▼基本情報(案件概要)
本件は、コンビニエンスストアの駐車場内で発生した車両同士の接触事故に関する案件です。
満車状態の駐車場において、依頼者が駐車スペースの空きを待って停車した後、緩やかに動き出したところへ、バックで駐車スペースから出てきた相手方車両が、切り返し直後に依頼者車両に気づかずに衝突してきました。
依頼者側の車両は正面、相手方側の車両は左前方が衝突したという事故態様でした。
▼抱えていた課題
最大の課題は「過失割合」でした。駐車場内の事故は、双方が動いていたとみなされやすく、当初、相手方保険会社からは相手方と依頼者の過失割合について、7:3が提示されていました。依頼者の加入する保険会社からも、ドライブレコーダーの映像を見ても、良くても8:2になるかもしれないと言われている状況でした。
相手方保険会社は、駐車場内の出会い頭事故の一般的な基準を機械的に当てはめようとしており、相手の不注意が主な原因であるにもかかわらず、自身に2〜3割もの過失があるとされることに、依頼者は納得がいっていませんでした。
▼問い合わせ経緯
依頼者は、相手方車両が不自然な動きをしてぶつかってきたという認識が強くありましたが、保険会社主導の交渉では理不尽な過失割合を押し付けられそうになっていました。
ご自身の自動車保険に弁護士費用特約が付帯されていたこともあり、プロの目線で映像を確認し、適正な過失割合を相手方に主張してほしいと考え、弊所に相談・ご依頼いただきました。
▼ネクスパートだからできたこと・発揮された強み
弊所は直ちにドライブレコーダーの映像を詳細に解析しました。その結果、相手方車両が停止・前進・後進のいずれの行動をとっても事故回避は容易だったにもかかわらず、あえて左方に曲がり依頼者車両に向かってきたという具体的な事実を突き止めました。
その上で、相手方保険会社が持ち出してきた一般的な場合の基準に対し、本件の特殊性から同基準は妥当しないと的確に反論。さらに、類似の裁判例をリサーチして提示し、本件における相手方の過失の重大性と、依頼者側の回避可能性の乏しさを法的根拠に基づいて強く主張しました。
▼得られた結果
弊所の粘り強い交渉と論理的な反論の結果、相手方保険会社が大きく譲歩。当初、7:3と言われていた相手方と依頼者の過失割合を、9:1まで大幅に引き下げることに成功し、示談が無事に成立しました。
▼ネクスパート担当者からのコメント
駐車場内で発生した事故の場合、お互いに動いていたという理由だけで、保険会社から機械的に高い過失割合を割り当てられることが少なくありません。
しかし、映像証拠を客観的に分析し、過去の裁判例と正確に照らし合わせることで、保険会社の主張を覆すことは十分に可能です。
納得のいかない過失割合を提示された場合は、安易に示談書にサインせず、まずは弁護士にご相談ください。弁護士費用特約をご利用いただければ費用倒れの心配もありません。正当な結果と適正な賠償を得られるよう、私たちが全力でサポートいたします。