建設業の法人破産に強い弁護士事務所の選び方|全国規模の経験が再起を分ける

いま本当に苦しくて、「もう限界かもしれない」と感じていませんか。

それでも破産の手続きを進めようと調べた。それだけで、大きな一歩です。

本記事は、少し長いですが、あなたが再出発できるように、弁護士が本気で書きました。

建設業の法人破産で事務所を選ぶとき、ひとつだけ意識してほしいことがあります。それは、建設業の法人破産を全国規模で数多く扱ってきた事務所に相談することです。

実は、法人破産は私たちネクスパートの体感でも、弁護士が扱う業務の中でもトップ3に入るほど複雑な業務です。

しかも、正直、この分野をほとんど扱ったことがない事務所も少なくありません。そこへ、建設業という業種特有の論点が重なると、わずかなミスがそのまま致命傷になりかねません。

経験の浅い弁護士事務所が担当して対応を誤ると、たとえば次のようなことが起きます。

  • 工事中の物件で施主から「詐欺だ」として警察に駆け込まれる
  • 連帯保証人である奥様まで破産に追い込まれる
  • 児童手当を貯めていた子どもの預金が没収される
  • 生命保険・医療保険を解約しなければならない

本記事では、建設業を含め年間192社の法人破産に向き合ってきたネクスパートが、実際の事例を交えて解説します。

また、当事務所は、経営に悩む社長にとって、日本で最も頼れる法律事務所を目指しています。

弊所にご連絡いただいても、破産を無理やり進めたりすることはありません。まずはご相談いただき、「仮に破産する場合の流れ」や「最低限、いつまでに何を決める必要があるか」といったポイントを整理してお伝えします。

その情報があるだけで、未知への不安が和らぎ、状況によっては、前向きに判断しながら経営に向き合う力になることもあるはずです。

「破産手続きという未知への恐怖」を小さくして、いま集中すべきことに集中するために、法律相談をご活用ください。当事務所の対応方針と強みは、以下のページにまとめています。

建設業の法人破産におけるネクスパート法律事務所の具体的な強みをみる

目次

1.建設業の法人破産を完遂するために必要なのは「全国規模の圧倒的な経験」がある事務所に出会うこと

建設業の法人破産で、信頼できる事務所を選ぶうえで最も重要なのは、「全国規模でどれだけ経験を積み上げてきたか」という点でしょう。

冒頭でもお伝えしたとおり、そもそも法人破産は非常に複雑で、弁護士業務の中でも難易度が高い手続きだからです。そのうえ現実には、法人破産を日常的に扱っていない弁護士も少なくありません。

さらに、建設業は、他業種に比べてさらに論点が増えます。

仕掛中の工事や現場の保全、下請け・元請けとの調整、資材・重機、従業員対応など、建設業特有のポイントを押さえないと、以下の事例のように、取り返しがつかない状態になりかねません。

・ケース1:放置・夜逃げに近い状態へ
申し立てのタイミングをミスして債権者に売掛金などの現金を差し押さえられてしまうと、裁判所への予納金や弁護士費用が払えなくなります。費用がなくなれば破産申立て自体ができなくなり、法的な再建を諦めて放置や夜逃げを選ばざるを得ない最悪のシナリオも考えられます。
・ケース2:家族の生活に重大な支障が出る
例えば、子供の奨学金の保証人の切り替えなどの細かな対応を失念すると、破産と同時に子供へ一括請求が行くなどの実害が生じます。
・ケース3:連帯保証人である家族を共倒れから守れない
住宅ローン等でご家族が保証人になっている場合、通常の破産手続き(管財人による不動産売却)では半年以上の時間がかかり、その間に年利20%近い高額な遅延損害金が膨れ上がってしまうケースがあります。
その結果、保証人である奥様まで破産に追い込まれるケースが少なくありません。

正直なところ、これは弁護士個人の経験だけでは限界があります。

建設業の方の未来を守るには、全国規模で難易度の高い案件を数多く扱い、成功も失敗も含めて蓄積していくしかありません。

とくに、建設業の法人破産は、現場や資金の動きが速く、テンプレート通りに進めるだけでは済まない場面が必ず出てきます。

だから私たちは、依頼先を選ぶときに「難しい事情があっても最後までやり切る体制があるか」を見てください、とお伝えしています。

実務上「これは通らない」とされがちな論点でも、状況を丁寧に整理し、根拠を揃えたうえで、可能性があるものはとりあえず全部チャレンジする。そうした姿勢で裁判所や管財人と向き合ってきたかどうかで、結果は変わり得ます。

だからこそ、依頼先を選ぶときは「法人破産をやっています」という言葉だけで判断しないでください。

2.なぜ建設業の法人破産に強い事務所に全国規模の圧倒的な経験が必要なのか?

