弁護士 内山 功基(群馬弁護士会所属) – 採用情報

所属弁護士へのインタビュー

弁護士 内山 功基(群馬弁護士会所属)

弁護士のご紹介

弁護士 内山 功基
高崎オフィス所長弁護士

経歴:
中央大学附属高等学校卒業
中央大学法学部卒業
北海道大学法科大学院卒業
新司法試験合格
最高裁判所司法研修所終了

所属:
群馬弁護士会

弁護士を志した理由

ケンカや争いごとの仲裁役。小さい頃から私は、不思議とそんな役回りをする子どもでした。学校や近所で日々起きる子ども同士の言い争い。まだ子どもながらに、なぜかいつもその間に入って、仲直りをさせるようなことをよくしてきました。
少し大げさかもしれませんが、そんな私がこの世の中にどうやって役に立てるのか。そう考えたとき、自分の性格を最もうまく活かせる仕事が弁護士だと思ったのです。

家族をはじめ、法律の業界に関わる人が周囲にいたわけではありません。父はサラリーマンで、母は専業主婦。典型的な一般家庭で育ちました。「おまえの人生はおまえのもの。自分でしっかり築いていけ。」両親からはそんな教育を受けました。やりたいことを本気でやらせてくれて、中途半端に投げ出したら叱られる。私の自主性や思いを尊重してくれたことには、とても感謝しています。こうして今、弁護士になる目標を叶えることができたのは、小さい頃から自分自身で物事を考え、そこから道を切り拓く力を身につけてきたからだと思います。

私は、新卒で当事務所に入所しましたが、入所の決め手になったのは、代表の佐藤と寺垣とも年齢が近く、何でも気さくに相談ができそうであったことや、これからどんどんと事務所が成長していくのではないかと強く感じたことです。入所が決まった当時は、まだ弁護士が、代表と先輩アソシエイト2人と私の5人、事務局が2人の小規模な事務所で、小さな執務室に寿司詰め状態で仕事をしていましたが、今では東京(本店)のほかに立川、横浜、神戸、大宮、西船橋、高崎と支店が増え、弁護士も20人を超えるまでに成長しました。私は、東京の本店で研鑽を積んできましたが、令和2年6月からは、高崎オフィスの所長を任されることになりました。とても光栄なことですし、高崎支店を他の支店に負けないように成長させていかないといけないという使命も感じています。

当事務所での業務内容

依頼があれば“なんでもやる”、対応できる案件には“全て首を突っ込む”というのが基本スタイルです。ネクスパート法律事務所は処理案件が非常に多く、日々忙しく動き回っています。ですから、他の事務所の弁護士と比べると、おそらく処理した案件数は1.5〜3倍ほど多いはずです。短い年月の中でも、多様かつ多量な案件に携わってきた自信があります。具体的には、特に労働問題や刑事事件、遺産相続などを担当することが多いです。

中でも、私が最も得意としているのが、残業代請求をはじめとする労働問題です。なぜかというと、“数字や論理に強い”からです。実は、弁護士になるために大学は法学部を受験したわけですが、もともと頭は理系でした。
残業代請求は、数字と論理が解決のカギを握ります。労働時間や給料。特に給料には、基本給や職務手当、残業手当、歩合給などいろんな項目がありますよね。その中身を1つずつ細かくチェックしながら、正確な数字と理論をはじき出していきます。私は初回相談の段階から電卓を叩きながら、「これくらいの金額になりますよ」とすぐに見通しをお伝えすることができます。
残業代請求の場合、労働審判という手続きを踏むことが多くあります。裁判ではなく、労働審判官らが労働者と事業主の双方から証拠や意見を聞いたうえで、スピーディーに和解を進める手続きです。このときに、労働審判官らが最終的に提示する金額が、最初に私が計算した金額と合致するケースが多いのです。金額に対する予測の精度の高さ。これは、依頼者様のみなさんから高く評価いただいています。
刑事事件も、得意分野の1つです。刑事は被害者と加害者の対立や闘争といったイメージが強いですが、犯罪をしてしまった加害者や、傷を負った被害者がどう立ち直っていくか。そういう「人生コンサル」のような側面もあり、これも非常に大事な視点だと思っています。
例えば刑事事件を起こしてしまった加害者の場合、これまでずっと順調な人生を歩んできた人が突如罪を犯し、逮捕され、会社を解雇されそうであるとか。あるいは、大学生が安易な犯罪に手を染め、若くして逮捕されてしまった。それまでの環境が一変してしまったときに、人生を一度リセットして、新しい道を歩んでいく、あるいは大人に成長していく。そういう中で、私たち弁護士は、彼/彼女らがどうすればいい人生を歩んでいけるか。それを一緒に考え、支えていく存在でもあります。
事件や裁判の過程でそうしたことを本気で考え、自分なりに理解し、意識を前向きに変化させることができた人は、不思議と裁判で寛大な処分が下るなど、いい結果が得られる傾向にあります。私が担当した方の中には、その後きちんと就職して、むしろそれまでよりも充実した人生を歩んでいる方もいます。

