妻の浮気が発覚したあなたは、妻を許して結婚生活を続けるべきか、離婚して新たな生活をスタートさせるべきか、思い悩んでいることとお察しします。
この記事では、妻の浮気を許すべきか悩んだら判断すべきことや、浮気を許す条件として妻に伝えたいことなどを紹介します。
あなたの選択によって、今後の生活が大きく変わります。後悔のない選択ができるよう、この記事がお役に立てば幸いです。
目次
妻の浮気を許すべきか悩んだら判断すべき4つのこと
妻の浮気を許すべきか悩んだら判断すべきこととして、主に以下の4つが挙げられます。
- 浮気を許したその後の生活について妻と話し合いができるか
- 妻が浮気した理由を確認して改善しようと心がけられるか
- 浮気した妻と再びスキンシップを取れるか
- 子どもに及ぼす影響を考えて行動できるか
妻を許すかどうか判断する際の参考にしていただければ幸いです。
浮気を許したその後の生活について妻と話し合いができるか
浮気を許したその後の生活について妻と話し合いができるかどうかが、今後のあなたの判断を左右するポイントになるでしょう。
妻の浮気を許して夫婦関係の再構築を望むのであれば、妻との話し合いは欠かせません。
妻に反省する姿勢が見られなければ、再度浮気をするおそれがあります。わだかまりを残したまま夫婦生活を続けても、いつか妻への不信感が爆発してしまうかもしれません。
あなたが今抱えている気持ちを素直に妻に伝えられるか、これからの生活についてお互いが納得できるまで夫婦間でしっかり話し合いができるか考えてみましょう。
妻が浮気した理由を確認して改善しようと心がけられるか
妻の浮気を許すべきか悩んだら、妻が浮気した理由を確認して改善しようと心がけられるか考えてみましょう。
妻が浮気をしたのは、夫であるあなたにも原因があるかもしれません。
例えば、以下のようなことがきっかけで、妻が浮気をした可能性があります。
- 妻とコミュニケーションが取れていなかった
- 家事や育児をすべて妻に任せていた
- 家族のために時間を割いていなかった
- セックスレスになっていた
これらの理由があるからといって浮気が正当化されるわけではありません。
しかし、妻が浮気をした理由があなたにもあるなら、改善する姿勢をみせなければ妻の心はどんどん離れていくでしょう。
妻が浮気した理由を確認し、あなたにも原因があった場合は改善しようと思えるか考えてみましょう。
浮気した妻と再びスキンシップを取れるか
妻の浮気を許すべきか悩んだら、浮気した妻と再びスキンシップを取れるか考えてみましょう。
妻の浮気を許すということは、あなたを裏切った妻との結婚生活を続けるということです。他の男性と関係を持った妻とのスキンシップを不快に感じるのであれば、夫婦関係を再構築するのは難しいかもしれません。
浮気した妻とキスやハグ、セックスができるか考えてみましょう。
子どもに及ぼす影響を考えて行動できるか
妻の浮気を許すべきか悩んだら、子どもに及ぼす影響を考えて行動できるかを考えてみましょう。
「浮気した妻は許せないが、子どものために離婚はしたくない」との思いから、結婚生活を続けるケースもみられます。
しかし、両親の仲が悪く、ギスギスした雰囲気で生活を続けるのは、子どもに悪影響を与えるおそれがあります。夫婦関係を再構築する気がないのに、子どもを離婚しない言い訳にしてはいけません。
結婚生活の継続と離婚のどちらを選択するにしても、子どもに及ぼす影響を考慮しましょう。
浮気を許す条件として妻に伝えたい2つのこと
浮気を許す条件として妻に伝えたいこととして、主に以下の2つが挙げられます。
- 浮気相手との関係解消が必須であること
- 許すのは一度限りであること
これらの約束事や浮気の事実などを記載した誓約書を作成するのも、浮気の再発防止策として有用です。
浮気相手との関係解消が必須であること
浮気を許す条件として、浮気相手との関係解消が必須であることを妻に伝えましょう。
結婚生活を続けるのであれば、浮気相手ときっぱり別れることが前提であることを妻に理解させる必要があります。夫婦間の信頼関係を回復するためにも、浮気相手との関係を解消することを約束させましょう。
許すのは一度限りであること
浮気を許す条件として、許すのは一度限りであることを妻に伝えましょう。
二度目はないことを理解させるために、浮気が再発した場合のペナルティを夫婦間で決めておいても良いでしょう。
浮気が再発した場合のペナルティとして、以下のような事項が挙げられます。
- 浮気が再発した場合の違約金を定める
- 次に浮気をした場合は離婚する
浮気を許すのは一度限りであることを、妻にしっかりと理解させましょう。
妻の浮気を許す夫がその後の再構築のために心がけるべきこと
妻の浮気を許す夫がその後の再構築のために心がけるべきこととして、主に以下の3つが挙げられます。
- 妻の浮気を蒸し返さない
- 妻を束縛したり監視したりしない
- 妻に対する気持ちを素直に伝える
許すと決めたら、浮気した妻を受け入れて前に進まなければなりません。今後の行動の参考にしていただければ幸いです。
妻の浮気を蒸し返さない
妻の浮気を許すと決めたら、妻の浮気を蒸し返さないよう心がけましょう。
妻の裏切りによる心の傷は、簡単に癒えるものではないでしょう。「浮気した妻を許して再構築する」と決心しても、言いようのない苦しみや悲しみに幾度も襲われるかもしれません。
しかし、妻に対してその苦しみや悲しみをぶつけるために浮気を蒸し返しても、何の解決にもなりません。お互いに気まずくなって夫婦関係がさらに悪化し、結局離婚することになりかねません。
夫婦関係を再構築すると決めたら、夫婦で前を向いて進んでいける環境を整えましょう。
妻を束縛したり監視したりしない
妻の浮気を許すと決めたら、妻を束縛したり監視したりしないように心がけましょう。
妻の浮気が発覚すると、再発をおそれて不要な外出を禁止したり、GPSアプリで常に位置情報を確認したりするケースは少なくありません。
過度に束縛したり行動を監視しすぎたりすると、互いに精神的に疲弊してしまい、夫婦関係の修復が難しくなる可能性が高いです。
不安になるのも無理もありませんが、妻を束縛したり、監視したりするのはやめましょう。
妻に対する気持ちを素直に伝える
妻の浮気を許すと決めたら、妻に対する気持ちを素直に伝えましょう。
信じていた妻に裏切られたあなたの苦しみは察するに余りありますが、妻もあなたに対する罪悪感で苦しんでいるかもしれません。どうすれば許してもらえるのかわからず、悩んでいることも考えられます。
今後妻とどのような関係を築きたいと思っているのか、妻にあなたの気持ちを素直に伝えてみてはいかがでしょうか。辛い気持ちをストレートに伝えてみるのも良いでしょう。
自分の気持ちを正直に伝えることは、再構築をする上でとても重要です。お互いに気持ちを素直に伝え合ううちに、夫婦の未来がみえてくるかもしれません。
まとめ
妻の浮気を許すべきかどうかは、今後の人生を大きく左右することになりかねない大きな決断です。焦らずに、落ち着いて判断するよう心がけましょう。夫婦関係を再構築するためには、お互いの努力が欠かせないことも忘れてはいけません。
妻の浮気にけじめをつけるために浮気相手に慰謝料を請求したいとお考えなら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、不貞問題に関する累計10,000件以上のご相談をお受けしているため、豊富な実績と解決ノウハウを有しています。
初回相談は30分無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください。