独身男性にはないオーラや包容力を感じさせる既婚男性。
ダメだと分かっていても既婚の彼に惹かれて一線を超えてしまったあなたは、冷静になって事の重大さに気づき、困惑しているのではないでしょうか。
魅力ある彼からアプローチされて成り行きで関係を持ってしまった、寂しくてつい場の雰囲気に流されてしまったなど、不倫するつもりはなかったのに関係を持ってしまうケースも少なくないでしょう。
この記事では、既婚者と関係を持つリスクや既婚男性が肉体関係を持ちたがる理由などについて解説します。
どれだけ彼に魅力を感じていても、彼が既婚者ならば、今すぐに関係を解消することをおすすめします。この記事を読んで、既婚の彼との今後の関係について改めて考えていただければ幸いです。
目次
一度でも既婚者と関係を持ったら不倫になる?
一度でも既婚者と関係を持ったら、不倫(不貞行為)になります。
不倫(不貞行為)とは、既婚者が配偶者以外の人と自由な意思のもとに肉体関係を持つことを指すため、たった一度でも既婚者と肉体関係を持ったら不倫(不貞行為)になります。
肉体関係には、セックスだけでなく性交類似行為も含まれます。そのため、セックスをしていなくても、オーラルセックスや裸で抱き合うなどの性行為に準ずる行為があった場合も、不倫(不貞行為)になり得ます。
既婚者と関係を持つ3つのリスク
既婚者と関係を持つリスクとして、主に以下の3つが挙げられます。
- 相手配偶者に慰謝料を請求されるおそれがある
- これまでに積み上げてきたキャリアに傷がつくおそれがある
- 婚期を逃すおそれがある
以下で、詳しく解説します。
相手配偶者に慰謝料を請求されるおそれがある
既婚者と関係を持つと、相手配偶者に慰謝料を請求されるおそれがあります。
既婚者と肉体関係を持つことは、穏やかな夫婦生活を送る権利や利益を侵害する行為として、不法行為が成立する可能性があるからです。不法行為が成立する場合、あなたは相手配偶者から不法行為に基づく慰謝料を請求されるおそれがあります。
慰謝料の相場は、不倫の期間・回数や不倫発覚後の夫婦関係など、それぞれの状況により異なりますが、50〜200万円程度です。
高額な慰謝料を請求された場合、経済的に困窮することも考えられます。
相手配偶者に慰謝料を請求されるかもしれないと怯えながらでも既婚の彼と一緒にいたいか、冷静に考えてみましょう。
不倫慰謝料の相場については、「不倫(不貞行為)の慰謝料相場と過去の判例」をご参照ください。
これまでに積み上げてきたキャリアに傷がつくおそれがある
既婚者と関係を持つと、これまでに積み上げてきたキャリアに傷がつくおそれがあります。
不倫に対する世間のイメージは、決していいものではありません。
不倫の事実が周囲に知られた場合、家族や友人との関係に悪影響を及ぼすだけでなく、社内でも信用できない人というレッテルを貼られ、昇進や昇給のチャンスを逃してしまう可能性があります。
勤務先に居づらくなり、自主退職を余儀なくされるケースも少なくありません。
既婚者と関係を持ったことがバレた場合、築き上げてきた人間関係だけでなく、仕事も失うかもしれません。
家族や友人、キャリアを失っても既婚の彼と一緒にいたいか、落ち着いて考えてみてください。
婚期を逃すおそれがある
既婚者と関係を持つと、婚期を逃すおそれがあります。
一度関係を持った彼と離れるのは寂しく、長期間にわたり不倫関係を続けてしまうケースは少なくありません。
なかなか別れを切り出せず既婚の彼と不倫している間も、あなたの大切な時間は過ぎていきます。同年代の女性が結婚・出産などのライフイベントを迎えてライフステージが変化していくなか、あなたは未来のない恋愛に時間を費やし、気がついた時にはすでに婚期を逃しているかもしれません。
不倫をすることで周囲から敬遠されてしまい、良い出会いを自ら断ち切っている可能性もあります。
こんなはずじゃなかった、と後悔しても、時間も若さも戻りません。我慢や辛い思いばかりする不倫関係は解消して、健全な恋愛をしませんか?
