院内不倫をしているあなたは、「このまま不倫を続けて大丈夫だろうか」と不安が頭をよぎることはありませんか?
患者の命を守り支える専門職である看護師は、患者ケアの難しさや不規則な勤務体制等から特有のストレスを感じやすい職業です。病院内で同じ時間を多く過ごす医師や同僚と、自然と距離が近くなり、不倫関係に発展することもあるでしょう。
この記事では、院内不倫に潜むリスクや院内不倫がバレるきっかけについて、詳しく解説します。
看護師が院内不倫をやめようと思ったら心得ておくべきことも紹介しますので、「不倫関係を解消したい」と悩んでいる方もぜひご一読ください。
目次
看護師×医師や看護師同士の不倫|院内不倫に潜むリスク
看護師の院内不倫には、立場の違いから不利な状況に立たされたり、看護師としてのキャリアに傷がついたりするリスクがあります。このほか、看護師特有のリスクとして、院内で噂が広まり働きづらくなることが挙げられるでしょう。以下で、詳しく紹介します。
立場の違いから不利な状況に立たされるおそれがある
立場の違いから不利な状況に立たされるおそれがあります。
医師と看護師では、専門性や役割が異なります。医師と看護師は対等の立場にありますが、患者を治療できるのは医師のみです。
そのため、同じ病院の医師との不倫がバレた場合、看護師であるあなたが異動を余儀なくされる可能性があります。
看護師と医師の院内不倫がバレた場合、立場の違いから不利な状況に立たされるかもしれません。
院内で噂が広まり働きづらくなるおそれがある
院内で噂が広まり働きづらくなるおそれがあります。
院内で噂が広まれば、同僚から白い目で見られたり、患者さんから冷やかされたりする可能性があるためです。
病院には医師や看護師等の専門職だけでなく、事務職や患者等、さまざまな立場の人がいます。2人でいるところを目撃した事務職や患者が「不倫している」と言いふらす等、あまり接することのない人の発言がきっかけで院内に噂が広まることも考えられます。
噂が広まれば、チームワークを乱してしまい、業務に支障をきたすかもしれません。社会的信用も失うでしょうから、院内に居場所がなくなり、自主退職に追い込まれる可能性もあります。
院内不倫がバレた場合、噂が広まり働きづらくなるかもしれません。
看護師としてのキャリアに傷がつくおそれがある
看護師としてのキャリアに傷がつくおそれがあります。
不倫に嫌悪感を示す人は多いため、出世や転職に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
院内に不倫の事実がバレた場合、社会的信用を失い、希望する診療科への移動が叶わなくなったり、出世が望めなくなったりするかもしれません。
退職したとしても、看護師の資格があれば再就職には困らないでしょう。しかし、勤続年数が短い、役職がついているのに退職した等の事情があれば、何か問題があったのではないかと就職活動時に勘繰られることも考えられます。
院内不倫がバレた場合、看護師としてのキャリアに傷がつくかもしれません。
看護師の院内不倫はなぜバレる?きっかけ4選
看護師の院内不倫は、以下のようなことがきっかけでバレるのかもしれません。
- 当直室や仮眠室への出入りを目撃される
- 接し方や態度に違和感がある
- 院外で2人きりでいるところをスタッフや患者に見られる
- 学会等の出張に毎回同伴して噂が立つ
以下で、詳しく紹介します。
当直室や仮眠室への出入りを目撃される
当直室や仮眠室から出てくるところを目撃されることが、バレるきっかけとなり得ます。
以下のような場面を目撃されたら、2人の関係を怪しまれるのは致し方ありません。
- 看護師は使用しないはずの当直室や仮眠室から出入りする
- 勤務開始の数時間前に出勤してきて当直室や仮眠室に出入りする
- 2人揃って当直室や仮眠室に出入りする
あなたは注意を払っているつもりでも、院内ではどこで・誰に見られているかわかりません。
当直室や仮眠室への出入りを目撃されたことがきっかけで、院内不倫がバレるかもしれないことを心に留めておきましょう。
接し方や態度に違和感がある
接し方や態度に違和感があることが、バレるきっかけとなり得ます。
他のスタッフとやり取りする時とは違い、特定の人にだけ以下のような態度をとれば、2人の関係を怪しまれることもあるでしょう。
- 妙に馴れ馴れしい・逆によそよそしい
- やり取りする際に軽いボディタッチをする・逆に目も合わさない
あなたがどれだけ注意していても、表情や雰囲気等の些細な違いで勘付かれることも考えられます。
接し方や態度に違和感があることがきっかけで、院内不倫がバレるかもしれないことを心に留めておきましょう。
院外で2人きりでいるところをスタッフや患者に見られる
院外で2人きりでいるところをスタッフや患者に見られることが、バレるきっかけとなり得ます。
院外で会っているところを目撃されれば、2人の関係を怪しまれるのは致し方ありません。
急な呼び出しに備えて、病院からそう遠くない地域に住んでいるスタッフは多いでしょう。
