あなたは今、ズルズルと続けてしまった不倫に終止符を打ちたいのに、不倫相手となかなか別れられないことに悩んでいませんか?
この記事では、不倫相手と別れたいのに別れられない5つの理由や別れらない不倫相手との関係を絶つ5つの方法などを紹介します。
不倫をすると冷静な判断力を失ってしまう人が多く、明るみに出てはじめて事の重大さに気づくケースも少なくありません。
この記事が、不倫相手との別れを決断するきっかけになれば幸いです。
目次
不倫相手と別れたいのに別れられない5つの理由
不倫相手と別れたいのに別れられない主な理由として、以下の5つが挙げられます。
それぞれの理由について、以下で詳しく紹介します。
本当は別れたくない
不倫相手と別れたいのに別れられない理由として、本当は別れたくないケースが挙げられます。
不倫相手に別れを告げれば焦りを感じて配偶者との離婚を決意してくれるのではないか、との思いから、本当は別れたくないのに別れを告げるケースは多くみられます。
「妻とは離婚するから」などと言われたまま月日は流れ、気づけば何年も不倫を続けてしまっているケースは少なくありません。
別れたいのに別れられないのではなく、本当は別れたくないのではありませんか?
不倫相手のことを本気で愛してしまうと、いけないことだと頭では分かっていても、関係を終わらせたくないと思ってしまうのも無理もありません。
「本当は別れたくない」というあなたの本音が、別れられない原因かもしれません。
与えられるだけの恋愛にハマってしまった
不倫相手と別れたいのに別れられない理由として、与えられるだけの恋愛にハマってしまったケースが挙げられます。
金銭的に余裕のある人と不倫している場合、高級なレストランやホテルに連れて行ってもらったり、ブランドバックなど高価なものを買ってもらったりすることもあるかもしれません。その上、愛情表現もしっかりしてくれるとなれば、「奥さんよりも愛されている」と感じられることでしょう。
そのような状況に慣れてしまうと、別れようと思って同年代の独身男性とデートをしてみても不倫相手と比べると物足りないと感じてしまい、結局別れを決断できないのも無理もありません。
贅沢なデートやプレゼントを与えられる恋愛にハマってしまったことが、別れられない原因かもしれません。
無自覚に不倫相手に依存している
不倫相手と別れたいのに別れられない理由として、無自覚に不倫相手に依存しているケースが挙げられます。
相手が既婚者であれば、いつでも連絡を取り合ったり、デートをしたりするのは難しいでしょう。基本的に既婚者である不倫相手の都合に合わせることになるでしょうから、不安や寂しさを抱えてしまうのも無理もありません。
相手には多くを求められない状況下で、たとえ一時的であったとしても心が満たされた場合、その快楽が脳内では報酬として強く記憶されます。再度同じような不安や寂しさを感じたときに、その快楽が脳内に呼び戻されて、報酬を得ようとします。これが何度も繰り返されることで習慣化してしまい、なかなか抜け出せなくなるのです。
人間はリスクを冒した時の報酬を特に強く感じる傾向があります。不倫には、当事者の一方もしくは両方が結婚しているという大きな壁があるため、得られる快楽はとても強いものといえます。快楽を得たいという要求を理性では抑えきれず、何度も繰り返すうちに断ち切れなくなり、不倫相手に依存してしまうケースは少なくありません。
無自覚に不倫相手に依存していることが、別れられない原因かもしれません。
不倫相手が裕福で金銭的な援助を受けている
不倫相手と別れたいのに別れられない理由として、不倫相手が裕福で金銭的な援助を受けていることが挙げられます。
不倫相手から援助を受けている場合、不倫相手との別れはあなたの生活に大きな打撃を与えかねません。援助を受けることでお金に余裕のある生活が送れているのであれば、なおさら別れを決断するのに勇気がいることでしょう。不倫相手との別れは、お金がない元の生活に逆戻りすることを意味するためです。
不倫相手に対する愛は冷めているのにもかかわらず、援助を打ち切られたくがないために、不倫関係を継続していませんか?
