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有機・オーガニックの表示について
「有機」「オーガニック」をアピールする商品がよく店頭に並ぶようになりました。 化粧品等については、「有機」「オーガニック」と謳うには特にルールはなく、景品表示法に気を付ければよいです。しかし、食品については特別なルールが存在します。 【】 農産物・畜産物(※注1)・加工食品について、「有機」「オーガニック」という文字は... -
食品表示のルール
私たちの身の回りの食品には、様々な表示がされています。 これらをよく見ると、食品の種類によって表示の仕方が違っていることがわかります。 例えば、パン類の包装には、賞味期限又は消費期限や保存方法が記載されていますが、野菜にはそのような記載がありません。屋台で売られる食品には、そもそも表示がないこともあります。 今回は、食... -
公正取引協議会からの警告とは?
最近ペットフード事業者様から、ペットフード公正取引協議会から指摘が入ったというようなご相談を受けます。 このような指摘には従わなければならないのでしょうか。 ここでは、ペットフードに限らず、公正取引協議会について、まず公正競争規約を取り上げて解説していきます。 【公正競争規約とは】 公正競争規約とは、表示又は景品類に関... -
二重価格表示について
「二重価格表示」という言葉を聞いたことはありますか? 通常価格10,000円のところ、期間限定5,000円で販売!! と、よく見るあれです。 消費者庁が出している『価格表示ガイドライン』では以下のとおり定義づけられています。 事業者が自己の販売価格に当該販売価格よりも高い他の価格(以下では、「比較対照格」といいます。)を併記して表... -
「ステマ規制、ステルスマーケティング規制」について弁護士が解説!
この記事では、いわゆる「ステマ規制、ステルスマーケティング規制」について弁護士が解説します。 各業種の広告・PR担当者様は、ぜひ参考になさってください。 【ステマ規制とは?】 2023年10月から新たに、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」も景品表示法の規制対象になります(景表法5条3号)。 この... -
【解説】令和5年6月改正 特定商取引法|契約書面等の電子化に係る規定の新設について
改正特定商取引法の令和5年6月1日施行に向けて、消費者庁取引対策課において事業者説明会が行われました。 こちらの説明会を踏まえて、改正特商法の「契約書面等の電子化に係る規定の新設」について解説いたします。 【特商法の対象となる書面交付義務、クーリング・オフ制度のある取引類型とは?】 訪問販売事業者が消費者の自宅等、営業... -
ステマ規制「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」
2023年3月28日、消費者庁より、いわゆるステルスマーケティング(以下「ステマ」という。)が景品表示法で規制されることになりました。 以下、その概要について順を追って解説いたします。 【従来の景品表示法の規制の範囲】 景品表示法5条により、従来、以下の3類型の表示が規制をされていましたが、この中にはステマ規制は盛り込まれてい... -
特定商取引法の継続的役務に当てはまる美容医療契約について
今回は、特定商取引法の継続的役務に当てはまる美容医療契約について解説いたします。 【特定継続的役務提供とは?】 まず「役務」とは、サービスのことです。 次に、規制の対象となる「特定継続的役務」とは、身体の美化など確実に効果が得られるとは限らないサービスであって、美容医療、エステティック等、政令で定められているものになり... -
ギフティングとステルスマーケティングの法律関係
インフルエンサーに商品を無償で提供して、良かったら口コミを書いてもらうという、いわゆる「ギフティング」が、大手企業も取り入れるマーケティング手法として確立されつつあります。 しかし、ギフティングはステルスマーケティングなのではないか、景品表示法や薬機法に反する内容もあるのではないか、多々、問題になりえる手法です。 そ... -
解説 令和4年6月改正 特定商取引法|通信販売に関する規定について
改正特定商取引法の令和4年6月1日施行に向けて、消費者庁取引対策課において事業者説明会が行われました。 こちらの説明会を踏まえて、改正特商法の「通信販売に関する規定」について解説いたします。 【通信販売に関する規定が新設された背景】 近年、詐欺的な定期購入商法が社会問題となっています。 通信販売において、「初回無料」「...
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