自宅不倫が配偶者にバレる5つのきっかけと5つのリスク

  • 最終更新日: 2024.09.24

配偶者が外出している隙に不倫相手を自宅へ招き入れてしまったあなたは、不倫発覚を恐れて、落ち着かない日々を過ごしていることとお察しします。

家族のテリトリーである自宅での不倫は、大きなリスクを招きかねません。

この記事では、自宅不倫が配偶者にバレる5つのきっかけや、自宅不倫が招く5つのリスクについて解説します。

大切なものを失って後悔する前に、不倫相手との関係を改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

自宅不倫が配偶者にバレる5つのきっかけ

自宅不倫が配偶者にバレる主なきっかけとして、以下の5つが挙げられます。

  • ゴミ箱に使用済みの避妊具がある
  • 夫婦のものではない髪の毛がベッドに落ちている
  • 室内に香水の匂いが残っている
  • 普段は選ばないものを飲食した形跡がある
  • 不倫相手のヘアピンやピアスが室内に落ちている

夫婦の生活拠点である自宅での不倫は、配偶者が異変を察知しやすいため、バレやすいといえます。

それぞれのきっかけについて、以下で詳述します。

ゴミ箱に使用済みの避妊具がある

自宅不倫が配偶者にバレるきっかけとして、ゴミ箱に使用済みの避妊具があることが挙げられます。

自宅で不倫相手と肉体関係を持った場合、使用済みの避妊具の処分に困ることでしょう。不倫相手に持ち帰らせるわけにもいかず、何重にもティッシュに包んでゴミ箱に捨て、さらに別のゴミを上から被せる等の処置をしていませんか。

配偶者がゴミを集める際にティッシュの塊を見つけたことがきっかけとなり、自宅不倫がバレるおそれがあります。

夫婦のものではない髪の毛がベッドに落ちている

自宅不倫が配偶者にバレるきっかけとして、夫婦のものではない髪の毛がベッドに落ちていることが挙げられます。

自宅で肉体関係を持った場合、夫婦のベッドを使用するケースが多いでしょう。行為後にベッドメイクをしたつもりでも、不倫相手の髪の毛がシーツや床に落ちているのに気づかないこともあるかもしれません。

配偶者がベッドカバー・シーツの洗濯や寝室の掃除等をする際に、夫婦のどちらのものとも違う長さ・色の髪の毛が落ちているのに気づいたことがきっかけとなり、自宅不倫がバレるおそれがあります。

室内に香水の香りが残っている

自宅不倫が配偶者にバレるきっかけとして、室内に香水の香りが残っていることが挙げられます。

自宅に不倫相手を招くと、不倫相手がつけている香水や使用している柔軟剤等、不倫相手のまとう香りが、室内に残ってしまうことが考えられます。

不倫相手の残り香を気にして普段使わない消臭剤等を使用すると、いつもとは違う行動を怪しまれるかもしれません。

配偶者が帰宅したときに、室内の匂いに違和を感じたことがきっかけとなり、自宅不倫がバレるおそれがあります。

普段は選ばないものを飲食した形跡がある

自宅不倫が配偶者にバレるきっかけとして、普段は選ばないものを飲食した形跡があることが挙げられます。

不倫相手との密会のために準備したスイーツやカクテルなど、自分では選ばない食べ物や飲み物を冷蔵庫に残していませんか。

ケーキが入っていた箱やお酒の瓶などのゴミや、不倫相手が手料理を振る舞ってくれた場合は食材の残りや排水口に残った生ゴミ等からも、誰かが家に入ったことを配偶者に悟られる可能性があります。

キッチンに残した食べ物・飲み物やゴミから、自宅不倫がバレるおそれがあります。

不倫相手のヘアピンやピアス等が室内に落ちている

自宅不倫が配偶者にバレるきっかけとして、不倫相手のヘアピンやピアス等が室内に落ちていることが挙げられます。

不倫相手とリビングで寛いだり、洗面室で身だしなみを整えたりする際に、ヘアピンやピアス等の小物を落としてしまい、そのまま気づかないことも考えられます。

離婚するよう仕向けるために不倫相手が自分の私物をわざと置いていき、不倫を匂わせるケースもみられます。

不倫相手が自宅に残した私物がきっかけとなり、自宅不倫がバレるおそれがあります。

自宅不倫が招く5つのリスク

自宅不倫が招く主なリスクとして、以下の5つが挙げられます。

  • 不倫相手と配偶者が鉢合わせする
  • 不倫相手といるところを近隣住民に見られて噂になる
  • 見守りカメラに不倫の一部始終が録画される
  • 不倫相手がアポなし訪問してくる
  • 配偶者に離婚を言い渡される

それぞれのリスクについて、以下で詳述します。

不倫相手と配偶者が鉢合わせする

自宅不倫は、不倫相手と配偶者が鉢合わせするリスクがあります。

配偶者の外出の予定を確認してから不倫相手を自宅に招いたとしても、予定が変更になって早めに帰宅することもあるでしょう。

例えば、3日間の予定で出張に出かけたが、スムーズに商談が進んだため2日目の夜に帰宅した場合や、子どもの試合観戦に出かけたが、早く試合が終わったため予定していた時刻より早く帰宅した場合等が挙げられます。