不倫相手から金銭的な援助を受けていることが、別れられない原因かもしれません。
不倫相手に関係の継続を強要されている
不倫相手と別れたいのに別れられない理由として、不倫相手に関係の継続を強要されていることが挙げられます。
不倫相手に対して別れを告げたところ逆上し、「家族や職場に不倫の事実をバラす」「別れるなら殺してやる」「別れるくらいなら死んでやる」などと脅されるケースもみられます。
不倫相手が感情的になって関係の継続を強要してくる場合、話し合いで解決を図るのは困難でしょう。恐喝やストーカー行為など、不倫相手の行動がエスカレートすることも考えられます。
逆上した不倫相手を前にしたら、恐怖心を抱いて別れを切り出せないのも無理もありません。
不倫相手に関係の継続を強要されていることが、別れられない原因かもしれません。
別れらない不倫相手との関係を絶つ5つの方法
別れられない不倫相手との関係を絶つ主な方法として、以下の5つが挙げられます。
それぞれの方法について、以下で詳しく紹介します。
不倫を終わらせる覚悟を決める
別れられない不倫相手との関係を絶ちたいなら、不倫を終わらせる覚悟を決めましょう。
「別れたいけど不倫相手のことがまだ好き」「別れたいけど別れたくない」など、複雑な気持ちを抱えていませんか?
不倫相手に対する自分の気持ちを押し殺して別れを告げるのであれば、大きな痛みを伴うことでしょう。そのため、不倫相手と別れるためには、「きっぱりと別れる」という強い覚悟を持つ必要があります。
明るい未来を手に入れるためにも、不倫を終わらせる覚悟を決めて、不倫相手との関係を絶ちましょう。
事前に別れの理由を言語化しておく
別れられない不倫相手との関係を絶ちたいなら、事前に別れの理由を言語化しておきましょう。
なぜ不倫を終わらせたいのか、別れたい理由を不倫相手にはっきりと伝えられるように、伝える前に言語化しておくことをお勧めします。
「不倫はよくないことだから」「配偶者と離婚してくれないから」など、別れたい理由を不倫に繋げることは避けた方がよいかもしれません。「本当は別れたくないが仕方なく別れる」という印象を不倫相手に与えてしまい、引き止められたり、押しに負けてしまったりして別れられない可能性があるためです。
相手の性格にもよりますが、はっきりと別れの意思と理由を伝えた方が、あなたの別れの決意が強いことが伝わりやすいでしょう。
事前に別れの理由を言語化しておき、はっきりと別れの理由を伝えて不倫相手との関係を絶ちましょう。
不倫相手に嫌われるような振る舞いをする
別れられない不倫相手との関係を絶ちたいなら、不倫相手に嫌われるような振る舞いをするのもひとつの方法です。
不倫を終わらせる覚悟を決めたつもりだけど気持ちが揺らいでしまう、別れの理由が曖昧ではっきりと伝えられそうにない場合、ズルズルと関係を継続することになりかねません。
自分で別れを告げるのが難しいなら、わざと不倫相手に嫌われるような振る舞いをして、不倫相手から別れを切り出してもらうことも手段のひとつです。不倫相手にとって都合がいい振る舞いをやめれば、あなたとの関係を続けるメリットを感じられなくなり、別れを切り出す可能性があります。
不倫相手に嫌われるような振る舞いをして、不倫相手から別れを切り出すよう仕向けるのも、不倫相手との関係を断つ方法のひとつといえます。
不倫相手にはっきりと別れを告げる
別れられない不倫相手との関係を絶ちたいなら、不倫相手にはっきりと別れを告げましょう。
不倫相手に対して、不倫をやめたいことをはっきりと伝えることはとても重要です。
曖昧な意思表示ではあなたの決意の強さが不倫相手に伝わらず、関係を継続するよう説得されてしまうかもしれません。
不倫相手と別れる決意を固めたら、不倫相手のことよりも自分の都合を優先して、不倫をやめたいことをはっきりと伝える必要があります。
不倫相手にはっきりと別れを告げて、不倫相手との関係を解消しましょう。
不倫相手との連絡を絶って距離を置く
別れられない不倫相手との関係を絶ちたいなら、不倫相手との連絡を絶って距離を置きましょう。
不倫相手に別れを告げたら、電話やLINE、SNSなどの連絡手段をすべて断つことをお勧めします。別れた直後は、寂しさからつい連絡をとりたくなることでしょう。不倫相手から連絡があれば気持ちが再燃してしまい、復縁してしまうおそれもあります。
