不貞行為により婚姻関係が破綻したとして慰謝料200万円を認めた事例

不二夫が、不二子と不貞行為に及んだ愛之助に対し、不法行為に基づき,慰謝料の支払を求める事案である。

愛之助は不二子と知り合い、不二子が婚姻していることを知りながら不貞関係を継続した。不二夫は、本件不貞行為が発覚した後、訴訟提起に至ったが、愛之助はは公示送達による呼出しを受けても,本件口頭弁論に出頭しなかった。

不貞行為が4年を超える期間にわたって続いたこと,本件不貞行為により約8年に不二夫らの婚姻関係が破綻して離婚するに至ったこと,他方で,本件不貞行為が愛之助の一方的な主導によって継続したとまではうかがわれないこと,そのほか一切の事情を踏まえ不二夫が受けた精神的苦痛に対する慰謝料としては200万円が相当とされた。

当事者の情報

不貞期間約4年5カ月
請求額300万円
認容額200万円
子供人数
婚姻関係破綻の有無不貞行為により婚姻関係が破綻した

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