口頭弁論期日に出頭せず、答弁書その他の準備書面も提出しなかったため自白をしたものとみなされ慰謝料300万円が認められた事例

不二夫が、愛之助に対してと、愛之助と不二子が不貞関係となったことで婚姻関係が破綻し精神的苦痛を受けたとして慰謝料の支払いを求めた事案である。

愛之助と不二子は資格取得のために通っていた予備校にて知り合い、愛之助宅のほか予備校等で密会し、性的関係を持つようになった。不二夫は不二子の携帯電話に愛之助との間の不貞関係をうかがわせるメールを発見し、不二子は愛之助との関係を認めたが、愛之助との関係解消については拒否した。

また、愛之助は、不二夫へ電話で不二子が既婚者であり子どもがあることを知りながら不貞関係に及んでいたことを認めたが、不二子との不貞関係解消については拒否した。その後不二子は子らを連れて自宅を出た。

愛之助は適式の呼出を受けながら本件口頭弁論期日に出頭せず、答弁書その他の準備書面も提出しなかったため、請求原因事実を争うことを明らかにしないものと認め各事実を自白したものとみなされた。

不二夫らの婚姻期間は16年に及んでおり、その間、2人の子どもがあったこと、愛之助らは、少なくとも2年にわたって不貞行為に及んでおり、これにより不二夫らの婚姻関係が破綻したこと、不貞行為及びこれに伴う婚姻関係の破綻により、不二夫は精神的ストレスを受け、胃潰瘍を患い、また、仕事にも支障を生じることとなったことが認められ、慰謝料300万円が相当とされた。

当事者の情報

不貞期間約2年
請求額500万円
認容額300万円
子供人数2人(16歳、14歳)
婚姻関係破綻の有無不貞行為により婚姻関係が破綻した

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