依頼者様との会話ではリラックスしていただいたり、話を引き出すための技術のようなものも必要ですが、弁護士であることを抜きにして、一人の人として自然に寄り添うことも大事だと思っています。考えてみると、私は子どもの頃からケンカの仲裁役をしてきた性格ですし、依頼者様に限らず、知人や友人、あるいは初対面の人など、周りの人からは「本音を喋ってみたくなる」なんて言われることが多いのです。これは自分では客観視しづらいことではありますが、相手の懐に入り込む力が備わっているのかもしれません。
ほかにも、「動じることがなさそう」「落ち着いていて、頼もしい」などともよく言われます。言われてみると、確かに何かに動じるようなことはほとんどありません。そういう安心感のようなものが依頼者様に伝わり、そこから自然と前向きになってもらえているのではないでしょうか。

弁護士としての心がけ・理想の弁護士像

労働問題や刑事事件、遺産相続を中心に、私があらゆる案件に携わる際に一番重視しているのは、依頼者様に納得してもらうために、早い段階で明確な見通しを伝えることです。例えば、「これだけの経験があります。だからなんとかできます」と言うよりも、「◯◯までに◯◯な結果にもっていきます。そのために、こんなことができます」と、できるだけ具体的に時期や結果の見通しを伝えるようにしています。先ほど説明した、残業代の金額を素早く計算することもそうです。そうすることで、依頼者様も「そういう風に進めていくのか」と安心でき、「それが成功なのか」と納得感が湧いてくると思うのです。
依頼者様は心に深い傷を負い、進むべき道がわからず、先がどん詰まって凝り固まってしまっている方が多いです。案件によっては極度の不安状態にあるわけです。特に、社会的に弱い立場にある人ほど助けを求める手段がわからず、路頭に迷っているケースが少なくありません。私が日々接する労働者もそうです。他にも例えば、ひどいいじめを受けた絶望感から、犯罪に手を染めてしまったりすることもあります。特にそうした弱い立場にいる方たちに手を差し伸べ、凝り固まった心身を少しずつほぐしていく。それが私たち弁護士の仕事であり、私自身が強く意識していることです。

さらに、依頼者様だけでなく、争う相手側も納得して終われる。そんな解決方法を導き出せるような弁護士になりたいですね。
もちろん、まずは私に依頼してくださった方にいい結果を出すことが最重要任務ですが、一方でそれは争う相手につらい思いをさせることにもなります。例えば遺産相続なら、兄弟間などでその後も家族関係は続きますよね。こちらがかなりの利益を得たがゆえに、また新たな紛争に発展してしまったら元も子もありません。他にも、特に離婚や不倫問題などでは、依頼者の中には相手を許せない気持ちが強い反面、心のどこかで自分の些細な非を自覚していて、もどかしい気持ちを抱えていることがあります。どうすれば依頼者側も相手側も納得して次の一歩を踏み出せるか。このバランスをとるのは非常に難しいのですが、そんな理想の弁護を追求していきます。
弁護士をやる以上は、周りの弁護士から「この弁護士はすごい」「この人には及ばないな」「この人とだったら、いい解決ができる」と、あらゆる面で一目置かれるような弁護士になるのが目標です。相手の弁護士からもそう思われるようになれば、交渉が早く進み、私の依頼者様のためにもなりますし、相手側のためにもなるからです。そんな風にして、結果的にみんなが納得できるような弁護をしていきたいです。

今後の方向性

引き続き労働問題を中心に、刑事と相続を合わせた3つの分野を軸にしながら、それ以外のジャンルもどんどん開拓していくつもりです。
労働問題は、残業代請求をはじめまだまだ問題が山積しています。タイムカードがないなど、そもそも基本的な勤怠管理すら行われていない会社も少なくありません。勤怠のデータがなければ証拠もつかみづらく、結果的に労働者が泣き寝入りするケースもあります。私はたとえ限られた証拠でも、労働者を救うために今後も全力を尽くす覚悟です。
同時に、労働者側に立った弁護をさせていただいているからこそ、雇う側の企業に対してもいいアドバイスができるとも思っています。近年、労働者を保護するための法整備がどんどん進んでおり、企業の対応は急務です。企業法務の相談も積極的に受けながら、お互いが幸せになれるような労働環境を広げていきたいですね。

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