更新日:2026年2月26日 (木)

公開日:2024年8月29日 (木)

部下との社内不倫は危ない?部下との社内不倫に潜む5つのリスク

部下との社内不倫は危ない?部下との社内不倫に潜む5つのリスク 部下との社内不倫は危ない?部下との社内不倫に潜む5つのリスク

サマリー

上司と部下の関係から、不倫に発展するケースは少なくありません。

仕事ができて、頼れる上司は、部下から見たらとても魅力的に見えるでしょう。
しかし、社内不倫はバレやすいだけではなく、会社の人間関係やあなたのキャリアに大きな影響を与えます。

あなたが今、部下と不倫関係にあるのなら、この記事を読んで今後の関係を考え直すのもひとつでしょう。

この記事では、主に、部下との不倫に伴う5つのリスクについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

部下との不倫には特有の問題が!部下との不倫に伴う5つのリスク

部下との不倫に伴うリスクは、次の5つです。

別れてくれない可能性

別れてくれない可能性があります。

部下との不倫のケースでは、相手は年下である場合が多いでしょう。
あなたよりも本気であなたとの関係を継続したいと考えている可能性が高いです。

ご自身には配偶者がいる、もしかしたら子どももいる人もいるでしょう。
部下との今の関係は楽しいけれど、不倫がバレたら配偶者も子どもも失う覚悟はない人がほとんどでしょう。

しかし、相手が年下で独身であれば、本気で将来を考えて交際している可能性が高いです。
不倫がバレそうだから別れたいと思っても、簡単には別れてくれない可能性が高いでしょう。

配偶者や会社に関係をバラすと言われる可能性

配偶者や会社に関係をバラすと言われる可能性があります。

部下があなたと本気で交際をしていた場合には、別れを切り出した際に、「奥さん(旦那さん)に全部言いふらしてやる。」「会社にバラす。」と言われる可能性があるでしょう。

社内不倫の場合には、会社に不倫をバラされたらとんでもないことになりますよね。
しかし、本気で交際をしている人の中には、不倫がバレてもいいと考えていることが少なくありません。

別れを切り出したら、自分よりも配偶者を選んだのだと考え、逆上することもあるでしょう。「自分は捨てられて辛い思いをしているのに、相手は奥さん(旦那さん)や子どもがいて普通に暮らしているなんて許せない!」と考える人もいます。

不倫がバレそうだから別れたいと思っても、配偶者や会社に関係をバラすと言われる可能性が高いでしょう。

セクハラを主張される可能性

セクハラを主張される可能性があります。

社内不倫の場合、上司と部下という関係の性質上、不倫がバレた際に、部下が「セクハラをされていた。」「上司から迫られたため、断れなかった。」と主張してくる可能性があります。

自分と部下との関係では、そんな主張をされるなんてありえないとお思いでしょうが、不倫がバレた途端にこのような主張をしてくることは少なくありません。

部下がセクハラを主張してきた場合には、簡単に解決できる問題ではなくなってしまいます。

セクハラを主張された場合の対処法については、次章で詳しく解説しています。

降格処分になる・昇進の機会を失う可能性

降格処分になる・昇進の機会を失う可能性があります。

社内不倫であっても、そのことを理由に会社側が一方的に退職させることは、原則できません。なぜなら、不倫は、会社の業務とは無関係である社員のプライベートな問題に過ぎないからです。

しかし、交際の態様や会社に及ぼした影響の程度によっては退職が認められる場合もあります。退職まではいかなくても、降格処分といった何らかの処分が下される可能性は高いでしょう。

あなたは上司という立場ですから、ある程度今まで仕事で評価され、キャリアを積み重ねてきたことでしょう。しかし、不倫がバレてしまった場合には、今後の昇進の機会を失う可能性もあります。

会社から退職を迫られている場合には、「不倫で退職させることは原則不可!退職を迫られるケースと対処法」をご参照ください。

不倫相手である部下を仕事上優遇していた場合には懲戒処分される可能性

不倫相手である部下を仕事上優遇していた場合には懲戒処分される可能性があります。

部下を仕事上優遇したことで、会社の業務に影響を与えた場合には、懲戒処分される可能性が高いでしょう。

部下が不倫関係を否定し、セクハラを主張してきた場合の対処法

部下が不倫関係を否定し、セクハラを主張してきた場合の対処法は次のとおりです。

早めに弁護士に相談する

早めに弁護士に相談しましょう。

セクハラの主張があった場合、職場から事情聴取がされることになるでしょう。

あなたがいくらセクハラではなかった旨主張しても、会社にセクハラであったと判断されてしまえば、最悪クビになることも考えられます。

したがって、部下からセクハラの主張がされた場合には、早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に依頼することで、会社への対応の仕方をアドバイスしてもらえるでしょう。

