるとよいでしょう。
「君のことが本当に好きだった。」等、未練があるような発言は避けるのがおすすめです。
別れ話をする際は、感情的にならず冷静に話すよう心掛けましょう。
まとめ
「奥さんと別れて結婚して。」と言され、どうしたらよいのか混乱しているかもしれません。
今までは、家庭と不倫関係を上手く両立できていたかもしれませんが、その生活が永遠に続くことはないでしょう。
この記事で紹介したリスク等を踏めて、自分にとってよりよい選択をしましょう。
コラム監修者
SHIZU ISHIDA
所属:東京オフィス
広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。