慰謝料請求されそうと不安なら今すぐとるべき行動と慰謝料の請求方法

  • 最終更新日: 2024.09.24

既婚者である交際相手から「配偶者に不倫がバレたかもしれない」と言われたら、大きく動揺することでしょう。

相手配偶者に不倫がバレてしまったら慰謝料を請求されそうで怖い、と悩んでいませんか?

この記事では、「相手配偶者から慰謝料を請求されそう」と不安なあなたに知ってほしい情報をまとめました。

どうすればいいかわからず、ひとりで悩んでいるあなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。

不倫がバレた!?慰謝料請求されそうと不安を感じたら関係の解消を

「相手配偶者に不倫がバレて慰謝料を請求されそう」と不安なら、今すぐ不倫関係を解消することをお勧めします。

不倫慰謝料を請求する場合、不倫の証拠があれば、交渉を有利に進めやすくなります。そのため、相手配偶者は不倫の証拠を掴もうとしている可能性が高いといえます。

相手配偶者があなた方の不倫を知ったのであれば、有力な証拠を掴むべく、不倫関係にあるあなた方2人を泳がせているのかもしれません。

不倫慰謝料請求において有力な証拠となり得るものとして、以下のようなものが挙げられます。

不倫は、平穏な夫婦生活を送る権利を侵害する不法行為です。不倫関係が明るみに出れば、慰謝料を請求されるだけでなく、家庭の崩壊や社会的な信用の失墜等、多くのものを失うことになるでしょう。

相手配偶者に不倫がバレた可能性があるなら、今すぐ既婚者との関係を解消しましょう

慰謝料はどのように請求される?請求方法を紹介

相手配偶者から慰謝料を請求されたら家族や職場に不倫がバレてしまうのではないか、と悩むことでしょう。そこで、慰謝料はどのように請求されるか紹介します。

慰謝料の主な請求方法は、以下の4つです。

  • 相手配偶者本人から電話やLINE等で連絡がくる
  • 相手配偶者本人から書面が送られてくる
  • 相手配偶者の代理人から書面が送られてくる
  • 訴訟を提起されて裁判所から訴状が送られてくる

それぞれの請求方法について、以下で詳しく紹介します。

相手配偶者本人から電話やLINE等で連絡がくる

慰謝料請求の方法として、相手配偶者本人から電話やLINE等で連絡がくるケースがあります。

相手配偶者本人と連絡を取って、慰謝料の金額や示談の条件等について話し合い、双方が合意した金額を支払うことになるでしょう。

相手配偶者と対面または電話等でやり取りする場合、お互いに感情的になりやすく、交渉がスムーズに進まないケースは少なくありません。言った、言わないという争いになることも懸念されます。

相手配偶者本人から電話やLINE等で連絡がきたら、冷静な対処を心がけましょう

相手配偶者本人から書面が送られてくる

慰謝料請求の方法として、相手配偶者本人から書面が送られてくるケースがあります。

相手配偶者本人が作成した慰謝料の請求書等が送られてくるケースが多いです。お互いが納得できる合意に向けて、相手配偶者本人と書面でやり取りすることになるでしょう。

慰謝料の請求書は自宅に送付されるケースが多いですが、相手配偶者があなたの自宅の住所を把握できない場合等には職場に送付されるケースもみられます。

あなたが請求書を受け取ったことが確認できるよう、内容証明郵便や書留郵便等の郵便追跡サービスが利用できる方法で送られることが多いです。内容証明郵便や書留郵便は原則として手渡しのため、配偶者や親族等の同居人や同僚が郵便を受け取った場合、不審に思われるかもしれません。

相手配偶者の代理人から書面が送られてくる

慰謝料請求の方法として、相手配偶者の代理人から書面が送られてくるケースがあります。

相手配偶者の代理人として弁護士がついている場合、慰謝料請求に関するやり取りはすべて代理人である弁護士と行うため、相手配偶者と直接やり取りすることはありません。

代理人弁護士からの書面は、あなたに慰謝料を請求した証拠が残るよう、内容証明郵便で送られてくるケースが多いです。内容証明郵便とは、どのような内容の文書を、誰から誰宛てに差し出されたかを郵便局が証明する制度です。

