弁護士 田代 純一(東京弁護士会所属) – 採用情報

所属弁護士へのインタビュー

弁護士 田代 純一(東京弁護士会所属)

弁護士のご紹介

弁護士 田代 純一
東京オフィス所属弁護士

経歴:
福岡県北九州市生まれ
小倉高等学校卒業
岡山大学法学部卒業
神戸大学法科大学院卒業

趣味・休日の過ごし方:筋トレ

当事務所を選んだ理由

いろんな法律事務所でお話を伺いましたが、私はここが一番良いと思いました。理由は、幅広い案件を扱っていて、しかもスピーディーに解決していること。それと、事務所の風通しのよさ、居心地のよさそうな雰囲気があったことです。ここなら弁護士として成長でき、かつ仕事にも集中できると思いました。

ネクスパート法律事務所は、労働問題から刑事事件、離婚、相続、交通事故、債務整理、企業法務などまで、幅広いジャンルを扱っています。特定の分野に特化するのではなく、それぞれのジャンルの経験やノウハウを他の分野にも生かして、できるだけ多くの人に弁護の手を差し伸べたい。そのような方針があります。

代表をはじめ、弁護士やスタッフの距離感が近く、事務所内でよくコミュニケーションをとっているのも特徴でしょう。こうした日頃の関係は、チームで問題解決に当たるときに役立ってますし、依頼者様が気軽に相談しやすい雰囲気もつくれていると思います。

当事務所での業務内容

特に依頼件数が多いのは、刑事事件と企業法務です。

まずは刑事事件。過去に担当した例を紹介しますね。20代の男性が夜道で女性に背後から襲いかかり、強制わいせつの罪で逮捕・勾留され、裁判になったケースです。当時、テレビや新聞でも報道された事件です。彼は短期間の間に、ほかにも同様の事件を起こしていました。状況としては、執行猶予がつくのか実刑になるのか、どちらに転ぶかわからない、とても微妙なラインでした。

結果から言うと、裁判では執行猶予を獲得することができました。このときの弁護で私が意識したのは、「光の当て方」です。

強制わいせつと聞くと、「どうしようもない」「またか」と犯人を攻め立てるような報道が多いです。もちろん、犯人がしたことは許されることではありません。ただ、単に欲望に身を任せた行為かというと、それだけでは片付けられない面もあるんです。そこに世間のイメージとのギャップがあると思います。

強制わいせつに手を染めてしまう人の中には、経済的あるいは精神的に問題を抱えている人が少なくありません。生活に困窮したり、家庭環境が悪くなったり、そうしてストレスやイライラが積もりに積もって、罪を犯してしまう。中には、精神的な病にかかっている人もいます。

あのときの事件でも、実は彼には奥さんがいたんです。それにもかかわらず、なぜ事件を起こしてしまったのか。被告人と何度も接見し、彼が当時どんな状況にあったのか、じっくり話を聞いているうちに、精神的な問題を抱えていることがわかってきました。

そこで、まず私が考えたのは、医療的な措置を講じることです。専門の医師を探し、刑務所を出た後にその医師のもとに通院してもらうことにしました。しっかり治療すれば、再犯の可能性も下がります。それと、奥さんや両親とも話し合って、出所後は家族が彼の行動や精神状態をしっかり管理することを約束してもらいました。

裁判では、こうした治療の計画や家族が見守ってくれる環境にあることなどを主張したのです。それが執行猶予判決につながったのだと思います。犯罪を犯した事実が動くことはありません。ただ、どこに光を当てるか、どこからスポットライトを浴びせるか。それによって、判決を下す裁判官の見え方は変わってくるのです。

次に企業法務。ベンチャーや中小企業の法務が中心で、ネクスパート法律事務所には会社法や労働法に強い弁護士が揃っています。

私がよく担当するのは、例えばM&A(企業買収)の際に行うDD(デューデリジェンス)と呼ばれる買収先の調査です。買収先の企業が残業代の支払いなど労働管理を適切に行っているか、就業規則がしっかりしているか。さらには、株主の履歴確認や契約書の閲覧、許認可・登記関係の確認など、そうしたリーガルチェックを細かく行います。

