配偶者以外の女性と浮気をしているあなたは、急に浮気相手の女性からの連絡が途絶えたことに悩んでいませんか?これまで頻繁に連絡を取り合っていたのに急に連絡が途絶えたら、「何かあったのではないか」と不安に思うことでしょう。
この記事では、浮気相手の女性から連絡がこない理由や、連絡が来ない場合の心の整理の仕方などを紹介します。
まずは落ち着いてこの記事をご一読いただき、今後についてご検討いただければと存じます。
目次
浮気相手の女性から連絡がこない4つの理由
浮気相手の女性から連絡がこない理由として、主に以下の4つが挙げられます。
- 浮気相手の夫にバレた・バレそう
- あなたへの愛情が冷めた
- 家事・育児・仕事が忙しい
- 関係を継続することが面倒になった
以下で、詳しく紹介します。
浮気相手の夫にバレた・バレそう
浮気相手も既婚者の場合は、浮気相手の夫にバレた・バレそうになっているため、連絡がこないのかもしれません。
浮気をしていることが浮気相手の夫にバレた、もしくはバレそうであれば、配偶者との関係が悪化することを恐れて、あなたへの連絡を避けることが考えられます。
浮気をしていても、夫との離婚を考えている人は少数派でしょう。あなたとの関係が夫にバレたかもしれない、勘付かれたかもしれないと感じれば、あなたとの連絡を避けるのは当然です。
この場合、あなたから浮気相手に連絡をすると、事態が悪化する可能性があるため、連絡は控えた方が良いでしょう。
あなたへの愛情が冷めた
あなたへの愛情が冷めたため、連絡がこないのかもしれません。
愛情が冷めてしまえば、あなたに対する興味や関心も薄れるでしょうから、連絡頻度が減ることが考えられます。
交際期間が長くなればなるほど、あなたの存在が当たり前となって新鮮味がなくなり、飽きが生じてしまいがちです。新たな刺激が欲しくなり、あなたとの関係解消を望んでいる可能性もゼロではありません。
この場合、あなたから浮気相手に連絡をし続けると、「しつこい」「鬱陶しい」などと思われる可能性があるため、しばらく様子をみることをお勧めします。
家事・育児・仕事が忙しい
家事・育児・仕事が忙しいため、連絡がこないのかもしれません。何か事情があって連絡できなくなっていることが考えらます。
急に仕事が忙しくなった、家族が体調を崩して看病が必要になったなど、仕事や家庭の状況が変化した場合、自身の生活を優先するのは当然でしょう。
この場合、状況が落ち着けば連絡がくる可能性があるため、しばらく待ってみると良いでしょう。
関係を継続することが面倒になった
あなたとの関係を継続することが面倒になったため、連絡がこないのかもしれません。
周囲に浮気がバレないように常に気を張り、アリバイ工作を続けるのは、多大な精神的ストレスがかかることが考えられます。
「いつか浮気がバレてしまうのではないか」との不安や、浮気をしてしまった罪悪感を抱えながら生活するのは辛いことでしょう。あなたとの関係を継続することに疲れてしまい、自然消滅を狙っているのかもしれません。
この場合、あなたから連絡をしたところで返答がある可能性は低いでしょう。執拗に連絡すると嫌がらせと判断されるおそれもあるため、連絡は控えた方が良いでしょう。
浮気相手の女性から連絡がこない場合の心の整理の仕方
浮気相手の女性から連絡がこない場合、以下のような方法で心の整理をすることをお勧めします。
- 浮気を続けるリスクを洗い出す
- 浮気をやめるきっかけとして受け入れる
リスクを考えれば、浮気をやめるきっかけとして受け入れやすくなるでしょう。
浮気を続けるリスクを洗い出す
浮気相手の女性から連絡がこない場合、浮気を続けるリスクを洗い出してみましょう。
浮気を続けると、主に以下のようなリスクを抱えます。
浮気相手の夫から慰謝料を請求される
浮気相手も既婚者の場合、不法行為(民法第709条)に基づき慰謝料を請求されるおそれがあります。
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
引用:民法e-Gov法令検索
慰謝料の相場は50〜300万円程度です。慰謝料は浮気の期間や回数、悪質度、相手の夫婦関係に与えた影響など、さまざまな事情を考慮して決められるため、金額に幅があります。高額な慰謝料を請求されれば、今後の生活が立ち行かなくなることも懸念されます。
