【個人再生】浪費による借金で自宅を競売にかけられた事例

浪費による借金を個人再生した事例です。

ご相談前ご相談後
借金額1,000万円200万円
毎月の返済額20万円3.4万円

ご依頼時の状況

依頼者40代/男性
カテゴリ個人再生
借金の理由浪費
借入先金融機関
目次

ご依頼の背景

借金が増えたため住宅ローンの返済もできなくなり、しばらく放置していたら住宅ローンの保証会社が代位弁済。その後、競売にかけられたため弁護士に相談

弁護士の見通し

  • 相談者としては住宅を残したいが、競売にかけられたため、今後どうしたら良いのかわからない
  • 代位弁済から5か月が経過しており、1か月以内に裁判所に申し立てる必要があった
  • いわゆる「巻き戻し」が必要な事案で、元の住宅ローン債権者及び代位弁済した保証会社と協議しながら、費用の捻出をどうするのかなど課題が山積
  • ただし、相談者の勤務する会社の社長が、手続に必要な費用を援助すると申し出てくれている

弁護士の対応

  1. まず、依頼を受けた後に、依頼者の勤務先の社長に援助可能な金額を確認
  2. 並行して、住宅ローンの巻き戻しのために必要な債権者の内部手続き・費用を確認
  3. 依頼者には、2週間以内に申立てに必要な書類をすべて提出するよう案内
  4. 債権者との協議、巻き戻しに必要な費用の算定、申立書の作成を1か月で完了
  5. 無事、1か月以内に申立てができ、その後、再生計画が認可された

債務整理を終えて

住宅を手放さなくて済み、また、返済額も大幅に減額できたため、安心して生活できるようになった

弁護士からのコメント

本件は、通常であれば個人再生は困難でしたが、勤務先の社長の多大な助力を得て解決できました。住宅へのこだわりが低ければ、免責に課題はあるものの自己破産で対応した事案です。

scroll top
目次
閉じる