通院の負担を考えて、住居から近い病院を受診する患者も少なくないでしょうから、病院近隣を生活圏とする顔見知りは多いことが考えられます。
あなたは覚えていなくても、患者側は接してくれたスタッフの顔を覚えていて、次の受診時に「あの2人が一緒にいるところを見た」等と言われるかもしれません。
2人きりで歩いているところや車に乗っているところをスタッフや患者に見られたことがきっかけで、院内不倫がバレるかもしれないことを心に留めておきましょう。
学会等の出張に毎回同伴して噂が立つ
学会などの出張に毎回同伴して噂が立つことが、バレるきっかけとなり得ます。
学会などの出張に毎回同伴していれば、2人の関係を怪しまれるかもしれません。
出張に同伴すると公言していなくても、特定の人が出張する際にいつも休暇を申請していれば、勘付かれて噂になるのも時間の問題でしょう。
学会等に愛人を伴って出張していないか、相手配偶者が探偵に調査を依頼するケースも珍しくないようです。出張に同伴することを他のスタッフに悟られないように配慮していても、相手配偶者が不審に思い、探偵に調査を依頼しているかもしれません。
学会等の出張に毎回同伴して噂が立つことがきっかけで、院内不倫がバレるかもしれないことを心に留めておきましょう。
看護師が院内不倫をやめようと思ったら心得ておくべきこと
看護師が院内不倫を辞めようと思ったら、以下の2つのことを心得ておきましょう。
- 業務上必要な接触以外を完全に断つ
- 第三者に不倫の事実を口外しないことを互いに約束する
以下で、詳しく紹介します。
業務上必要な接触以外を完全に断つ
業務上必要な接触以外を完全に断ちましょう。
復縁を防ぐためです。
不倫関係を解消しても、同じ職場にいると顔を合わせる機会が多いため、復縁するケースも少なくありません。院内不倫に限らず、社内不倫では、こうした戻りやすさがリスクとなります。
そのため、確実に不倫関係を解消するためには、業務で必要な接触以外は完全に断つことが大切です。
院内不倫が相手配偶者にバレて、慰謝料を請求された場合でも、「関係を解消した後は、業務で必要な連絡以外は取っていません」と主張すれば、慰謝料の減額につながるかもしれません。
看護師が院内不倫をやめる際は、業務上必要な接触以外を完全に断ちましょう。
第三者に不倫の事実を口外しないことを互いに約束する
第三者に不倫の事実を口外しないことを互いに約束しましょう。
院内不倫のリスクが現実のものとなるおそれがあるためです。
第三者に不倫の事実を口外されれば、相手配偶者に不倫の事実がバレて、慰謝料請求される可能性も高まります。
口外しないことを約束する際は、口約束ではなく書面に残すと、「言った・言わない」のトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
看護師が院内不倫をやめる際は、第三者に不倫の事実を口外しないことを互いに約束しましょう。
不倫がバレて法的トラブルに発展したら弁護士に相談を
不倫がバレて法的トラブルに発展したら、弁護士に相談することも検討しましょう。
焦って対応すると、事態を悪化させることになりかねません。
不倫(不貞行為)は犯罪ではないため、刑事責任は問われません。しかし、民事上の不法行為に該当するため、慰謝料請求の対象となります。
不貞慰謝料請求にはご自身でも対応できますが、「早く解決しなければ」と焦るあまり不当な要求を呑んでしまったり、感情的になって不適切な発言をしてしまったりしがちです。
弁護士に依頼すれば、請求に対してどのように対応すべきか適切なアドバイスがもらえるため、不当な要求を退けやすくなります。相手配偶者との交渉も弁護士に一任できるため、あなたの精神的・時間的な負担が軽くなるだけでなく、早期解決も期待できます。
不倫がバレて法的トラブルに発展したら、なるべく早期に弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士に相談した方がよいケースやメリットについては、「不倫した側が弁護士に相談した方がよい6つのケースと5つのメリット」で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
まとめ
看護師の院内不倫には、立場の違いから不利な状況に立たされる、院内で噂が広まり働きづらくなる等のリスクが潜んでいます。
誇りある看護師としてのキャリアに傷をつけないためにも、不倫は今すぐにやめるべきです。不倫関係を解消し、業務上必要な接触以外を完全に断ちましょう。
不倫がバレて法的トラブルに発展したら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、不倫問題に関する累計15,000件以上のお問い合わせをいただき、不倫した側・された側双方のご相談を数多くお受けしています。相手方がどのように出てくるかある程度予測して対応方法を検討できるため、有利に交渉を進められる可能性が高まります。
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