既婚男性が肉体関係を持ちたがる3つの理由
既婚男性が肉体関係を持ちたがる主な理由として、以下の3つが挙げられます。
- 刺激が欲しい
- 仕事や家庭で抱えた不満を吐き出したい
- 都合のいいセックスフレンドが欲しい
以下で、詳しく解説します。
刺激が欲しい
既婚男性が肉体関係を持ちたがる理由として、刺激が欲しいと考えていることが挙げられます。
家庭でのセックスレスやマンネリ化などで性欲が満たせない場合だけでなく、平穏な日常生活に飽きてしまい、スリルや刺激を求めて不倫する男性は少なくありません。
不倫相手との関係は常にバレるリスクがあるため、ドキドキ感を楽しめる危険な遊びに感じられるのでしょう。
日常のルーティーンにスリルや刺激をプラスしたくて、あなたと肉体関係を持ちたいと考えている可能性があります。
仕事や家庭で抱えた不満を吐き出したい
既婚男性が肉体関係を持ちたがる理由として、仕事や家庭で抱えた不満を吐き出したいと考えていることが挙げられます。
仕事や家庭で上手くいかないことがあると、ストレスを抱えることも少なくありません。奥さんには言えない弱音や愚痴を吐き出したり、性的欲求を満たしたりするために不倫する男性は多いといえます。
仕事や家庭でプレッシャーや孤独を感じ、そのストレスを発散するためにあなたと肉体関係を持ちたいと考えている可能性があります。
都合のいいセックスフレンドが欲しい
既婚男性が肉体関係を持ちたがる理由として、都合のいいセックスフレンドが欲しいと考えていることが挙げられます。
既婚者だと分かっていながら肉体関係を伴う交際に応じる女性は多くないでしょう。独身女性であれば時間的にも金銭的にもある程度融通が利くから都合がいい、などと考えているかもしれません。
一度身体を許してくれたのだからセックスフレンドとして気軽に交際できそうと思われ、あなたと肉体関係を持ちたいと考えている可能性があります。
既婚者と関係を持ったことを後悔したら今すぐ関係の解消を
既婚者と関係を持ったことを後悔したら、今すぐ関係を解消することをおすすめします。
既婚の彼にとって、あなたは都合のいい存在ではあっても、大切な存在ではない可能性があります。彼の甘い言葉に惑わされズルズルと不倫関係を続けても、得られるものは少なく、失いものはとても大きいでしょう。
既婚者との交際はハイリスクです。あなたの大切な時間を失うだけでなく、法的トラブルに発展するおそれもあります。
このまま彼との関係を続けていいのかな、不倫はまずい、と気付いた今が彼との関係を解消するチャンスです。今すぐ彼に別れを告げることをおすすめします。
不倫のリスクについては、「不倫を続けるか悩んだら確認すべき不倫がもたらす5つのリスク」をご参照ください。
既婚者と関係を持ったことで慰謝料を請求されたら弁護士に相談を
既婚者と関係を持ったことで慰謝料を請求されたら、早い段階で弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
慰謝料請求にはご自身でも対応できますが、不安を抱えながら焦って対応すると、あなたに不利に働く発言をしたり、不倫の証拠を与えてしまったりしかねません。早く解決したいとの思いから、相場をかけ離れた高額な慰謝料の支払いを認めてしまうおそれもあります。
相手配偶者との交渉は精神的な負担が大きく、多大なストレスになることでしょう。弁護士に依頼することで、相手配偶者との交渉を一任できます。
不当に高額な慰謝料を請求された場合は適正な金額まで減額するよう交渉してもらえるため、あなたの責任を超える慰謝料を支払ってしまう懸念も解消されます。
相手配偶者から慰謝料を請求されたら、交渉のプロである弁護士への相談も視野に入れましょう。
まとめ
既婚者と関係を持ったら、たった一度であっても不倫になります。
既婚者と関係を持つリスクはとても大きいため、法的トラブルに発展する前に、既婚者との関係を解消することをおすすめします。
相手配偶者から150万円を超える高額な慰謝料を請求されたら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。150万円を超えない場合も、相手配偶者との交渉を弁護士に依頼されたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、不倫慰謝料の減額交渉について豊富な実績を有しています。あなたの不安に親身に寄り添い、解決へと導きます。
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