▼基本情報(案件概要)
案件種別: 不貞慰謝料(被請求者側・離婚協議)
相談者: 30代男性(教習所教官)。妻から不貞を理由に離婚と慰謝料450万円を請求された。
相手方: 相談者の妻(代理人弁護士あり)。
▼抱えていた課題
教習所の教官である相談者様が、当時教え子だった女性(18歳)と不貞関係に至った事案です。妻側の弁護士からは、離婚協議とともに合計450万円という高額な慰謝料が請求されました。相談者様にとって最大の懸念は「教官と生徒」という立場上、職場に知られれば解雇されるリスクが極めて高いこと、そして、まだ若い相手女性を何としても守り、彼女の将来に傷をつけたくないということでした。しかし、妻側は強気な姿勢を崩さず、訴訟も辞さない構えを見せていました。
▼問い合わせ経緯
当初、相談者様はお一人で当事務所を訪れ、離婚事件として依頼されました。しかし、後日妻側の弁護士からお相手の女性の実家にも同様の受任通知が届いていることが発覚。「彼女一人の力では対応できない、それなら二人まとめて自分が守り抜こう」という相談者様の強い決意を受け、当事務所が二人の代理人を一括して引き受けることとなりました。
▼ネクスパートだからできたこと・発揮された強み
「連名受任」による紛争の早期一本化
当事者双方を同時に代理することで、妻側との窓口を完全に集約しました。これにより「お互いの言い分が食い違う」リスクを消し去り、紛争の長期化を未然に防ぎました。
相手方事務所への「直接訪問」による劇的な減額交渉
書面だけでは解決できないと判断し、担当弁護士が相手方代理人の事務所へ直接赴きました。婚姻期間の短さ(約1年半)や、過去の夫婦関係の不安定さを根拠に、粘り強く対面交渉を実施。450万円という当初の請求を、半額以下の220万円まで引き下げることに成功しました。
徹底した秘匿性と将来の安全確保
教習所への発覚を防ぐため、迅速な和解を優先。合意書には、相談者様が支払う220万円で全ての責任を完結させ、今後一切、お相手の女性へ請求を行わせないという条項を盛り込みました。
得られた結果
ご依頼から約2ヶ月という短期間で、慰謝料220万円(一括)での離婚および相手女性への請求取り下げの合意が成立しました。解決金はすべて相談者様ご自身が工面され、お相手の女性を守り抜くという約束を果たしました。相談者様も仕事を失うことなく、お二人ともが前を向ける「納得のいく解決」となりました。
▼ネクスパート担当者からのコメント
不貞の加害者という立場であっても、大切な人を守りたいという想いは切実です。本件では、相談者様が自ら矢面に立ち、自腹を切ってでも彼女を守るという覚悟を決められたことが、結果として妻側の妥協を引き出す鍵となりました。 私たちは、単なる数字の調整ではなく、その背後にある「守りたいもの」を尊重します。不貞相手も共に代理することで、紛争はよりスマートに、確実に終わらせることができます。「二人で解決したい」というご相談も、遠慮なくお寄せください。最善の着地点を共に設計します。