あなたから連絡を取ることはもちろん不倫相手からの連絡も遮断できるよう、以下のような方法をとっておくとよいでしょう。
- 不倫相手の連絡先を削除する
- 不倫相手からの着信を拒否するよう設定する
- LINE・SNSなど不倫相手のアカウントをブロックする
- 携帯電話を解約する・電話番号を変える
不倫相手との別れを機に転居して、物理的に不倫相手と離れるのも効果的です。
不倫相手と別れたら連絡を完全に絶ち、復縁したくなる気持ちを防ぎましょう。
情が邪魔をして別れの決意が揺るぐ時に思い浮かべるべき2つのこと
情が邪魔をして別れの決意が揺るぐ時には、不倫を続けるリスクを思い浮かべて、そのリスクを不倫相手に負わせられるかを考えてみましょう。
不倫を続けるリスク
情が邪魔をして別れの決意が揺らぐ時は、不倫を続けるリスクを思い浮かべましょう。
不倫はさまざまなリスクを伴う、危険な行為です。
不倫を続ける主なリスクとして、以下の5つが挙げられます。
- 不倫相手の配偶者に関係がバレて慰謝料を請求される
- 社会的信用やキャリアを失う
- 大切な友人を失う
- 家族・親族との関係が悪化してしまい孤独になる
- 不倫で大切な時間を浪費してしまう
不倫の事実が明るみに出れば、大きな代償を支払うことになりかねません。
お金・仕事・友人・家族との関係など、あなたがこれまでに築き上げてきたものをすべて失うとしても不倫を続けたいのか、今一度しっかり考えてみましょう。
不倫のリスクについて、詳しくは「不倫を続けるか悩んだら確認すべき不倫がもたらす5つのリスク」をご参照ください。
そのリスクを不倫相手に負わせられるか
情が邪魔をして別れの決意が揺らぐ時は、そのリスクを不倫相手に負わせられるか考えてみましょう。
本当は別れたくないのであれば、あなたは不倫相手を大事に思っているはずです。恋愛感情は薄れてきているとしても、情があるのであれば、不倫相手を大切に思う気持ちがある程度あるでしょう。
そんな大切な存在である不倫相手に、不倫のリスクを負わせられますか?
不倫は当事者2人の共同不法行為であるため、あなただけでなく、不倫相手も前述のリスクを背負っているのです。
不倫相手にリスクを背負わせることが正しいのか、今一度しっかり考えてみましょう。
不倫相手から脅迫されている場合は警察への相談も検討を
不倫相手から脅迫されている場合は、警察への相談も検討しましょう。
「別れたら家族や職場に不倫の事実をバラす」「別れるなら殺してやる」などと脅されている場合、あなたから別れを告げにくいため、ご自身での対応は難しいといえます。
不倫相手があなたに執着するあまり、待ち伏せやつきまといなどの執拗なストーカー行為に悩まされることも考えられます。
不倫相手の行き過ぎた行為は、犯罪行為に該当する可能性があります。
不倫相手から脅迫や恐喝、ストーカー行為などをされている場合は、警察などの然るべき機関に相談して適切に対処しましょう。
不倫相手と別れて未来ある恋愛をしましょう!
不倫相手と別れて、未来ある恋愛をしましょう。
不倫に夢中になると、周囲のことがみえなくなりがちです。あなたが先の見えない不倫に時間を費やしている間に、友人は周囲に祝福される結婚をしたり、愛する人との子どもを出産したりと、ライフステージを変化させているかもしれません。
未来がないうえにハイリスクな不倫関係は解消して、自分のために大切な時間を使いませんか?
不倫を終わらせる覚悟を決めて、幸せな未来への一歩を踏み出しましょう。
まとめ
一度不倫の道に足を踏み入れてしまうと、なかなか抜け出せないケースは多いです。しかし、不倫は得るものは少なく、失うものは多いハイリスクな関係です。今すぐ不倫相手と別れるための一歩を踏み出し、不倫に終止符を打ちましょう。
不倫のリスクが現実化し、相手の配偶者から慰謝料を請求されてしまったら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は不倫問題に関する累計10,000件以上のご相談をお受けしているため、豊富な実績と解決ノウハウを有しています。初回相談は30分無料です。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。