前章では、全国規模の経験が重要だとお伝えしました。

ただ、経験という言葉だけではピンと来ないですよね。

ここからはネクスパートが実際に見てきたケースをもとに、なぜ経験が建設業の法人破産完遂に直結するのかを、5つに整理して解説します。

  • 困難な事情(不適切な資産処分等)があっても手続きを完遂するため
  • 複雑な法的論点をミスなく捌くため
  • テンプレートを超えた交渉で家族の生活を守り抜くため
  • 現場の混乱を未然に防ぐため
  • 詳細な聞き取りと初動の案内で、経営者の不安を払拭するため

2-1. 困難な事情(不適切な資産処分等)があっても手続きを完遂するため

ひとつめの理由は、建設業の法人破産では、「資産を先に動かしてしまった」など、ややこしい事情があっても最後まで手続きをやり切るためです。

建設業の経営者の方は、悪気がなくても、たとえば

  • 車金融にローン中の車を流してしまった
  • 横領行為をしてしまった
  • 親族に車の名義を移転してしまった

といった行動を、破産申立ての前に取ってしまうことがあるでしょう。

ただ、これは法的には問題になり得るため、裁判所や破産管財人にきちんと説明し、整理していく必要があります。

ところが現実には、こうした事情があると「説明が大変そうだし、見通しが立てにくい」という理由で、受任を断られたり、型通りの対応だけで終わってしまうことがあります。その結果、必要な手続きが進まず、放置や夜逃げのような最悪の方向に転ぶリスクが出てくるのです。

ネクスパートは、難しい事情がある案件ほど、最初の整理がすべてだと考えています。しっかり整理すれば、以下のような複雑な事例でも、解決へ導くことができるからです。

・解体建築業
・負債総額約4000万円

以下の特殊な事情がありました。

事情① 法人の代表でしたが、当初、事実上会計をやっていたのは、代表者の先輩でした。当該先輩の横領も疑われる事案で、裁判所から当該先輩への請求権行使など、手続が長期化することも考えられた事案でした。

事情②残ローンのある車を闇金融に車を売却した事情がありました。ローン中の車は、所有権留保といって、信販会社に所有権があるので、勝手に売却することは違法行為になり、破産の許可も慎重に判断される事案でした。

検討の上、適切な報告をすることで、無事早期に破産が認められる形となりました。長期化しうる事情や、破産の許可に影響しうる事情があったにも関わらず、最速での許可・再建となり、相談者も喜んでおられました。
・内装工事業
・負債総額5000万円

法人名義で借りているマンションがありましたが、実際には役職員は居住しておらず、縁故のある知り合いを住まわせていました。
裁判所に納める金額を少額とする手続の利用には、法人名義で借りている物件の明渡が必須とされていましたが、代表者は、当該居住者への負債があるため連絡しづらい状況でした。

そこで、弊所から居住者に連絡し、状況を説明の上、速やかな明渡を実施しました。結果として、弊所関与の上での迅速な明渡の上で、少額手続での申立が実現できました。
・建設請負業
・負債総額5000万円

ご相談前に複数の法人の自動車を、代表者の親名義に移転していました。破産手続上、他の債権者との関係で不公平な財産隠しとして問題視される可能性をご両親に説明の上、当該自動車をご両親にて売却し、売却した代金を申立費用に充当することで、迅速な申立を実現しました。

早期に、かつ、問題点をなくした形での申立をできたことについて、代表者も満足していました。

もし、「やってしまった」心当たりや、説明が難しい事情があるなら、なおさら、型通りではなく、個別の事情に向き合い、最後まで手続きを完遂させる事務所を選んでください。

2-2. 複雑な法的論点をミスなく捌くため

続いての理由は、弁護士個人の勘や記憶に頼らず、組織としてノウハウを回せるマニュアルや仕組みが必要だからです。

繰り返しお伝えしたように、法人破産は、私たちの体感ですが、弁護士が扱う業務の中でもトップ3に入るほど難易度が高いといえます。

検討すべき法的論点や事務作業が極めて膨大な状態で「経験があります」の一言だけに頼ると、確認漏れが起きやすくなります。1つでもミスすることで、以下のケースのように、そもそも破産手続きすら困難になることもあるのです。

