あなたは今、「まさか自分が既婚者を好きになるなんて」と戸惑っているのではないでしょうか?
「不倫はダメだ」と頭ではわかっていても、一度好きになると簡単には諦められず、辛い日々を過ごしている人もいらっしゃいます。
この記事では、既婚者を好きになっても一線を越えてはいけない理由や、既婚者を好きになったときの対処法などを紹介します。
道ならぬ恋心に悩み苦しんでいるなら、ぜひご一読ください。
目次
既婚者を好きになったら苦しいと感じる理由4選
既婚者を好きになったら苦しいと感じる理由として、主に以下の4つが挙げられます。
- 自分のものにならない存在だとわかっている
- 自己嫌悪に陥りやすい
- 不安を抱えやすい
- 未来が見えない
以下で、詳しく紹介します。
自分のものにならない存在だとわかっている
既婚者を好きになると苦しく感じるのは、自分のものにならない存在だとわかっているからです。
あなたがどれだけ既婚者を好きになっても、相手が離婚しない限り、その気持ちが報われることはないでしょう。その事実を受け入れなければならないため、辛い・苦しいと感じている可能性があります。
自己嫌悪に陥りやすい
既婚者を好きになると苦しく感じるのは、自己嫌悪に陥りやすいからです。
「不倫はダメだ」と頭ではわかっているのに、好きな気持ちを抑えられない自分に失望し、自己嫌悪に陥るケースは少なくありません。モラルや価値観に反する行為をしている自分を責め、辛い・苦しいと感じている可能性があります。
不安を抱えやすい
既婚者を好きになると苦しく感じるのは、不安を抱えやすいからです。
独身者と結婚を見据えて恋愛をしている友人や結婚して幸せな生活を送る友人と自分を比べて、惨めな気持ちになることもあるでしょう。「自分だけ婚期を逃してしまうかもしれない」との不安を抱えやすいため、辛い・苦しいと感じている可能性があります。
未来が見えない
既婚者を好きになると苦しく感じるのは、未来が見えない恋愛だからです。
既婚者との恋愛には未来がありません。たとえ既婚者があなたの思いを受け入れてくれたとしても、それは不倫であり、道徳に反する行為です。愛する人との未来が見えないため、辛い・苦しいと感じている可能性があります。
既婚者を好きになっても一線を越えてはいけない4つの理由
既婚者を好きになっても一線を越えてはいけない理由として、主に以下の4つが挙げられます。
- 慰謝料を請求される
- 社会的信用を失う
- 周囲から冷たい目で見られる
- 大切な人との関係が悪化する
以下で、詳しく紹介します。
慰謝料を請求される
既婚者と一線を越えると、慰謝料を請求されるおそれがあります。
法律上の夫婦には、平穏な夫婦生活を送る権利が認められています。既婚者と肉体関係を持つことは、夫婦関係の悪化を招くものであり、この権利や利益を侵害する行為といえます。
したがって、既婚者と肉体関係を持つと、相手配偶者から慰謝料を請求されるおそれがあります。慰謝料の金額は、肉体関係を持った回数や夫婦の離婚の有無などによって異なりますが、一般的な相場は50〜300万円程度です。既婚者と肉体関係を持つことには、経済的な代償がつきまといます。
あなたの生活を守るためにも、既婚者と一線を越えてはいけません。
慰謝料の相場について、詳しくは「不倫(不貞行為)の慰謝料相場と過去の判例」をご参照ください。
社会的信用を失う
既婚者と一線を越えると、社会的信用を失うおそれがあります。
既婚者と肉体関係を持つ行為、いわゆる不倫に対して悪いイメージを持っている人は少なくありません。
不倫の事実が職場に知られると信用を失い、異動や降格などの判断が下されたり、昇格や昇給のチャンスを逃したりしてしまうおそれがあります。「あの人は不倫をした」と噂されることで働きづらくなり、自主退職に追い込まれることも考えられます。
あなたが自分で選んで築いてきたキャリアを守るためにも、既婚者と一線を越えてはいけません。
周囲から冷たい目で見られる
既婚者と一線を越えると、周囲から冷たい目で見られるおそれがあります。
不倫は、道徳や倫理から外れた行為であるためです。不倫の事実が周囲に知られると、周囲から白い目で見られて、あなたが属するコミュニティーでの居心地が悪くなるおそれがあります。批判されたり、腫れ物のように扱われたりすることも考えられます。