メールやLINEのやり取りを証拠として残しておく

メールやLINEのやり取りを証拠として残しておくようにしましょう。

セクハラの主張があった場合、セクハラではなかったことを証明する証拠が必要になります。

日ごろのメールやLINEの親密なやり取りによって、それを証明できる可能性がありますから、セクハラの主張があった場合には、メールやLINEのやり取りを証拠として残しておくようにしましょう。

ほかにも、二人で旅行に行った写真やもらったプレゼント等、一方的な関係ではなく、双方が恋愛感情を持っていたと推測できるようなものは残しておくようにしましょう。

職場での事情聴取では正直に話す

職場での事情聴取では正直に話しましょう。

事情聴取の際に、不倫関係の詳細をできるだけ隠したいと考えるでしょう。

しかし、セクハラの主張があった以上は、嘘を付くことはおすすめしません。

あなたに不利にならないためにも、職場での事情聴取では正直に話しましょう。

同僚に余計なことを話さない

同僚に余計なことを話さないようにしましょう。

気心知れた同僚に弱音を吐きたくなる気持ちもわかります。同僚なら、不倫相手である部下のことも知っていることから、話しやすいでしょう。

しかし、気心知れているからといっても職場の人間に話をするのはおすすめしません。内緒で相談したつもりが、いつの間にか社内中に広まっていたなんてことも考えられます。

社内の噂は広まりやすいですから、同僚に余計なことを話さないようにしましょう。

部下との不倫は、上司であるあなたの責任が大きいと判断される可能性も

不倫は、もちろんその両者に責任があることは確かです。

しかし、上司と部下の場合、一般的に上司の方が立場も年齢も上ですから、責任が大きいと判断されることがあるかもしれません。
社内不倫をした当事者について、上司だから重い処分、部下だから軽い処分というように差を設けることは認められませんが、不倫関係に至った経緯や積極度、セクハラ的要素の有無等で、立場の強い上司により厳しい処分が検討させることはあり得ます。

同じ部署の場合には、望まない部署移動を迫られる可能性もあるでしょう。

部下との不倫は家庭と仕事の両方を失うことに!早めに関係を解消しましょう

部下との不倫は、家庭と仕事の両方を失うことになりかねません。

不倫関係が長期化すると、バレないだろうと警戒心が薄れ、流れに任せてずるずると関係が続いてしまうでしょう。
特に、社内不倫の場合は、別れを切り出すことで不倫相手と気まずくなることを避けたいと考え、交際を継続する傾向にあります。

しかし、今までお伝えしてきたように、部下との不倫には特有のリスクがありますから、早めの関係解消をおすすめします。

円満な関係解消に努める

円満な関係解消に努めましょう。

社内不倫の場合には、関係解消後も同じ職場で働く可能性もあるでしょう。

一方的に関係解消を突き付けたり、急に連絡を無視したりした場合、相手が逆上して、社内の人にあなたの悪い噂を広めるかもしれません。それ以外にも、社内不倫の場合には、関係解消が円満にいかないと、多くの弊害があるでしょう。

関係を解消する際には、きちんと相手と話し合い、円満に関係解消できるよう努めましょう。

できるだけ自分が部署移動・転職を検討する

できるだけ自分が部署移動・転職を検討しましょう。

不倫を理由に、退職をしなければいけないわけではありません。

しかし、今後も同じ職場で働き続けることは、相手との関係が気まずくなるだけでなく、再度関係を持ってしまう可能性が高くなるでしょう。

社内不倫の場合には、どちらか一方が自主退職するケースが多いです。

上司であるあなたが、部署移動・転職を検討してみるのもひとつの方法でしょう。

まとめ

上司と部下から不倫関係になるケースは少なくありません。

しかし、社内不倫は家庭と仕事の両方を失うことにもなりかねません。

バレなければ大丈夫と思っているかもしれませんが、社内不倫はバレやすいです。できるだけ早く、関係解消するのをおすすめします。

社内不倫がバレてしまい慰謝料請求をされている場合には、一度弁護士への相談をおすすめします。弁護士としてお手伝いできることがあるかもしれません。

ネクスパート法律事務所では、不貞問題に強い弁護士が在籍しています。仕事が忙しくて相談に行けない人や遠方にお住まいの方のためにオンライン法律相談サービスも実施しています。初回の相談は30分無料ですので、ぜひ一度ご相談ください。

コラム監修者

SHIZU ISHIDA

SHIZU ISHIDA

所属:東京オフィス

広島県広島市出身。青山学院大学心理学科、東海大学法科大学院卒業後、新司法試験に合格し最高裁判所司法研修所を修了。弁護士として法曹界に入り、刑事、民事、法人案件等幅広い分野の専門知識を習得。弁護士登録10年目にしてネクスパート法律事務所に入所し、現在は主に離婚事件に注力している。

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