罪 質 | 恐喝被告事件 |
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前科前歴 | なし |
年 齢 | 20代男性 |
職 業 | 大学生 |
釈 放 | 保釈 |
釈放年度 | 平成29年 |
結 果 | 懲役1年6月・執行猶予3年 |
示 談 | 成立 |
示談金額 | 5万6000円 |
提出書類 | 反省文、誓約書、示談書、身元引受書(父) |
裁判所名 | 東京地方裁判所 |
裁判官名 | 首藤瑛里 |
特記事項 | – |
事案の概要・相談に至る経緯
被告人は、20代の男性で、当時学生であった。被告人は、共犯者の20代女性と共謀し、当該女性がインターネット上で20代の被害男性と知り合い、待ち合わせをし、そこに被告人が偶然を装って登場し、被害男性を恐喝する、いわゆる美人局を行った。
後日、被害者が被害届を提出したことにより、被告人は警察に呼び出され、そのまま逮捕勾留された。
行った弁護内容
弁護人は、被疑者段階で被告人の父から依頼を受け、速やかに示談交渉を開始した。捜査機関側の都合で、九州で発生した本事案が東京地裁管轄内に移送されてきた経緯や、示談交渉の進捗状況から、やむなく、起訴後の保釈請求に向けた準備をすることとなった。起訴までの間には、反省文、誓約書、身元引受書を作成した。起訴後直ちに示談が成立し、成立と同時に保釈の請求をした。
結果
保釈金を200万円として保釈が認められた。
なお、判決は、懲役1年、執行猶予3年となった。
以上