大切な自分の居場所を失わないためにも、既婚者と一線を越えてはいけません。
大切な人との関係が悪化する
既婚者と一線を越えると、大切な人との関係が悪化するおそれがあります。
「不倫をする人とは距離を置きたい」と思う人は少なくないためです。あなたが不倫していることが友人に知られたら、バレなければ何をしても良いという思考の持ち主だと思われて、距離を置かれる可能性もあるでしょう。家族や親族からも非難されて、孤立することも考えられます。
家族や友人など大切な人との良好な人間関係を維持するためにも、既婚者と一線を越えてはいけません。
既婚者を好きになったときの対処法
既婚者を好きになったときの対処法として、主に以下の4つが挙げられます。
- 本当に好きなのか自分の気持ちを整理する
- 既婚者との接触をできるだけ控える
- 夢中になれることを見つける
- 積極的に新しい出会いを求める
以下で、詳しく紹介します。
本当に好きなのか自分の気持ちを整理する
既婚者を好きになったら、本当に好きになのか自分の気持ちを整理することをお勧めします。
本当に好きなのか、余裕のある態度や包容力に惹かれているだけなのかを考えてみてください。既婚者特有の落ち着きある雰囲気に魅力を感じ、憧れの感情を好きだと勘違いするケースは少なくありません。手に入らない存在だからこそ、執着している可能性もあります。
なぜその人でなければならないのか冷静に考えて、本当に好きなのかどうか自分の気持ちを見極めましょう。
既婚者との接触をできるだけ控える
既婚者を好きになったら、既婚者との接触をできるだけ控えることをお勧めします。
既婚者と物理的に距離を置くことで冷静になり、自然と気持ちが冷める可能性があります。
電話やLINEなどのやり取りを避け、SNSもチェックしないようにしましょう。連絡先を削除するのも一つの手です。仕事上の関わりがある場合は、簡単な挨拶や仕事に必要な情報交換のみ行い、雑談やプライベートな話題は避けることをお勧めします。
既婚者と物理的に距離をとって、既婚者との接触をできるだけ控えるよう心がけましょう。
夢中になれることを見つける
既婚者を好きになったら、夢中になれることを見つけることをお勧めします。
趣味やスキルアップのための勉強など、夢中になれることを見つけてひとり時間を充実させることで、自然と既婚者に対する感情が薄れていく可能性があります。
既婚者を意識する時間を減らし、自分のために時間を使いましょう。
積極的に新しい出会いを求める
既婚者を好きになったら、積極的に新しい出会いを求めることをお勧めします。
気になる異性を見つけることで、既婚者に対する恋愛感情が冷める可能性があります。
気が向かなくても、積極的に異性との出会いの場に足を運ぶことで新しい相手が見つかるかもしれません。SNSやアプリを利用して、共通の趣味を持つ異性と交流するのも良いでしょう。
あなたが心惹かれる異性は、好きになった既婚者だけではないはずです。積極的に出会いの場に参加してみましょう。
既婚者を好きになったら諦めるのがあなたのため
既婚者を好きになったら、諦めるのがあなたのためです。
既婚者との交際は、先のない関係です。独身者と交際していれば得られたはずの幸せな未来を失い、あなたの貴重な時間を浪費することになります。気づいたときには、すでに婚期を逃しているかもしれません。
「慰謝料を請求されるかもしれない」「家族や友人、キャリアを失うかもしれない」との不安を抱える既婚者との恋愛で、幸せを感じられるでしょうか?
多くの人を傷つける可能性がある恋心は、遅かれ早かれ諦めなければならない時がきます。罪悪感や不安に苛まれる不倫に足を踏み入れる前に、既婚者への気持ちを断ち切りましょう。
まとめ
既婚者を好きになったら、好きな気持ちだけで突っ走ることなく、冷静に考えることが大切です。一線を越えると、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
既婚者に対する恋愛感情は、きっぱりと断ち切るのがあなたのためです。
好きになった既婚者を特別な相手だと思うのも無理もありませんが、結婚している限り、あなたのことを幸せにはしてくれません。あなたのことを一番に考えてくれる人との出会いを求めて、行動してみることをお勧めします。