配偶者の帰宅予定時刻が迫り、帰るよう促しても、不倫相手がなかなか帰ってくれないことも考えられます。

不倫相手と配偶者が自宅で鉢合わせした場合、言い逃れはできないでしょう。

不倫相手といるところを近隣住民に見られて噂になる

自宅不倫は、不倫相手といるところを近隣住民にみられて噂になるリスクがあります。

自宅付近は顔見知りが多いため、どれだけ用心深く行動しても誰かに見られている可能性があります。

配偶者以外の異性を自宅に招き入れるところを近隣住民にみられた場合、不倫しているのではないかと疑われるのも無理もないでしょう。

近所で不倫していることが噂になれば、家族まで白い目で見られ、今後の生活がしづらくなることが懸念されます。

見守りカメラに不倫の一部始終が録画される

自宅不倫は、見守りカメラに不倫の一部始終が録画されるリスクがあります。

防犯対策や子どもの見守り、ペットのモニタリングのために、配偶者が自宅に見守りカメラを設置していることもあるでしょう。

見守りカメラが設置されていることを知らずに自宅に不倫相手を招いてしまい、不倫の証拠となる動画を残してしまうケースは少なくありません。

あなたと不倫相手が肉体関係を持っている動画が録画されていれば、不倫の有力な証拠となるでしょう。

不倫相手がアポなし訪問してくる

自宅不倫は、不倫相手がアポなしで訪問してくるリスクがあります。

自宅不倫をした場合、当然のことながら、不倫相手はあなたの自宅を把握しています。

不倫相手があなたと配偶者の離婚を望んだり、別れ話がもつれたりした場合に、自宅に押しかけてくるおそれがあります。

感情的になって自ら不倫の事実を配偶者に打ち明けたり、暴力を振るわれて仕方なく肉体関係を持った等の虚偽の発言をしたりすることも考えられます。

不倫相手に自宅を知られることで、アポなし訪問による大きなトラブルを引き起こすおそれがあります。

配偶者に離婚を言い渡される

自宅不倫は、配偶者に離婚を言い渡されるリスクがあります。

不倫は配偶者を裏切る行為です。家族のテリトリーである自宅で不倫したとなれば、配偶者は強い嫌悪感を抱くでしょう。

夫婦の信頼関係が崩れ、離婚を切り出されるおそれがあります。

自宅不倫は悪質度が高いとして慰謝料が高額になる可能性も

自宅不倫は悪質度が高いとして、慰謝料が高額になる可能性があります。

自宅不倫をしたことが悪質だと判断され、高額な慰謝料が認められた以下の3つの裁判例を紹介します。

東京地方裁判所令和2年10月21日付判決|慰謝料250万円

被告と原告の妻の不貞行為によって婚姻関係が破綻したとして、不法行為に基づく損害賠償を求めた事案です。

裁判所は、以下の事実などから、不貞行為の悪質性は相当に高いといえるとした上で、婚姻共同生活の平和が害され原告の精神的衝撃も大きいと推認されるとし、被告に対し、慰謝料250万円の支払いを命じました

  • 約2年間の間、多数回にわたって不貞行為に及んだこと
  • 原告が不在の間に原告の自宅で不貞行為に及ぶことが複数回あったこと
  • 被告が原告の妻に対し、別居や原告から現金を引き出すよう働きかけたこと
  • 被告が原告の妻に対し、冗談だとしても悪質なメールを送っていたこと

このケースでは、不貞行為と相当因果関係のある損害として、慰謝料のほかに弁護士費用25万円が認められています。

東京地方裁判所平成29年8月10日判決|慰謝料250万円

被告と原告の妻が不貞行為に及んだことにより精神的苦痛を受けたとして、不法行為による損害賠償権に基づき、慰謝料の支払いを求めた事案です。

裁判所は、以下の事実などから、不貞行為によって精神的苦痛を受けたと判断し、被告に対し、慰謝料250万円の支払いを命じました

  • 原告夫婦の婚姻期間が5年程度であること
  • 原告夫婦の間に未成熟の子がいること
  • 夫婦の自宅で不貞行為に及んでおり、行為態様が悪質であること
  • 原告に不貞行為が発覚した後も、原告からの交際の中止要求に応じず、交際を続けていること

東京地方裁判所令和3年8月30日判決|慰謝料200万円

被告が原告の妻と不貞関係にあったと主張して、不法行為に基づき慰謝料の支払いを求めた事案です。

裁判所は、以下の事実などから、不貞行為が原因で夫婦の婚姻関係が破綻したと判断し、被告に対し、慰謝料200万円の支払いを命じました

  • 原告夫婦の婚姻関係は、不貞行為当時、3年程度継続していたこと
  • 原告夫婦間には長男がいること
  • 原告に不貞行為が発覚した際、被告は原告の妻と接触しないことを約したにも関わらず、不貞行為を再開したこと
  • 原告夫婦の自宅において、同夫婦の長男が自宅にいるにもかかわらず、繰り返し不貞行為に及んだこと

このケースでは、不貞行為と相当因果関係のある損害として、慰謝料のほかに弁護士費用20万円が認められています。

自宅不倫が配偶者にバレて後悔する前に関係の解消を

自宅不倫が配偶者にバレて後悔する間に、不倫相手との関係を解消することをお勧めします。

自宅不倫が発覚すれば、あなたの信用は地に落ち、大切な家庭を失うことになりかねません。

周囲から冷たい視線を向けられ、キャリアに影響することも考えられます。

不倫は、あなたの人生だけでなく、あなたの家族の人生も一変させるほどのリスクをはらんでいます。

あなたが大切にしてきたものを失ってしまう前に、不倫相手との関係を解消しましょう。

まとめ

家族が暮らす自宅での不倫は、配偶者が異変に気づきやすいため、バレやすいといえます。
不倫がバレると、あなたがこれまでに積み上げてきた信頼は失墜し、これまでの人生とは一変したものになるでしょう。

自宅不倫が配偶者にバレて法的トラブルに発展したら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
ネクスパート法律事務所は、不倫問題に関する累計10,000件を超えるご相談をお受けしているため、豊富な経験と実績を有しています。初回相談は30分無料のため、費用を気にせずご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

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