不貞裁判中に和解を勧められた!和解金額の相場や和解のメリットは?

不貞裁判中に和解の提案 金額の相場やメリットを解説

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「不貞裁判中に和解を勧められたけど、和解金額の相場はどのくらいなの?」
不貞裁判の場合、多くのケースで裁判官から和解の提案がされます。
提示された和解金額が妥当なのかわからないという人は多いでしょう。
せっかく裁判まで起こしたのに、判決ではなく和解で終わらせるメリットがあるのか疑問に思う人もいるかもしれません。
この記事では、不貞裁判の和解金額の相場や和解のメリットについて解説しています。
ぜひ参考にしてください。

不貞裁判の和解金額の相場は?

不貞裁判の和解金額の相場は50~300万円程度です。
裁判官が和解金額を提示するにあたっては、過去の判例や事案の内容を考慮して妥当な金額を検討します。
したがって、示談や判決で解決する場合の相場と大きく異なることはありません。

不貞裁判の和解金額はどのように決まる?

では、不貞裁判の和解金額はどのように決まるのかについて詳しく見ていきましょう。

①裁判官が当事者双方の主張や証拠をもとに見通しを立てる

裁判官が当事者双方の主張や証拠をもとに見通しを立てます。
不貞裁判の場合、一般的に尋問手続きを行う前に裁判官から和解案が提示されることが多いです。
なぜなら、この段階で既に当事者双方の主張、立証が十分なされているため、ある程度裁判官の心証、つまり判決となった場合にどのくらいの慰謝料額を認めるかについての見通しができているからです。
したがって、判決になった場合の見通しを踏まえて、具体的な和解金額が検討されます。

②裁判官が和解金額を含めた具体的な和解案を提案する

裁判官が和解金額を含めた具体的な和解案を提案します。
具体的な和解金額のほか、一般的な和解条項も含んだ和解案が提示されることもあります。
原告・被告への提示は、それぞれ別室で行われることが多く、裁判官から現段階での心証開示がされることも多いでしょう。

③当事者双方が提示された和解金額に合意するか検討する

当事者双方が提示された和解金額に合意するか検討します。
当事者双方から和解案の内容に関して意見が出た場合には、和解金額や和解条項について適宜修正を行います。
和解の本質は互譲ですから、当事者双方が一定の譲歩をしながら話し合いを進めていきます。

④当事者双方が合意した場合には提示された和解金額で和解する

当事者双方が合意した場合には提示された和解金額で和解します。
合意ができた場合には、その内容が和解調書に記載され、不貞裁判は終了します。
合意した内容が記載された和解調書は、後日裁判所から当事者双方に郵送されます。
この和解調書は、確定判決と同一の効力を有します。つまり、相手から慰謝料の支払いがされない場合には、この和解調書をもとに強制執行手続きを取れます。

不貞裁判中に提示された和解金額で合意するメリットは?

不貞裁判中に提示された和解金額で合意するメリットとしては、次の5つが挙げられます。

  • 判決で見込まれる金額よりも高い金額で和解が成立する場合がある
  • 謝罪文言・接触文言など金銭以外の要求も盛り込める
  • 慰謝料を支払ってくれる可能性が高い
  • 判決で終わる場合よりも早期に解決できる
  • 裁判所での尋問手続きが不要になることがある

以下、詳しく見ていきましょう。

判決で見込まれる金額よりも高い金額で和解が成立する場合がある

判決で見込まれる金額よりも高い金額で和解が成立する場合があります。
判決で見込まれる金額と和解で決まる金額は必ずしも一致するわけではありません。
特に、尋問手続きの前に和解の提案があった場合には、その後の尋問手続きで裁判官の心証が大きく変わり、金額が低くなる可能性も考えられます。
したがって、判決で見込まれる金額よりも高い金額で和解が成立する場合があるでしょう。

謝罪文言・接触文言など金銭以外の要求も盛り込める

謝罪文言・接触文言など金銭以外の要求も盛り込めます。
判決の場合、原則金銭の支払いのみでの解決になります。
しかし、和解の場合は、金銭の支払いのほかにも当事者の合意があれば、原則、その内容を自由に決められます。
「お金の問題だけでなく、きちんと謝罪の意を示して欲しい。」
「配偶者と二度と関わらないように約束して欲しい。」
相手の合意次第で、このような内容を和解条項に盛り込めます。
したがって、金銭以外にも柔軟な解決ができる点が和解のメリットと言えるでしょう。

慰謝料を支払ってくれる可能性が高い

慰謝料を支払ってくれる可能性が高いです。
和解は当事者の合意で成立することから、当然相手は慰謝料額について事前に把握したうえでその内容に合意しています。
和解では、相手の資力に不安がある場合には、分割払いの方法にしたり保証人を入れたりと、慰謝料の支払いに関して柔軟な方法を選択できます。
したがって、判決よりも慰謝料を支払ってくれる可能性が高い点がメリットと言えるでしょう。

判決で終わる場合よりも早期に解決できる

判決で終わる場合よりも早期に解決できます。
不貞裁判の場合、平均で半年から長い場合1年以上かかることもあります。
判決に対しては控訴ができることから、控訴があった場合にはさらに解決までの期間が長引きます。和解に対しては控訴ができませんから、和解成立時点で裁判は終わります。
裁判が長引けば長引くほど、精神的負担は大きくなることから、和解による早期解決は大きなメリットと言えるでしょう。

裁判所での尋問手続きが不要になることがある

裁判所での尋問手続きが不要になることがあります。
和解勧告のタイミングは尋問手続き前に行われることが多いため、このタイミングで和解が成立すると裁判は終わることから尋問手続きが不要になります。
尋問手続きは、裁判所に行かなければならないだけではなく、傍聴人も居る公開の法廷で、裁判官や代理人弁護士から不貞の具体的内容を聞かれたり、不倫相手と顔を合わせることになったりと精神的な負担も大きくなります。
尋問手続きが不要になるのは大きなメリットになるでしょう。

まとめ

不貞裁判の和解金額の相場は、示談や判決の場合と大きく異なることはありません。
不貞裁判をしている人の中には、「和解で終わらせてもいいのか?」と思う人もいるかもしれませんが、この記事で解説したとおり、慰謝料を請求している側にとっても和解で終わらせるメリットがあります。
もちろん何よりもご自身の意向が大切ですから、和解を受け入れるかどうか考える際の参考にしていただければと思います。

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