罪 質 | 暴行被疑事件 |
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前科前歴 | 異種前歴1犯 |
年 齢 | 20代男性 |
職 業 | 大学生 |
釈 放 | 勾留請求に対する準抗告認容 |
釈放年度 | 平成29年 |
結 果 | 未定 |
示 談 | 未定 |
示談金額 | 未定 |
提出書類 | 誓約書、身元引受書(父・母)、学生証 |
裁判所名 | 千葉地裁管内 |
裁判官名 | 齋藤憲次、小口五大、坂口和史 |
特記事項 | – |
事案の概要・相談に至る経緯
被疑者は、千葉県内在住の20代男性で、当時学生であった。被疑者は、深夜の帰宅途中の電車内において、自身の最寄駅で下車する際に、長椅子の端に座って寝ていた女子高生に対して、唾を吐きかける暴行を行った。
被害者からの被害届の提出により、被疑者は、後日、警察に呼び出され、そのまま逮捕されるに至った。
行った弁護内容
弁護人は、被疑者の父母から依頼を受け、直ちに、誓約書及び身元引受書を作成した。また、被疑者が、逮捕当時大学生で、欠席日数が増えると留年する恐れがあったことから、速やかに準抗告申立書を、千葉地裁管内の裁判所に提出した。
結果
勾留決定に対する準抗告が認められ、勾留された翌日に釈放された。なお、被疑者は、勾留質問時に、犯行について記憶がない旨主張したため、罪証を隠滅すると疑うに足る相当な理由があるものと判断された。しかし、被疑者が被害者の氏名や住所等を知らないことに加え、誓約書及び身元引受書が作成された経緯に鑑み、勾留の必要性が消滅したものと判断された。
以上