・ケース1:手続きが大幅に遅延し、終わらなくなる
例えば、破産直前に「お世話になった先輩に車両を譲渡した」といった不適切な処理を適切に止められなかった場合、裁判所や管財人がその資産を取り戻すための請求を行います。その調整や調査に膨大な時間がかかることになります。
・ケース2:詐欺を主張される可能性がある
外注先や、仕入れ先への支払いを行わないで破産をすると、場合によっては詐欺になる可能性があります。
例えば、仕入れ代金を最初から支払う意思なく300万円の事業用機械を業者から仕入れて、同じ金額で第三者に転売し、第三者から受領した300万円を、事業用機械の業者への支払いに充てずにそのまま流用した場合には、300万円での仕入れ行為自体が詐欺罪にあたる可能性があります。

社長に詐欺的な意図はないとしても、なるべくそのような指摘を受けないように、事業停止の方法や時期を検討・提案します。
※借り入れで裁判費用を用意したり、特定の人への手続中の返済、財産隠しも厳禁です。

一方で、全国で多くの案件を扱ってきた事務所ほど、その経験を個人の頭の中に置かず、組織で共有できる形に落としていることが多いです。

たとえばネクスパートでは、初動でやるべきことを漏らさないために、約150項目のチェックリストを運用しています。

仕掛中の工事の処理、不公平な弁済の有無、事務所の明け渡し、従業員への対応、現場の保全(警備費用)など、案件ごとに必要な作業を最初に洗い出します。また、判断が難しい法律上の論点についても、過去の解決事例を整理しておき、必要なときにすぐ参照できる形にしています。

だから、途中で「想定外の対応が増えて混乱する」といった事態をできるだけ減らし、手続きを安定して前に進められるのです。

事務所を選ぶときは、ミスを防ぎ、最善の結果に近づけるための組織的な仕組み(マニュアル)がどこまで整っているかを見ましょう。

2-3. テンプレートを超えた交渉で家族の生活を守り抜くため

みっつめの理由は、破産手続きは「会社を畳んで終わり」ではなく、経営者ご本人とご家族の生活を守るために粘り強く交渉・調整する必要があるからです。

なぜこれが重要かというと、現実には多くの弁護士事務所が、手間をかけずに進められる“型通りの処理”を優先しがちだからです。

でも、私たちは、生活を守るための例外的な対応や、調整が必要な論点は、立ち向かえば前例がなくても通ることを証明してきました。

・ケース1:「原則没収」とされる子どもの預金を守り抜く
自治体等から振り込まれた児童手当を貯めていた「お子さん名義の口座」は、どの解説本にも「配当に回すべき資産(没収対象)」と書かれています。

しかし当事務所は、家族の生活維持のために必要不可欠であると粘り強く主張します。実際、教科書的には不可能とされる状況から、150万円ほどの子ども手当が入った口座を全額守り抜いた実績もあります。
・ケース2:生命保険や医療保険を維持する
法人が契約者となっている生命保険や医療保険は解約が原則ですが、年齢や健康状態によっては、一度解約すると二度と保険に入り直せないという切実な問題があります。

当事務所は、解約返戻金相当額を別途用意するなどの複雑な調整を行い、保険契約を個人へ移転させて維持できるよう、裁判所との間で詳細な条件交渉を行います。
・ケース3: 裁判所へ納める費用(予納金)の減額交渉をする
会社に残された現金が少ない中、裁判所から高額な予納金(管財人の報酬等)を求められた際、ただ従うのではなく、「今回の事案は作業量が少ないはずだ」と詳細な報告書をもって反論します。

場合によっては高等裁判所へ不服を申立て(即時抗告)、予納金を数十万円単位で減額させることで、経営者の手元に少しでも多くの再出発資金を残せるよう努めます。

破産は、経営者にとって人生の再出発だと、私たちは考えています。

法律上の整理だけでなく、家族が安心して暮らせる状態をつくるには、定型業務を超えた交渉と調整が欠かせません。

そのためには、過去にどれだけ「家族の生活や今後の人生を、自分事として守り抜く」姿勢で案件に向き合ってきたかという経験がものをいいます。

2-4. 現場の混乱を未然に防ぐため

よっつめの理由は、現場の混乱を未然に防ぐ最小限に抑える必要があるからです。

建設業の倒産で最も深刻なのは、工事途中の現場(仕掛かり案件)を抱えたまま資金が尽き、現場が止まってしまうことです。

特に個人宅などを手掛ける場合、前受金を受け取った直後に現場を放置して逃げ出したとみなされると、施主から「詐欺ではないか」と疑われ、警察への相談につながるリスクも高まります。

