▼基本情報(案件概要)
• 依頼者: 加害少年の母親
• 対象者(加害者): 息子(18歳・実家同居)
• 被害者: 元交際相手の女性(16歳)
• 事件内容: 恐喝および暴行(少年事件)
• ご相談内容: 被害者との示談交渉、謝罪の代行、および寛大な処分の獲得
▼抱えていた課題
• 直接の謝罪・交渉が不可能: 警察から被害者側への接触(被害者の母親へのLINE等)を固く禁じられており、当事者同士での謝罪や示談交渉が不可能な状態でした。
• 処分の不確実性: 警察での2回の事情聴取(11月21日、12月7日)が終了し、今後の連絡を待つだけの状態であり、ご家族は強い不安を抱えていらっしゃいました。
▼問い合わせ経緯
息子の恐喝・暴行事件について警察の取り調べが終了し、処分を待つ段階で当事務所にお問い合わせいただきました。元々被害者の母親とはLINEでやり取りをする関係性でしたが、事件発覚後は警察から接触を禁止されていました。被害者への心からの謝罪と示談を希望しながらも、自分たちでは身動きが取れず、専門家による迅速な介入が必要な状況でした。
▼ネクスパートだからできたこと・発揮された強み
• 第三者としての迅速かつ適切な示談交渉 当事者間での接触が禁止されている中、弁護士が代理人として速やかに被害者側へコンタクトを取りました。加害少年とご家族の深い反省と謝罪の意を真摯に伝え、感情的になりやすい当事者間の交渉を冷静かつ円滑に進めました。
• 少年事件の特性を踏まえた不処分に向けた活動 長期間の恐喝という厳しい事案ではありましたが、示談を成立させることで「被害回復」がなされたことを家庭裁判所へ強くアピールし、少年の更生環境(実家での同居、母親の監督能力)が整っていることを主張しました。
▼得られた結果
• 被害者側との粘り強い交渉の結果、60万円にて示談が成立しました。
• 示談成立および被害回復が評価され、少年審判において**「不処分」**を獲得しました。
• 前科がつくこともなく、身柄拘束や施設送致も回避できたため、少年の将来の選択肢を守ることができました。
▼ネクスパート担当者からのコメント
本件は、少年の大麻使用という問題が発端となり、長期間にわたる恐喝・暴行に発展してしまったという点で、非常に深刻な事案でした。取り調べが終わった段階でのご相談でしたが、警察から直接の接触を禁じられている中、ご本人もお母様も「どうやって謝罪すればよいのか」と大変焦燥されていました。
私たちが代理人として間に入り、丁寧な謝罪と示談交渉を重ねた結果、無事に60万円での示談が成立いたしました。少年事件において、被害者との示談成立は処分の決定に極めて重要な意味を持ちます。結果として「不処分」を獲得し、前科をつけることなく、少年の未来を守るという最良の解決に至ったことは、弁護士としても大変嬉しく思います。