差出人が代理人名であるケースが多いため、同居する家族や会社の同僚が受け取った場合、何かトラブルが生じたのかもしれない、と疑念を持たれるのは致し方ないでしょう。

訴訟を提起されて裁判所から訴状が送られてくる

慰謝料の請求方法として、訴訟を提起されて裁判所から訴状が送られてくるケースがあります。

裁判所から訴状が届いた場合、あなたに慰謝料を請求するために、相手配偶者またはその代理人が裁判所に訴訟を提起したということです。訴訟を提起されたら、あなたの言い分を記載した答弁書を裁判所に提出し、定められた期日に裁判所に出頭することになるでしょう。

訴状は、裁判所から特別送達で送られてきます。特別送達とは、受け取ったことを証明する必要がある書類を送る際に利用される特別な郵便で、手渡しで渡されます。たとえ不在であっても、不在票を見れば裁判所からの特別送達であることはわかります。不在票を無視して受け取らない場合、勤務先に送られる可能性もあります。

訴訟を提起されると、訴状だけでなく、さまざまな郵便物が裁判所から送られてくることになります。

代理人をつけずにあなた自身で訴訟に対応する場合、裁判になっていることが同居人にバレる可能性は高いでしょう。

慰謝料請求されそうで不安なあなたの疑問にお答え!Q&A5選

慰謝料請求されるかもしれない、と不安になると抱えがちな5つの疑問にお答えします。

慰謝料請求されそうで怖いです。請求される前でも弁護士に依頼できますか?

当事務所では、具体的な請求を受ける前のご相談やご依頼は、原則としてお受けしておりません。

一般的に、不倫に基づく慰謝料請求事件では、慰謝料請求を受けた方からご相談をいただき、その後弁護士としてお役に立てる事案であれば受任するという流れになりますので、請求者側からの何らかのアクションがあった後にご依頼を頂くことが通常です。

慰謝料を請求してきたのが相手配偶者本人か代理人か、交渉か訴訟か等、それぞれの状況により、今後の対応は異なります。

具体的な請求の内容・根拠等が確認できる状態になってから、弁護士にご相談ください。

自宅や会社に連絡が来ると困る場合、自分から先に連絡を取ってもいいですか?

自宅や会社に連絡されると困るからといって、安易にあなたから先に連絡を取るのはおすすめしません。

請求者が不倫の事実は把握していても、その相手を特定できていない状況であれば、あなたが自ら連絡を取ることで、請求者にあなたの個人情報を知られることになります。

請求者が不倫の有力な証拠を持っているとも限りません。あなたの不倫を認める発言が証拠となり、支払わずに済んだかもしれない慰謝料の支払義務が発生するおそれがあります

自宅や会社への連絡を避けたい場合には、請求者からの初回の連絡や請求時に、その旨と希望する連絡手段を伝えるのが賢明でしょう。

慰謝料請求されそうなので連絡先を変更しました。身元がバレることはありますか?

相手配偶者が代理人として弁護士をつけている場合は、連絡先を変更しても、身元がバレる可能性があります

弁護士は、依頼を受けた事件について紛争を公正かつ迅速に解決するために、官公庁や企業などの団体に対して必要事項を調査・照会する制度を利用できます。

そのため、携帯電話の番号や前住所等から現住所をたどられる可能性があります。

既婚者とデートしました。性交渉をしていなくても慰謝料請求されますか?

慰謝料を請求されることはありますが、性交渉をしていないのであれば、原則として慰謝料を支払う必要はありません

ただし、常識的に既婚者との交際として度が過ぎる場合、慰謝料の支払義務が発生する可能性があります。

不貞行為の定義については、「【不貞行為の定義とは】どこからが不倫?簡単にわかりやすく解説」をご参照ください。

一度だけ性交渉をしました。どのくらいの慰謝料を請求されそうですか?

一度だけ性交渉をした場合の慰謝料の相場は、50〜200万円程度といわれています。

慰謝料の金額は、不倫相手との性交渉の回数だけでなく、夫婦の婚姻期間や子どもの有無、不倫による妊娠の有無等、さまざまな事情を考慮して決められます。

婚姻関係に与えた影響が大きければ大きいほど慰謝料は高額になる傾向にあります。

詳しくは、「一度だけの不倫で慰謝料を請求された場合の慰謝料の相場・対処法」をご参照ください。

まとめ

不倫は、あなたや家族の人生を一変させるおそれがある、ハイリスクな関係です。「慰謝料請求されそう」との不安があるなら、今すぐ不倫相手との関係を解消しましょう

不安が現実化してしまい、相手配偶者から不倫慰謝料を請求されたら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、不倫問題に関する累計10,000件を超えるご相談をお受けし、豊富な実績と解決ノウハウを有しています。初回相談は30分無料です。お気軽にお問い合わせください。

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