この事態を防ぐには、債権者への通知前に裁判所や管財人候補と水面下で綿密な調整を行う「密航型破産」という高度な手法が不可欠です。

ただし、この手続きは、知識があっても実務上の負担が大きすぎるため「対応できない」と断る法律事務所が全国的にも多いのが実態です。

だからこそ、経験のある事務所であれば、次の点で対応が変わります。

  • 裁判所側とも円滑に連携できる体制があるため、難易度の高い密航型事案でも責任をもって引き受けられる
  • 資料収集・整理を組織的に進められるため、本来数ヶ月かかるはずが、状況によっては「1週間で資料を揃え、翌週に申立て」まで一気に進めることも検討できる

キャッシュアウトまで残り1ヶ月といった極限状態からでも、現場が混乱する前に裁判所との事前協議を完了させられるのです。

ですから、一刻を争う建設業の破産では、「受任します」だけで安心しないでください。

資金がなくなる前に、かつ現場がパニックになる前に、最速で申し立てまで漕ぎ着ける組織的な馬力」を備えた事務所を選ぶべきです。

2-5. 詳細な聞き取りと初動の案内で、経営者の不安を払拭するため

最後に、詳細な聞き取りと初動の案内で、経営者の不安を払拭するためです。

法人破産は、ほとんどの経営者にとって初めてのことです。「次に何をすればいいのか」「これから何が起きるのか」が見えない状態が、いちばん不安を大きくしますよね。

しかし、一般的な事務所では、進行に合わせて“後から”対応事項を伝えることも少なくありません。

というのも、法人破産、とくに建設業の案件は経験の差が出やすく、案件を進めながら都度調べ、確認しつつ対応している事務所もあるからです。

そのたびに経営者は慌ててしまい、準備が後手に回って手続きが止まりやすくなります。

一方で、体制の整った事務所なら、独自の聞き取りシートを使い、初動で150項目規模のチェック事項から、その案件に必要な対応を一気に洗い出します。

そして受任直後に、

  • 破産を申し立てるまでの最善のスケジュール
  • 従業員への説明や解雇通知を、いつ出すか
  • お子さまの奨学金の保証人を、どう切り替えるか

といった内容を含む、10項目以上の「いつ、何を、どうすればいいか」を、メール等でまとめて提示します。

今後の流れが明確になれば、迷いにくくなり、必要な準備を順番に進められるようになります。

だからこそ、初動で全体像を示せるだけの経験と体制がある事務所が大切です。

3. 初回面談での「弁護士の姿勢」で事務所の良し悪しを見抜こう

建設業の法人破産に本当に強い事務所かどうかは、ぜひ初回の対面面談で判断してください。

経営者の方は、普段から資金繰りや取引先対応など、厳しい判断を積み重ねてこられています。

だからこそ、初回面談で状況を話したときに、相手の弁護士が「本気でこちらの事情を背負うつもりがあるのか」、それとも「型通りに処理するだけなのか」は、意外とすぐに伝わるものです。

面談では、いま抱えている悩みを率直に投げかけてみてください。たとえば、「お子さんの奨学金の保証人をどう守るべきか」といった、生活に直結するお悩みです。

こうした問いに対して、経験やキャパシティが不足している事務所は、複雑な事情があるだけで受任を渋ったり、裁判所への予納金減額交渉などの手間のかかるチャレンジを最初から否定したりする傾向があります。

依頼先を決めるときは知名度よりも、「この面談で、自分の再出発までの道筋を具体的に示してくれたか」だけを見てください。

4.まとめ

建設業の法人破産に強い弁護士を選ぶなら、『全国規模の圧倒的な経験』がある事務所に出会うことです。

私たちネクスパートは年間192社の法人破産に向き合う、建設業の破産に精通した専門チームです。※実績は2025年時点の数値です

当事務所は、他の事務所で受任が難しいと言われたような深刻な状況でも、ご相談をお受けしています。

状況によっては最短1週間程度で申立てまで進め、裁判所や管財人とも粘り強く調整。お子さまの預金や生活費など、ご家族の生活への影響をできる限り小さくするための方策を一つずつ検討し、可能な範囲で最大限お守りします。

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