既婚者との浮気がバレると、浮気相手の夫から慰謝料を請求されるおそれがあることを心に留めておきましょう。
慰謝料の相場について、詳しくは「不倫(不貞行為)の慰謝料相場と過去の判例」をご参照ください。
配偶者から離婚を請求される
浮気の事実があなたの配偶者にバレた場合、配偶者から離婚を請求されるおそれがあります。離婚に伴い、慰謝料を請求される可能性もあります。
配偶者以外の人と性的関係を持つ行為(不貞行為)は、法定離婚事由に該当します。あなたがたとえ「離婚はしたくない」と言っても、配偶者が離婚調停・離婚訴訟などの離婚の訴えを裁判所に提起した場合、あなたの意思にかかわらず離婚が認められる可能性が高いです。
生涯を共にすると誓い合った配偶者を失うかもしれません。配偶者に浮気がバレると、離婚や慰謝料を請求されるおそれがあることを心に留めておきましょう。
社会的信用が失墜しキャリアを失う
浮気の事実が勤務先にバレた場合、社会的信用が失墜しキャリアを失うおそれがあります。
浮気や不倫は倫理に反する行為であり、悪いイメージを持つ人は多いです。勤務先に浮気の事実がバレてしまえば、「浮気や不倫をしている人を信用できない」と思われて、勤務先でのあなたの信用が低下するのは致し方ないでしょう。
昇進や昇給に影響を与えたり、自主退職をせざるを得ない状況になったりするかもしれません。勤務先に浮気がバレると、社会的信用が失墜しキャリアを失うおそれがあることを心に留めておきましょう。
家族や友人との関係が悪化する
浮気の事実が周囲にバレた場合、家族や友人との関係が悪化するおそれがあります。浮気や不倫をする人を軽蔑する人は少なくありません。家族や友人から白い目で見られたり、溝が生まれたりするのも致し方ないでしょう。
涙を流して誕生を喜んだ我が子や、苦楽を共にした大切な仲間を失うかもしれません。周囲に浮気がバレると、家族や友人との関係が悪化するおそれがあることを心に留めておきましょう。
浮気をやめるきっかけとして受け入れる
浮気相手の女性から連絡がこない場合、浮気をやめるきっかけとして受け入れることをお勧めします。
「浮気はいけないことだと頭ではわかっているけどやめられない」などと理由をつけてこのまま関係を継続すれば、浮気を続けるリスクが現実のものとなりかねません。
浮気相手の女性から連絡がこない今が、浮気相手との関係を解消するチャンスです。浮気をやめるきっかけとして受け入れて、浮気をやめる決意を固めましょう。
浮気の慰謝料を請求されたら早期に弁護士に相談しましょう
浮気の慰謝料を請求されたら、早期に弁護士に相談しましょう。
慰謝料請求はご自身でも対応できますが、不安や焦りから不当に高額な慰謝料の支払いに合意したり、不適切な発言をしてより事態を悪化させたりするおそれがあるためです。
早期に弁護士への相談・依頼を進める理由として、以下の4つが挙げられます。
- あなたの状況を考慮した適切なアドバイスをもらえるため、交渉をスムーズに進めやすくなる
- 不当な要求に対し、法的根拠に基づいて毅然と対応できる
- 相手配偶者との交渉は弁護士が代理人として行うため、あなたが直接相手配偶者とやり取りする必要がなくなり、精神的な負担が軽減される
- 示談書の作成も任せられるため、将来起こり得るトラブルを未然に防ぎやすくなる
浮気の慰謝料を請求されたら、落ち着いて対処することがとても大切です。「早く解決したい」と焦ってしまうのも無理もありませんが、ご自身で安易に判断して合意すると、後悔することになりかねません。
浮気の慰謝料を請求されたら、合意する前に、弁護士に相談することをお勧めします。
まとめ
あなたの人生を一変させるほどのリスクを孕む浮気相手との関係は、今すぐ解消すべきです。浮気相手の女性からの連絡が途絶えているこの時を逃す手はありません。浮気相手との関係をきっぱりと断ち切りましょう。
相手配偶者から慰謝料を請求されたら、ぜひネクスパート法律事務所にご相談ください。
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