保釈請求却下に対する準抗告が認容された恐喝被告事件の事例
30代男性・技術職
罪名
暴行罪 結果
懲役1年・執行猶予3年 ご依頼の背景
被告人は、共犯者に人を紹介したり、車の運転をしたりなど債権回収に協力をしました。
しかし、被害者からの通報で立件され、犯行に及んだ被告人及び共犯者2人の計3人は逮捕されました。当事務所へは、被告人からご依頼いただきました。
犯罪行為 | 恐喝被告事件 |
---|
サポートの流れ
前科前歴 | なし |
---|---|
釈放 | 保釈 |
釈放年度 | 平成29年 |
結果 | 懲役1年・執行猶予3年 |
示談 | 成立 |
示談金額 | 34万円 |
提出書類 | 示談書、支払明細書、電話聴取報告書(被害者、妻、勤務先社長) 身元引受書(妻、勤務先社長)、誓約書、住民票 |
裁判所名 | 東京地方裁判所 |
裁判官名 | 大家令和典、佐藤卓生、須藤晴菜 |
特記事項 | – |
被告人の妻及び勤務先の社長に協力を要請し、身元引受書や被告人の誓約書を作成をしながら同時平行で被害者と示談交渉を行いました。
示談は成立したものの、起訴直前であったことから起訴されるに至りました。
起訴後、直ちに保釈請求を行いましたが、実行者が既に保釈されており、実行者との口裏合わせ等の恐れを理由に保釈請求は却下されました。
保釈するため、直ちに被告人の妻及び勤務先の社長が具体的行う監督について記した電話聴取報告書を作成の上、同書面を添付した準抗告申立書を、保釈請求却下がされた日に裁判所に提出をしました。
結果
準抗告は、保釈請求が却下された翌日に認められ、300万円の保釈金で保釈は認められました。
なお、判決は懲役1年、執行猶予3年でした。
その他の解決事例
公衆トイレでの盗撮について、示談が成立しなかったものの不起訴になった事例
ご依頼の背景 ご依頼者様のご両親から、息子が公衆トイレへの侵入で逮捕されたとのご連絡がありました。ご両親から事情をお伺いすると、事件自体はかなり前のものでしたが、防犯カメラ映像等により特定され、逮捕されたとのことでした。...
30代男性・会社員
勤務先のお金を横領した事案。勤務先に被害届を出される前に、勤務先との間で示談し、無事に解決した事例
ご依頼の背景 相談者の旦那様から連絡があり、奥様が会社の事務員として働いているが、1回当たり数千円から1万円くらいの金額を約5年にわたって、横領したとのことで、合計すると数百万くらいになるかもしれないとのことでした。 会...
40代女性・会社事務員
勾留請求が却下された風俗営業適正化法違反事件の事例
ご依頼の背景 深夜に被疑者は、池袋駅前にて風俗店の客引きを捜査中の私服警官に対し行ってしまい、その場で現行犯逮捕されました。 被疑者の逮捕翌日、弁護士会から当番弁護の出動要請を受けて本案件に着手しました。 犯罪行為 風俗...
20代男性・客引き