小林製薬が販売していた「紅麹」を摂取した方が、腎疾患を発症して4名が亡くなられたという報道がありました。
また、同様に「紅麹」を摂取した方100名以上が腎疾患で入院しているとのことです。
小林製薬からは、「想定していない成分を含む可能性がある」とし、商品の自主回収が進められていますが、まだその全容が解明されるには時間がかかる見込みです。
この度、「紅麹」により被害に遭われた方へ、心からお見舞い申し上げます。
ネクスパート法律事務所では、「紅麹」を摂取して腎疾患を発症された方へ、弁護士による無料相談受付を開始いたしました。
小林製薬が販売する商品「紅麹コレステヘルプ」は、2021年4月から販売されていたとのことです。
腎疾患というのは重大な疾病であり、もし「紅麹」により当該疾患が発症したということであれば誠に遺憾です。
一刻も早くお身体が回復されることを御祈りいたします。
原因究明・再発防止や被害回復・適切な賠償請求にあたっては、被害者の側でも一致団結することが重要です。
原因究明や被害者救済を企業側に任せておけば、企業は不都合な事実を公表しなかったり、一部の被害者には多額の賠償をして、逆に一部の被害者には少額で済ませようとするなど、不公平な取り扱いをする可能性があります。
現に、今回も最初の被害の発覚から公表まで1カ月を要しています。
また、「紅麹」の卸先の企業については公表を控えるなどの初動対応も疑問です。
そこで、以下のフォームから被害情報の集積にご協力いただけますと幸いです。
同時にご相談も申し込みいただくことができます。
今後の流れとしては、2024年4月~6月中に被害情報の集積と無料相談を順次行いたいと思います。
その後、被害状況については新しくwebサイトを立ち上げて、可能な限り公表していきます。
また、被害救済のための必要に応じて、正式に企業側との交渉依頼を開始いたします。
その際のご依頼の条件については追って公表させていただきますが、被害者の方にご無理のないような条件を設定させていただく予定です。
被害者が増えてきますと対応できる量に限りが出てくる可能性もございますので、お早めにご相談いただけますと幸いです。
ご家族など代理の方からの申請も可能です。
一刻も早くお身体が回復されることを御祈りいたします。
紅麹とは
蒸した米に紅麹菌を加えて発酵させたもの。
発酵により赤い色素が生まれる。
悪玉コレステロールと呼ばれる血中LDLコレステロールを下げる作用が期待されているが、食品安全委員会によれば、欧州では、紅麹に由来するサプリメントが原因と疑われる健康被害が多数報告されている。
EUでは2014年に規制され、2019年には基準値が厳しくなるなど規制が強化されている。
東京都中央区京橋2-5-22 キムラヤビル7階
ネクスパート法律事務所
代表弁護士 佐藤 塁(東京弁護士会)
代表弁護士 寺垣俊介(第二東京弁護士会)