私たちの場合は、ネクスパートグループの会計事務所と連携して、財務面のチェックは会計士が行います。弁護士による法務DDと合わせて、総合的にサポートしているのが強みです。最近は特に、AI(人工知能)関連の事業を手がけるベンチャーからの依頼が多いですね。

弁護士としての心がけ・理想の弁護士像

弁護士としての心がけ

一番は、依頼者様との信頼関係を構築することです。ただ、これは言葉にするのは簡単ですが、決して一筋縄ではいきません。

では、どうやって信頼関係をつくっているのか。まずはシンプルですが、絶対におろそかにしてはいけないのが、依頼者様との接触回数を増やすことです。先ほど紹介した強制わいせつの刑事弁護でも、私は被告人の男性だけでなく、奥様やご両親とも何度も会って少しずつ信頼関係を築いていきました。

私はよく電話で話を聞きますね。今の時代、依頼者様とのやりとりはメールで済ませることも多いと言われてますが、文字だけだと伝わりづらい微妙なニュアンスがあります。依頼者様のちょっとした心の揺れ動きや、割り切れない感情。そうしたものが、生の声を聞くことで見えてくるのです。そのためなら、私は時間を厭(いと)いません。受任後は何時間でも電話をします。

それと、依頼者様の望む結果を得るため、言いづらいこともしっかり伝えるようにしています。信頼関係をつくるには、依頼者様にとってプラスの話だけをすればいいわけではありません。いい結果を得る。依頼者様に納得してもらう。そのために、ときにはできないことや、言われたら嫌だと思われるようなこともしっかり伝える必要があると思っています。

弁護の仕事は常に相手がいることですし、こちらがいつも満点の結果を得られるわけではありません。でも、弁護士と依頼者様の間に強い信頼関係でつながっていれば、どんな結果であっても気持ちの整理がつけやすかったり、より納得したかたちで次に進めるはずです。

今後の目標は、得意の刑事事件と企業法務について、もっと経験知とスキルをつけること。この2つを軸にしながら、離婚や相続、労働問題などそれ以外の分野も幅広く積極的に受けていきます。まだ経験したことのない分野にもチャレンジしたいと思っています。例えば、今被害が拡大しているインターネットの誹謗中傷記事の削除などにも関心があります。

やはりどんなことであれ、常に新しいことにチャレンジする姿勢は大事にしたいと思います。「身近な困りごとを解決したい」という、弁護士になることを決意したときの思い。それは何年経っても絶対に失わず、常に「今何が問題になっているのか」とアンテナを張り続け、どんどん新しい分野に挑戦していきます。

理想の弁護士像

すべてのジャンルを「安定して」こなせる万能な弁護士です。これは多くいるようで、実は少ないかも知れません。

私の目から見た、世の中の一般的な弁護士像。それは、複数の得意分野をもっていて、それ以外は最低限のスキルを身につけている。そんなパターンが多いように思います。でも、最低限の知識では少し難易度の高い依頼が来たときに、1人ではなかなか対応できないんですよ。

得意分野をいくつか持ちつつも、他の分野もその最低限以上にしっかり伸ばす。これが、私の目指す弁護士像です。他の弁護士が言うような最低限のラインが20〜30点なら、私はどの分野も70〜80点のアベレージを残すイメージです。もちろん、いつだって目指すのは常に100点です。ただ、極端に特異なケースを除けば、私がここで言う70〜80点のアベレージを出せれば、どんな案件でも結果を残せて、依頼者様の期待に応えられるようになります。

私たちネクスパート法律事務所は、1都4県に6つのオフィスを構えており、計20人ほどの弁護士が在籍しています(2019年12月現在)。一人ひとりが特定のジャンルに依存せず、幅広いスキルを身につけています。そんな他の弁護士と切磋琢磨しながらレベルアップし、同時に、一緒にチームを組んでいろんな問題解決に当たっていきます。

どんな分野や案件にも「安定して」対応できる弁護士。早くそんな理想の弁護士になって、1人でも多くの人の困りごとを解決したいと思います。